2014年2月11日火曜日

手帳考  新しい手帳の発明

4月始まりの手帳を予約購入し、先日手元に届いた。なんと、今年から体裁が変更になっている!!!


手帳の切り替えというのは、新たな気持ちになれるという精神的なプラス面を除外すると、義務的なもので、生産的ではない。できれば短縮したいものである。



切り替え時期に問題になることを考察してみる。私は4月始まり手帳を愛用しているので、それをベースとするが、1月始まりでも考えは同じである。

デメリット1)手帳が切れかけの時に、それを超えた予定が入ること。

12月頃から、新しい年度の行事、予定がぽつぽつと入ってくる。〇〇年次大会の日程や、〇〇会議の予定など。この時期は、まだ先の話なので、個人の予定が入っている人はほぼなくて、単にその日程を承りました、ということだけのケースが多いので、幸い致命的にはならない。

12月下旬から1月頃の話であるが、周囲には1月始まり手帳を使っている人が多数なので、4月始まり手帳を使っている私だけ記入欄がない、という状態となる。私は、現行の手帳にも、2年目の年間カレンダーがついているので、それに直接書き込んだり、メモ帳の1ページを、次年度の予定書き込み欄として使って集約しているので、日程のメモとして何とかしのいでいる。


デメリット2)新しい年度の手帳を入手しても、すぐに使えるわけではなく、2冊持たなければならない時期が存在する。

手帳の売出し日に購入しても、その手帳の開始日は、数週間先であるため、すぐに使い始められるわけではない。しかし、すでに売り出し日の段階では、次年度の手帳に記入すべき予定が多数入りつつある時期である。

よって、2冊の手帳を持ち歩かなければならない。1冊はカバンに入れておけば事が済む場合と、2冊とも身に着けておいた方がメリットがある場合の両方がある。


デメリット3)オーバーラップした時期の予定を、転記する必要がある。
新しい手帳を入手しても、4月までのサービス時期の欄は記入しない、ということを貫けばこのデメリットは少なくなるが、少なくとも4月以降の別途メモしていた予定は転記する必要がある。


このデメリット3個を、ぜひ覚えておいてほしい。もちろん、デメリットに感じていない人はいることを受け入れるが、私自身は、現時点ではデメリットと感じており、期間や作業量を短縮したい。



能率手帳(今年からブランド名がノルティに変わった)は、4月始まりの手帳が購入できるのが2013年度版までは、2月4日ごろであった。そして、4月始まり手帳の1ページ目は、2月18日(月)であった。ということで、私は、2月18日を境に、新しい手帳を使い始めることにしていた。

具体的には、2月4日から18日の間は、次のようにしている。手に入れた時点で、2月18日以降の予定は、新しい手帳に転記し、以後2月18日以降の予定は、新しい手帳に記入する。古い手帳の2月18日以降、3月末までは、間違って記入や参照しないように、斜線を引いておく。そして、2冊の手帳を常に持ち歩く。
2月18日になれば、新しい手帳のみ身に着けることになるが、どうしても、しばらくは同年度の過去のことを参照する機会があるため、概ね3月末までは、カバンに入れておく。4月を過ぎれば、引出しの定位置に入れておく。

以上のようなサイクルを、ここ数年は繰り返していた。



ところが・・・このブログの冒頭の発言なのだが、


2014年版のノルティとなった能率手帳は、型番も、体裁も全く同じで、購入日も同じだった。しかし、手帳の開始日が3月10日(月)と遅くなる方向へ変わった。じぇじぇじぇ。1か月も切り替え時期が続くのか。


私にとっては、死活問題である。

年中行事を、1か月も行うのは、ちょっと困る。いや、だいぶ困る。4年に1度のオリンピックの聖火リレーでであったり、式年遷宮であれば、その準備が1年以上続いても、お祭りだと我慢できるが、毎年1か月間も切り替えを行うとは、非効率。



手帳を乗り換えるか、何か別のことを考えたい。

私の記憶では、能率手帳の1月始まりの方が、オーバーラップ期間が長かったはずなので、それに戻すか。ここまで4月始まり手帳のデメリットが増えれば、1月始まりにした方が、トータルとしてましかもしれない。新しいノルティの1月始まりをさかのぼってチェックしなければ。

なお、商品番号9011(4月始まり)を使っている。(だれか能率協会の人読まないかな)


自分で手帳の新ブランドの会社を興そうかと思っていたが(嘘)、なんとしても新しい林ブランドの手帳を作りたい。ネットで呼びかければ、賛同者はいるのではないか。






私の構想はこうだ。数年後を考えていたので非公開で特許でも狙おうと思っていたが、今年の変更で切羽詰ったので、公開してしまうことを選ぶ。実を取りたい。

考えは、リフィル式のシステム手帳と似ている。だが、コンパクトさを求めるので、システム手帳は不要。

案1)1年3か月ぐらいの、3ヶ月くらいオーバーラップする手帳を新規で作る、ことをまず考えていた。しかし、それだけでは、デメリット1、デメリット2が解消されるだけで、 デメリット3は解消されない。

案2)1年を半期に分ける。4~9月、10~3月の2つの手帳となり、1つの簡易なカバーの両方に挟み込むことで、1年分のコンパクトな手帳となる。つねに、現在の日付を含む半年分と、次の半年分の手帳をカバーに入れておき、常に少なくとも半年後までの予定が書き込める。それを半年ごとに新しいものに更新していく。そうすれば、手帳を書き写す必要はなくなり、デメリット1~3が全て解決できるのである。

よって案2を推したい。

製本屋さんにお願いすれば、既存のものを使ってオリジナル手帳ができそうだが、これを見た手帳メーカー、印刷屋さん、実用化してもらえないだろうか。



もし、このアイデアが既に出ていたり、その手帳が購入可能でしたら、ご連絡いただけると幸いです。私の問題が解決した場合には、その方に薄謝を進呈します。

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