2011年6月10日金曜日

試験装置のメンテナンス

コンクリートの試験として、スランプ試験というものがある。

先日の学生実験の際に、スランプコーンにコンクリートがくっついて、1回目はうまくいかなかった。当初、粘性の高いコンクリートのため、と思っていたが、よく見ると、スランプコーンの内側に、固まったモルタルが固着していた。


これでは、内側を湿布で拭いても滑らかさは得られない。こういうものは、1回洗わないだけで台無しになる。ではどうすればよいのか。

1)洗うように徹底する。もちろんそれはそうだが、万が一ということはある。

さらに、次の事も付け足さないと、システムとしては不備がある。

2)固着しているものがあれば、報告するようにする。当たり前のことだが、これができなかったから、今まで見過ごされていたのだろう。


1と2を組み合わせれば、システムとしては一応完結する。だけども、あまり変わらないことは容易に予想できる。また、そもそも理由もなく守れというのは教育機関として良くないし、今はうまくいっても長期的に学生が育たない。

3)JISで定められた試験法に則って行っている、という重さを認識させることも必要である。規格を満たした手法で行っていることを担保しなければならない。その寸法のものを使えと言われたら、嫌でも使わなければならない。その際に、器具の内側にモルタルが付着していたら、それはもう、別物である。

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