いやあ、面白い。ハラハラドキドキ、何度も涙が出ました。元研究者が中小企業を経営しながら、夢を追い求めることには、自分の研究室の運営、研究方針、資金繰り、将来計画、等オーバーラップして、自分が主人公になったように没入しました。元気が出てきます。
同時進行で読んでいる本はたくさんあるのですが、最近買っていて今日から読み始めたのが、土木屋さんには結構有名な、社会実状データ図録の作者の本川さんが出している、統計データが語る 日本人の大きな誤解 (日経プレミアシリーズ)
社会実状データ図録のうち、いくつかををピックアップして、読み物としてまとめられています。ピックアップされた図の解説といううんちく知識だけでなく、データの分析の仕方なども参考になります。
これまで作った図録の紹介等で、前にも本を出していたようで、勉強不足でした。
来年度の創生工学(卒研生の前年の4年生のプレゼミみたいなもの)では、計画学的な分析もテーマに入れようと思っているので、私は非常に参考になるし、その学生の必読書となるかもしれません。さらに、地理情報システム(GIS)と多変量解析もマスターして(学生にマスターしてもらって)、成果を出したいと思っています。丁度その準備として、良い時期に見つけた本です。まだ読み始めて数ページですが。
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