2014年2月3日月曜日

香川大学での発表会

本日午後は、香川大学工学部での、先端工学研究発表会。

今年が第9回ということで、今年から香川高専も入って、香川大学の教員を中心として、徳島大学、産総研など、30人ほどがポスター発表をするものである。赴任して1年近くがたち、腰を据えていろいろ外部発表も行おうと思っていた時に案内があったので手を挙げていた。香川高専からは、もう1名。

特別講演は、立命館大学 上原哲太郎教授による「共通番号制度=マイナンバーがもたらすインパクト」。もともと情報系の先生であるが、総務省へ出向されるなど、幅広い経歴をお持ちである。話しぶりも魅力的な発表であった。情報系の先生ということで、若干専門用語も含まれていたが、非常にわかりやすく、かつ、技術に固執することなくバランスのとれた内容であった。これまで報道では、センセーショナルな批判ばかり聞いていて、何が本質かわからなかったが、よく理解できた。ただし、実際の導入には、まだまだ混乱を呼びそうな気がする。

ツイッターでも発信されていたり、講演資料もネットで公開されている、ということなので、さっそくアクセスして、お気に入りに登録しておいた。講演内容のみならず、その辺の情報発信能力なども参考になる。

さて、その後は、ポスターセッション。情報通信、ナノテク、から、私のコンクリートまで、幅が広かったので、聞きに来た相手が一体どのぐらいのバックグラウンドがあり、どの程度の興味があるのかがはかりかねたのが、相手の反応を見ながら、多少は説明を変えてみた。

表面吸水試験の関連で、たまたま装置を使われる方が、ホームページで表面吸水試験のキーワードを見て私がいるからと参加してくれた方がいらっしゃり、これは非常に嬉しかった。一般参加もOKなので、地元の方も見に来ているようで、全体の中ではコンクリートの橋の維持管理などは、どちらかというとわかりやすいテーマであり、少なからぬ反応を頂けたのは良かった。

対象者が絞れないのは、やりにくかったし、私以外の全体の発表を見ていても、質問があまりない発表もあったようで、その辺は全体として位置づけの改善も必要かなと感じた。

後半は暇になったので、他の方の発表を見たり質問したりしていた。一つ気になった研究が、色の認知に関する研究。色彩印象判断、というもので、着眼点が面白かった。同じ画像を見ても人によって感じることが違い、それを定量化できると、色々な可能性が広がりそうである。

まあ、そう考えると、本日午後は、専門分野外の所に強制的に入ることで、普段接しない情報を仕入れたり 、他者の研究手法、考え方、伝え方を知る良い機会だったように思う。

17時に終わり、今日は久々に直帰させてもらい、子供たちと節分、夕飯は手巻き寿司で恵方巻を食べた。ここ数年、子供の節分には私がいない状態だったので、申し訳なかったが、良かった。


1 件のコメント:

  1. 突然のコメント失礼いたします。文中に触れて頂いた色彩認知の研究で発表しておりました香川大の佐藤と申します。先端工学研究会ではありがとうございました。色彩印象判断,という(なかなか)マイナーな研究を,人の役立つ部分にどう応用していくか,ということを常日頃考えているので,先生のご意見は大変参考になりました。着眼点がおもしろい,と言って頂き嬉しいです。同じ香川県ということで,今後ともどうぞよろしくお願い致します。長々と失礼いたしました。

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