2013年4月12日金曜日

講義開始

今週に入って講義が開始した。1か月前から赴任したのは、この講義の準備のためであったが、やっぱり前日までああでもないこうでもないと問答しながら、当日を迎えるのは、いつになっても変わらない気がする。

半期あるいは通年の一つの講義を最初から最後まで責任を負うのは、初めて経験することなので、厳しさでもあり、面白さでもある。学生が講義を理解するかどうかは、学生の質よりも、講義の質によるところが大きいだろう。どれだけオリジナリティを発揮できるかが、楽しみだ。そもそも講義について私のオリジナリティというものがそもそも確立できていないので、それからであるが。物事の考えかたは、変わらないので、私の長所を発揮して講義ができればと思っている。

初回ということで、その講義のガイダンスを行ったので、まだディープな話はあまりしていない。初回は自己紹介のアンケートを書いてもらい、短時間の自己紹介も行ってもらった。1年生は初回に学科ホームルームで自己紹介をしていたので、その内容と、今回の上級学生に話して/書いてもらった内容との差が如実に表れていて、興味深い。志望動機として、震災が色濃かったので、それも強く関係しているように思う。

震災前は民主党政権だったためか、世間の流れから、建設系は敬遠されて、環境や都市といったキーワードが多く、震災後は建設の意義が理解されたためかハード的なキーワードが多いように思う。私の思い込みも多少入っているが。もう少し詳細に分析してみたい。

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