これまでのアップロードが雑すぎたので、今後は厳選して丁寧に行います。
というのは、このブログの検索キーワードに、ヨット部、というのが多数上位を占めていることが分かったからです。
なお、本日の参加者からは、改めて写真掲載はOKの了承を得ています。たまたま、高専機構からも、写真の掲載について、全体へ注意喚起が来ていましたので、私も気を引き締めます。また、生データを全部載せるとふざけた写真も掲載することになるので、その辺は強く自重しました。
本日は、梅雨の合間で、ピーカンではなくて、ちょっと薄い雲がかかってましたが、そのくらいが日射が厳しくなくてちょうど良いと感じました。そして、風もそこそこ出ています。風が出ることがヨットにとっては大事なのです。
今日の練習は、救助艇をだし、ヨットは4艇。全員乗り込み、学生は海上で適宜救助艇から乗り移って練習をします。午前中は一回海に出たら、昼食まで戻らなりません。午後も同じです。
さすがに私は船酔いするので、今回は防波堤の先端から、監督(見守り)することにしました。
写真撮影に張り切ったものの、デジカメを忘れ、以下の写真はすべてiPhone。このブログ上ではきれいに映っていますが、ズームを使った写真は、画像拡大すると、アラが目立ちます。
上写真は、防波堤側から、ヨットハーバーを見たものです。 8倍の双眼鏡にカメラを接写して撮影すると、このようになりました。画像加工は一切していません。救助艇を岸壁から降ろすクレーンと、学生が準備のために歩いている様子でした。
私は、この防波堤の先端から私は観ていました。
堤防から、沖を見た様子。奥に見える島が、女木島(めぎじま)で、高松港から数キロの近距離にある。女木島は、別名、鬼が島といい、桃太郎の鬼が島伝説がある。桃太郎って、岡山じゃないの?と思った人はビンゴ。 岡山県から南に船を繰り出すと、高松なのです。
なお、写真の左の方にある白い点は、灯台です。この灯台が目視できるかが、ヨットを出せるかどうかの判断になります(判断自体は管理事務所)。霧がかかって、この灯台が見えないと、許可されません。
バランスを取るためにこのように体を傾けます。
えいやっと体勢を入れ替えて、
このように方向転換して、ジグザグに風上に進んでいきます。
上級生のコンビです。(写真撮影が)サマになっています。
今度は2人乗りのヨット(FJでいいんだっけ?)ですが、上級生1名と、1年生が2名乗って、練習します。
沖へ繰り出します。
風もあり、天気もほどほどによく、本当に良いコンディションです。
東を見ると、山の頂上が平らになった、「屋島」です。私は屋島のふもとに住んでいたので、思い出深いです。小学校の校歌には、大抵登場するのではないでしょうか。
13時過ぎ、午前中の練習が終わって、戻ってきました。
私は乗ったことはないので、このように上級生の姿は頼もしく見えます。
午後の練習です。救助艇マゼランにこのように数名で乗船しています。運転は、きちんと免許を持った上級生。小型船舶2級。3年生が引退したら、後輩の指導のために、免許を取る学生が多いようです。バイクの免許並みの費用がかかるそう。
なんだか、楽しそうな絵です。
1人乗りヨットに、このように2名が載って、交代で練習します。
がんばれ一年生。
またもや双眼鏡を接写した写真です。ヨットで練習中に一緒に沖に出て、監視や指導、人員交代をします。
うちのマゼランとヨットが一緒に映った図。気に入っています。
午後の練習が終わって帰ってきました。
マゼランも帰ってきました。
大漁のようです。
陸に上げたのち、部長から、1年生への技術指導。接岸の際の進路の取り方について、こうすべきとアドバイスがありました。
ヨットの片づけ。
上級生自身が指導によって鍛えられ、自信がつき、1年生もちょっとずつ成長していきます。
今日は、楽しく見させてもらいました。
終わり。
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番外編。
護岸、壁のコンクリートは、伸縮継目があります。防水性を担保するために、中央にゴムの止水部材が入っています。その断面がそのままみられるので勉強になります。
防波堤自体のコンクリートは、波に洗われて、粗骨材が露出してます。
沖から見ると、防波堤の途中に水平に白い析出物が見えます。
断面はこのようになっており、土台部分と、壁部分が別々に打ち込まれています。打ち継ぎ目になっているので、隙間に水が通り、前の写真のようにエフロレッセンスが析出しているのでしょう。
防波堤のある部分の上部はこうなっています。丸セパ周りにひび割れが集中するようです。
水平のコールドジョイント。
敷地外にある、至近のマンション。かぶり不足からくる、塩害の鉄筋腐食、コンクリート剥落が見えます。
防波堤で、朽ち果てたシャックルを見つけました。元を知らない人は、こういう鉄かと思うかもしれませんが、・・・・
腐食前の別のシャックル(こちらはステンレス)と並べると、一目瞭然。塩分で、これほどまでに細っていたのです。本当に、同じ大きさ?と思った人のために・・・
ボルトを入れ替えて差してみました。ぴったりはまります。このステンレスのシャックルも、ゴミ箱コーナーに、錆びた鎖とともに捨てられていたので、この2つは頂いてきました。研究室に持ち帰り、鉄筋腐食の例として、授業で使用する教材に役立てようと思います。
ヨットハーバーに借りている倉庫。漏水により、コンクリートが劣化しています。水切りの形状があまり良くないようです。
ということで、番外編終了。
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