私の趣味は何だろう、と改めて考えた際、思いついて「日曜大工」を加えることにした。モノづくりは基本的に何でも好きで、素人に毛が生た程度であるが、自分でやらないと気が済まない面がある。さて、日曜大工にもいろいろなジャンルがあるが、基本的に、すべてのことはできる自負がある。例えば、家を建てることは、自分で可能だと思っている。
これまで、細かなものを作ってきたり、改善して来たりしていたが、情報発信ということで、できるだけ出していくことに方向転換した。百聞は一見にしかず。
木工系の日曜大工に限らず、電気工事(二種電気工事士)、コンクリート関係、金属加工、水道配管関係、何でもできるし、できないことがあれば勉強してできるようになりたい。
私の土木工学の恩師のひとりである、故今井五郎先生は、軟弱地盤を主とした土質工学の大家であったが、木工が趣味であるということを伝え聞いていた。屋久島まで板を買い付けに行って、屋久杉の家具を作ったとか作らなかったとか、噂は絶えなかった。若くしてお亡くなりになって、告別式の場に、先生が作られた作品を見たときに、神々しいというか、先生の几帳面さがにじみ出ていた。周囲の人から頼まれて、家具などを作っていると聞いて、常に数か月待ちのオーダーがあったという。
私が作る場合、ニーズから来ている。こんな棚板が欲しいといった機能的なところからで、美的センスを求めない、外から見えない部分から始まった。長らく、その域を出ていなかった。が、最近は、美的センスを求められる、そとから見える「家具」を施工するようになった。というのは、どうしても、家具は、家の寸法、使いたい家電製品の寸法に依存するので、なかなか既製品では対応できないことが続き、だったら自分で作ったほうがよいのでは、ということになったからだ。これは、私よりも家族がどう思うかが問題であるが。。。
さて、香川に来て最初の作品。
木工作品 その1 「電話のコンセント付近に集まる、インターネットのモデム、パソコンのケーブル類がごちゃごちゃするのを解決する家具」
ADSLモデム、無線LANのアダプタ、外付ハードディスク(ネットワーク経由アクセス)、ファックス、電話子機、がごちゃごちゃしている。これらをつなぐ、OAタップも寸法が大きい。電話とファックスは使うので表に出したいが、ケーブル類が邪魔。
実際には触らない隠したいものを集めると、上図のとおり。
私が作ったのは、詳細写真がないのでわかりづらいですが、直方体の6面のうち、奥と底面の合計2面を除いた木の板。→塗装し直す時に、写真を追加予定。
仮組みをした状態。
こんな感じで収納される。だが、また磨いていないので不細工で、かつ、内部は発熱する電気製品なので、熱もこもる。
私の仕事の横で、船を作りたいと精を出す長女。彼女は、過去にたびたびブログに登場した、日本で同年代では5本の指に入る、電動ドリルを使わせたら上手に操る3歳児、です。今は6歳になって、小学校に入学しています。
ねじ止めですが、このように、ネジを隠します。1段下げた穴にネジを締めます。
同じ直径の木材のダボを用意します。
木工ボンドを入れて、叩いてなじませます。
放熱用の孔を2個あけて、その後、カンナややすりで磨き、完全に角を落とします。クリアラッカーを塗って、終了。本来は、3度ぐらい塗る必要がありますが、まだ1回。
角は、このように丸くする。画面手前、繊維方向と直角方向にカンナを当てたら、結構木が割れてしまったので、その後磨いても凹凸が残っている。次回からは、直角面には直接研磨しようと思っている。日々是成長也。
失敗して、ネジを2回締めたため、ダボが2個連続しているが、これも、きれいに処理すれば、アクセントになる?
木材の材質が違うが、元のテーブルとも、色やディテールがなじんでいると自負。
これを見て、妻から、これであれば、家に置く家具を作ってもよいとの許可が出た。
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