○○と△△の間には、一見、互いに連関しているように思うが、よくよく考えると「風が吹いたら桶屋が儲かる」という風に飛躍している。
例えば、「ジャッキを設置するとゲージが切れる恐れがある」、と発言したケース。
私は問いかける。どのように切れるのか。
「ジャッキを設置するとジャッキがゲージに当たるため、ゲージが切れる恐れがある。」
では、どのように設置すると、ジャッキのどの部分が当たるのか、と問いかける。
「このように・・・・。あれ?実際には当たっていない」 実際には、ジャッキの端部には凹凸がついていて、凹んだ部分をあてれば、ゲージには当たらないので、結果としてゲージは切れないのである。
事実にブラックボックスはない。人間が作り出したり、人間が気づかないだけである。
こういう概念的なことは、多く失敗し、その際に痛恨で学ぶしか解決方法はないと思う。
さすがに指導の方法としては、つるし上げたり、責めることは、デメリットの方が多くて逆効果である。対話の中で、本人がまずい、と気づかせることがボディーブローのように効いて来る、と私は思っている。
もう一人私がいたら、「あんたは、何を根拠に、その方法がいいと考えるの」と問いかけるかもしれないが。
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