子供が熱を出して、いろいろなイベントが中止になり、結果として家で仕事ができて個人的には助かってはいるのだが、複雑。
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明治維新の際、新しい言葉、概念が日本に入った来た際に、当時の人々は造語を作り、それが今では立派な日本語となっている。
ただし、西周が命名したといわれている「権利」は利己をイメージしてしまうが、福沢諭吉は「権理」と訳したそうであるが、結局は前者になった。(要検証、要推敲)
結果はともあれ、当時の人々は、大きな志のもと(推定)、新しい言葉を作った。
さて今日、合併する場合など、既存の複数の領域にあるものを1つにまとめる際には、どうしても玉虫色の解決になって、当事者はよいが、他人からは呼びにくいことになることが多い。
国土交通省、経済産業省
岐阜羽島駅、横浜町田IC
三菱東京UFJ
などなど。
並列ではないが、意味を説明するために、これも、これも、と付け加える場合もある。たとえば、
AE剤、AE減水剤、高性能AE減水剤
都市再生緊急整備地域 さらに、特定都市再生緊急整備地域
特定都市再生緊急整備地域が筆記テストに出ると、それはもう大変である。鉛筆メーカーの陰謀ではないかと思ってしまう。墾田永年私財法が限度だ。
改めて思ったのは、そもそも、日本語は2つの漢字で意味を成すものが多いということである。言語学的に何かあるのだろうが、その辺は知識を持たない。
漢字は、英語などの諸外国語と比較して、1つの文字に多くの意味を持っているので視覚的にわかりやすいなどと言うが、それはそうなのだが2文字が対になることが多いというのは、どう考えればよいのだろうか。
結局、国交省として訳されるのであれば、初めからそれでいいのではないか。もやもやは解決しない。
諸外国から、日本のように正式名称と略称を巧みに使い分けすぎるのは、諸外国の参入を阻止する障壁だ、と糾弾されかねない(笑)。どうでもいい話だが。
2文字はさておき、駅名などで、地元の協議の結果くっつけることが多々ある。
私の記憶では、だいぶ昔に作られた東名高速道路はそうでもないなと思っていて、それは、強いリーダーシップで決まったからで、最近の駅名やIC名は、いろいろな人がクレームをつけて、(名前としての)「経済産業省」的な、くっつけが多いイメージがあった。リーダーシップのない、責任を取らない、優柔不断さがそうしているのではないか、と仮説を立ててみた。
ためしに、東名高速道路と、比較的新しい上信越道を見てみると、ちょっと後者が多い気がするが、統計的に優位かどうかはわからない。上信越道がそうとは言わないが、安易なくっつけネームが多い気がするので、何かの際に追加検討してみたい。そのような研究成果があれば、読んでみたい。
確か、みなとみらい線の延伸で、元町中華街駅の名称を決める際、審議会か何かでだいぶ苦労したようだが、その際は、山下公園と、元町・中華街 で争ったように記憶している。後者はくっつけネームではあるが・・・。
と、「特定都市再生緊急整備地域」について調べていて、考えた。
小岩井乳業の乳製品は有名だが、その小岩井農場のルーツはご存じだろうか。藤井聡教授(内閣参与)の著書で紹介されているが、明治時代、土木の発展と引き換えに国土の荒廃を憂いた3名が岩手県に小岩井農場を設立したが、その3名(小野、岩崎、井上)の頭文字という。
2013年7月6日土曜日
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