2015年2月16日月曜日

「知らないことすら知らない」無知 について

以下のリンクの「知らないことすら知らない」無知 という記事を読んで、よくまとまっていると思う。
http://blog.livedoor.jp/mineot/archives/51983108.html

まさにそう思う。世の中には、私が知っていること、知らないということは知っていること(内容は知らないが項目は知っている)、知らないことすら知らないこと、の3種類がある。

これ以上書いても上記と重なってしまうので、この辺にしておく。


要は、その「知らないことすら知らない」ことをどうやって知るのか、について、具体的な行動を起こしているか? そういう仲間・環境を作っているか? という生き方の違いが、その後の人生を大きく変えるのだろうと思う。

私の場合の1つの行動は、薦められた本や事柄を、できるだけフィルターをかけずに吸収することであろうか。とはいえ、時間の都合で、いくつか取捨選択せざるを得ないが、そこで好みを言っていたら、結局フィルターをかけていることになるし、バランスが難しい。


私が、レストランや弁当屋さんでメニューの右から順番に頼んでいくとか、コンビニで何の飲料が良いかと聞かれて右から3番目、と答えたり、大学時代、和田町商店街のお店を強制的に全店訪れて利用してみる、とかも、その感覚に近い。こだわりなさ過ぎ、と言われたりもしたが、まさに、運命の出会を待っているのだ。

2015年2月14日土曜日

引き継がれ、という発想

これからの時期、各所で引き継ぎが行われるが、その多くは引き継ぐ側の自己満足または形式的なやっつけ仕事で終わるような気がする。ただし、事務的な引き継ぎの場合、結局誰がやってもそれで仕事は進むので、そのままでよい。

クリエイティブな仕事に限ると、大事なのは、引き継がれるべき人が、受け身ではなく、能動的な「引き継がれ」を実践することではないか。

少なくとも引き継ぎは、一方通行で終わるものではないと思う。言い換えれば、引き継ぐ人が行うべきことは、「引き継がれ」へのスムーズな橋渡し、ではないだろうか。

1ヶ月もたてば、「聞いてない」が言い訳で通ることはなく、「聞かなかった」だけである。

実際、仕事のできる人からの引き継ぎは、細かい手段ではなく、大所からのポイントのみで、どこを見ればわかる、という感じ位であった。

2015年2月11日水曜日

手前味噌

コンクリート業界以外の方にはどうでもよい話ですが、昨年7月のコンクリート工学年次大会2014(高松)で実施した、広報ツイートを、別の場所にブログ形式で移植しました。ツイッター社のサイトが職場で見られないということへの対処や、JCI四国支部としても大会の記録を残しておくという観点で、移植したものです。

もう半年以上経過しているので情報は古いですが、私としてはとても懐かく、当時のことが生き生きと思い出されます。私と当日初めて会った補助学生1名の2名とで取材をして、ツイートしまくりました。わかるひとにはわかるネタを仕込みながら。

残念ながら大会当日には、そういうサービス?があるというのはあまり認知されていなかったようですが、ざっと写真だけでも閲覧いただければ幸いです。77ツイート分あります。

http://jci2014takamatsu.blogspot.jp/

2015年2月10日火曜日

手帳問題解決か

紙の手帳は欠かせないが、切り替え時期に問題があった。その問題とは、1年前のブログ(リンク)に書いたのでそちらに譲る。


だが、読み返そうとすると冗長なので、以下にまとめる。

1)学校で働いているので、4月始まりが都合が良い。ただし、本質は、来年3月までの手帳が手元にあること、であるので、必ずしも4月始まりである必要はないが。

例:
 4月に始まり、翌3月まで
 1月に始まり、15ヶ月後の3月まで

2)発売時期を早めにして欲しい。
一般的なメーカーの場合、1月始まりは11月中旬から発売、4月始まりは2月中旬から発売のようであるが、12月頃から4月以降の予定が入り始めるので、4月始まり手帳の人にとってはちょっとつらい時期である。1月始まりの人は、その点は特に問題なし。

3)書き写すのは無駄。
オーバーラップする期間の手帳があるが、切り替え時に書き写すのが無駄である。


ということで、私なりの1つの提案としては、
イ)何月始まりでも良いので、6ヶ月を1冊として、6ヶ月毎に発売して欲しい。2冊を使い続ければ、常に、書き写す必要なしにスムーズに手帳が移行できる。
ロ)専用のカバーに、1冊目、2冊目を挟み込んで、疑似1冊として使えば気にすることもない。

としていた。


最近、ほぼ日手帳(ほぼにち、と読む)というのが、2015年版から上半期、下半期の2分冊で手帳を出したということを知った。ただし、1ページ1日という手帳で、今使っていた1ページ7日分と比べると、ページ数が多いのでためらっていた。

しかし、手帳を活用するためには1日の欄が狭いな、ということをふとしたきっかけで認識し、えいやと乗り換えを検討してみることにした。能動的なスケジューリングのためには、もっとスペースが必要なのである。

発売元に問い合わせてみた。

Q)いつ発売するのか、半年後に1冊ずつ発売するのか
A)2015年版(上半期、下半期)は2014年9月に発売した。2016年版(上半期、下半期)は2015年9月に発売を予定している。

ということだった。年1回の発売とはいえ、4ヶ月前に発売になるのであれば、前述の2)に対して満たしている。

ということで、今年に入り2冊目となるが、試用のため注文してしまった。送料を入れて3000円はこれまでの手帳の価格(能率手帳、約1000円)と比べると高い気もするが、私の生涯の友となるのであれば、安いものである。

到着が楽しみだ。

普段接点がない方々との交流会

昨年、ビジネス香川に出演させていただいた(記事はこちら)縁から、年1回行われているというビジネス香川歴代出演者を集めた「ビジネス香川交流会(リンク先に記事あり)」に、先日出席させていただきました(もちろん、会費制)。

以下、写真は私が撮影したものではなく、ビジネス香川編集部のオフィシャルツイッターによるものであり、リンクを貼りつけています。写真のみ著作はビジネス香川にあります。



とにかく会は盛大で、出席者は、歴代ビジネス香川に出演した香川県内の会社社長など、有力者ばかりでした。来賓は、香川県知事、高松市長、代理ではなくご本人。主催者側としては、何と、いろいろな意味で有名な朝日新聞の社長がいらっしゃっていました。これには驚きました。

会の模様はこんな感じです。あくまでも、写真はビジネス香川編集部公式ツイッターで既に公開されている写真です。私の撮影ではありません。その証拠に、私も右後ろの方に写っていますから。


せっかくの機会が与えられたので、いろいろな方に話しかけて交流することを目的に歩き回りました。前から気になっていた酒屋さんの社長さんにコンタクト。すると、四国ダム88箇所巡りを主催しているという。ご本人はダムやコンクリートのことは知らないので、任せているということでしたが、技術者ではない方とコンクリートの話ができるとは。他にも、四国酒蔵88箇所巡り、温泉88箇所巡りなど、合計8つも立ち上げられている。全部で10個位立ち上げるのだとか。

毎年開催していて、どんどん参加者が広がるということなので、来年ももしお呼びいただけるのであれば是非参加したいと思う会でした。得るだけでなく、周囲に貢献できる人財として。


終了後、たまたま、東京時代の知人が高松に来ているという報を受け、ご一緒にお酒を飲みました。4月に高知で会を開くということで、それもまた繋がりそう。


年度末に向けて、疲弊しがちな日々ですが、久々にリラックスした時間を過ごしました。

借りる力

研究をしていて、装置の有無は研究の制約にはならない、してはいけない。本当に必要であれば借りれば良い、というのは、前任校の恩師に良く聞かされた。

実際高専に赴任して、特に構造系の装置や、分析系のものがない。前者は仕方が無いが、後者は自分で稼がねばならないのだが。とはいえ、無いものは仕方がない。今年度は、結構額が大きな装置を県内の2機関と連携して使わせていただいている。

言うは易しであるが、行うは難し。相手にその装置があるかどうかの情報も大事だし、そして、見ず知らずでも相手に飛び込んで連携する行動力、であろうか。たまたま縁あって、今回のことに繋がるが、そもそも、そういう考え方を持っているかどうかで、大きく異なるだろう。

そう考えると、良く大学や高専を訪問した際に実験室見学をすることが多いが、もう少しそういう観点で物色する、というしたたかさがあっても良いかなとちょっと思っている。

飲み会を楽しませる方法

飲み会の際に、ノンアルコールの人は、選択肢が少ない。お店であれば、多少揃えているところもあるが、何かの懇親会などで手製の場合は、幹事の力量にかかっている。

香川に来て感じているのは、車での移動が多いので、会議の後の、その場で設定される(会議室を使った)簡単な懇親会位では、車で帰ることを考えてアルコールを飲まない人が非常に多いことである。私も忙しい時は、車で直行するのでそういうこともある。

仕事のための懇親会は話が中心なので飲み物のクオリティは余りどうでも良いが、一般に、懇親会・歓迎会・忘年会など飲み会に関しては、その開催目的の1つはその場にいる人がそれぞれ楽しめること、であろう。ノンアルコールの人は、値段がかさむお酒を飲んでいないから割引しよう、等の対処がある場合が多いが、ネガティブ思考である。裏を返せば、恩恵を受けていないからお金で解決しよう、というものである。(主張なので、敢えて厳しめに書いています)

私が幹事であったら、満足度に対して会費を払ってもらいたいので、ノンアルコールの人にも、それなりに楽しんでもらえるように設定したい。後ろめたく割引をする必要も無い。

普通の店では、ウーロン茶しか置いていないところも多いし、そのウーロン茶も、大して旨くない。だいぶ前であるが、手製の懇親会でビールやチューハイが並ぶ中、ノンアルコール用に(基本は留学生用だったようであるが)コンビニの98円のウーロン茶紙パックが出されたことがあり、私はそれしか飲むものがなく、そのまずさにオエッとなったこともある。留学生で宗教上飲めない、という学生もいるが、せめて、日本の美味しいものを飲んでいただきたい。


ということで、先日、私の母校の大学で研究室合宿があるということで、差し入れを送った。部屋での研究室の飲み会があるので、酒を贈ろうかと思ったが、OBも多数来るということでお酒は十分あるだろうと考えて、敢えてノンアルコールを贈ってみた。私が懇意にしている酒店は、いろんなバリエーションがあり、味見はしていないが見た目は良さそうなものを幾つかピックアップしてみた。

結果、どうだったかわからないが。

ということで、私は変なことをする変人だとは認識しているが、今回の一件は、既存の概念、習慣という手段に捉われずに、飲み会を楽しくする、ということを追求する思考訓練なのである。

2015年2月1日日曜日

自宅でハードディスク3台壊れた

2014年度は、我が家にとってハードディスク受難の年であった。

8月、これはテレビに関係するが、我が家のハードディスクレコーダーのハードディスクが壊れた。製造後5年ぐらいだろうか。これまで撮りためた、主として子どもたちのテレビ番組が全て吹っ飛んだ。子どもにとっては妖怪ウォッチが厳しかったようであるが・・・・。私はNHKスペシャルなども痛いが、見ていなかったものは仕方が無い。ハードディスク家電は信頼性は信用はしていなかったので、料金を払って販売店による保証に入っており、無料で修理できたが、ハードディスク交換のため、データは救出できず。

遡ること4月、自宅のPCの保存用ハードディスクが壊れた。実際は、壊れていたのはもっと前からもしれないけれども、壊れていることに気づいたのがその時。バッファロー社の外付けハードディスク。かれこれ5年ぐらい経過していたと思うので、耐用年数は過ぎていたので、これは私が悪い。

手動でPCとミラーリングしている予定が、最近幾つかのデータがミラーリングできていなかったため、データ救出のために4万円程度出費。子どもの写真はお金には換算できない。この値段で助かったことは、幸運だったというしかない。ハードディスク基板のコンデンサ不良ということで、単純な論理故障(ソフト的な故障)ではなかったとのこと。ディスクに傷が付いて無くて良かった。冷や汗ものだった。

4月のデータディスク消失トラブル後、バックアップは必ず2系統必要だと判断し、データ救出会社からのデータ提出で得られた新品外付けハードディスクの他に、バッファロー社の外付けハードディスクを1台追加購入した。結果、自宅PC1台に対して、バックアップ外付けハードディスク2台体制に移行していた。

そして1月の正月休み中に、過去の写真をフォルダ整理したのだが、PCで作業をしながら、バックアップの外付け用1台(昨年購入したバッファロー社)の中にメインデータを作った。この時点では、完成データはバックアップはとれていない。というのは、もう1台のハードディスク(データ救出会社から入手したもの)の容量が足りず、前のデータを消さずに新規でバックアップできなかったためである。前のデータを消す段階で、ミラーリングに失敗するのが怖かったからである。来週やろうと、通販で大きい方と同じ容量のハードディスクを1台追加購入した。次の週末になって、ミラーリングをしようとしてデータの格納された外付けハードディスク(昨年購入したバッファロー社)の電源を入れた際、データが吹っ飛んだ。内部から音がカラカラガラガラ。明らかに物理的障害。確率の問題とはいえ、あろうことに、作業をした直後に吹っ飛ぶとは。

これについては、フォルダ分け作業だったので、データが無くなったのではなく、作業途中のファイルもPCに残していたので、2時間ほどの追加作業で元に戻ったが、愕然。

急いで作業を完了する必要があったので、もう1台、近くのPC屋さんにハードディスクを買いに行った。今度こそバッファローを止めようと思ったが、なぜかその店は外付けはバッファロー社しか扱っておらず、仕方なくバッファロー社の外付けハードディスクを購入。

今回壊れたハードディスクは、無償修理期間内に故障ということで、新品のものに無償交換とはなったが、それを待っていられなかったので、上記の通り別のディスクを購入済。


ということで、受難の1年だったが、どんな一瞬にも、ミラーリングをしておくべき、ということを身にしみた良い経験になった。結果として、データについては失われていないので、良かったというしかない。

現在、我が家には、ノートPC1台なのに、色々な経緯があって、外付けハードディスク3台、ハードディスク単体1台 の計4台がバックアップ用に存在する。


システマティックに、常に2台のバックアップが動いているように、耐用年数を4年とみて、2年ごとに、機械的に交換していこうと誓った。



さて、その後、ハードディスクの製品毎の故障率が発表された記事を見て、シーゲート社のドライブの故障率がダントツで高いことに驚いた。電源が共有できるという理由もあり、バッファロー社にしていたのだが。内部にどのドライブが使われているかについては、ケース表面にネジが付いていないので、下手に開封してメーカー保証が受けられなくなっても嫌なので、止めている。そもそも故障は、確率の問題なので、故障率が低いモデルを敢えて入手することよりも、日頃使っている際に、常に2台にミラーリングするということを徹底する方が、良いだろう。

同じバッファロー製品でも、内部のドライブに、シーゲート、ウェスタンデジタル、日立、などのどの会社のドライブが使われているかは、製品やロットにより異なる。ネット情報や実物などざっと見たところ、所有4台中、判明した3台が、成績の悪いシーゲートであった。がっかり。

ブログの移動(に近いもの)

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