2013年6月28日金曜日

熱い思い

ある学生から、鉄筋コンクリートの問題がわからないということで、質問に答えていた。事前にヒアリングをすると、どの式を使ってよいのかわからないという状況だという。

いくら解き方を教えたところでも、本質を捉えないと、結局次に別の問題が来た時に対応できないので、本質を理解させることに力を注いだ。概念すら理解できないときには、なんでもいいので既存の概念と同じイメージ(アナロジー)を持つことが必要であり、そのために私が持てうる限りの方法を使って伝授したつもりだ。

高等教育機関での研究や勉強というのは、それ自体の成果や専門知識の理解も大事だが、もっと大事なのは、その過程を通じて、物事の考え方、物事の理解の仕方、勉強の仕方を学ぶことである。

私も力が入っていたので、途中、途中で、そのことを、ダイレクトに改めて学生に伝えた。

そういった話は、普段の講義ではたまに、少人数の講義やゼミでは頻繁に、伝えているつもりだが、今日はある思いもあって、ことさら力が入った。

教育の大切さと醍醐味を改めて感じた3時間だった。途中、エネルギーが何度も切れ、チョコをかじりながら、3時間を終えた。酸欠になったのか、頭がガンガン痛い。

こちらからの一方的な熱い思いなので、成果はあったかどうかは未定であり、手放しで喜んではない。でも、その重要性や、それが好きなんだということを改めて確信した。

得意でない科目についても、そういうことができるところまで高めなければならないので、やっぱり日々勉強である。

とはいえ、毎日フルスロットルで補習的なことはできないので、適宜、バランスを見ながら、となる。

0 件のコメント:

コメントを投稿

排水の陣

1年半前、うちの高専のコンクリート系の教員の最年長になり、材料実験室の管理は私が中心となった。 管理方針としては、3つある。 1) 片付けをする ←整理以前にモノを捨てる必要があった。倉庫番(ファミコンのパズルゲーム→今は死語)すら成り立たず、まず捨てないと動かす場所が...