2011年5月10日火曜日

充実

本日は、慌ただしかったが、充実していた。

朝から土木学会の委員会WG。委員の皆が震災でバタバタしていたこともあり、久々に開催されたWGにおいて、いきなり続きをやるのではなく、これまで進めてきたことの確認作業が行われ、意思統一が図られた。この進め方は、私も薄れた記憶を戻すことに役立ったし、きちんと方向性を確認することができた。主査、幹事の先生方に感謝。
会の終わりに、私ともう一人の八戸工大の先生から、震災調査の報告。横国のオリジナリティは出せた、と思う。

委員会は12時半に終わり、12:38の電車に飛び乗り、グリーン車で弁当を食べ、横浜からタクシーに乗って研究室ゼミ会場へ。13:40大学着。

研究室ゼミでは、学生の発表4件と共に、教員からの話題提供の3週目が私の担当。これまでの研究の概要と、今年学生に提示する新規テーマ3題の趣旨説明、周囲の研究との関連性などを披露。質疑応答の中で、両先生から、このテーマの位置づけや、発展性、新たな切り口などの示唆をいただき、意義がより明確になったと思う。ゼミ修了後、M2の学生が、私の部屋を訪ねてきて、突っ込んだ本質的な質問をくれたり、自分のアイディアを披露してくれたりで、うれしかった。

引き続いて、表層品質に関しての第1回全体ミーティング。新年度になってメンバーも入れ替わり、趣旨説明。ただ私は昨年同様の内容を繰り返しており、今年の切り口を明言をしていなかったことに対し、細田先生から的確なアドバイスというか今年やるべきことの骨子をびしっと披露される。私の認識の甘さが。今年は私も多くの部分で表層品質の中心に立って引っ張っていかなければなないので、やります。

その後、学生実験の準備に関してクレーン操作をし、18時過ぎから、研究室の有志の懇親会。当初、研究テーマの希望調査についてのフランクな質問を受け付けるような形を想定していたが、内容はそうでもなかったが、私も含めちょうど良い時期だったと思う。私も一段落したこともあり、久々にお酒を飲んだ。その後続いてH先生と横浜で飲み、これまでの事、これからの事、いろいろと話をする。

明日の朝は、0時限として午前7時30分からの学生実験の練習「梁のプレストレス導入」があるが、学生も真剣なので私も寝坊するわけにはいかない。とはいえ、先日購入した中坊公平の本を読みだしたら止まらない。森永ヒ素ミルク事件のくだりは、涙なしには読めなかった。教室見学会で豊島の産廃事件について説明を聞いた時から、中坊公平の著書を読もうと思っていて今になった。

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