2013年7月22日月曜日

2013年7月22日のヨット部活動報告


本日は天気、風ともに良いコンディションだった。


通常期間は、土日の練習で、夏休みの練習は、土日月が基本。月曜日は午前中は他校が来ていないので、貸切状態のよう。

1人乗りのシーホッパーの他に、2人乗りのヨット(420およびFJ)を出し、1年生の育成に充てるとのことでした。感心。



シートの色をみると、なんだか中から自衛隊の装甲車でも出てきそうですが、お金節約のために、手元にあるシートを使っているそうです。ヨット専用の保管用カバーを全部、しかも永続的に揃えるとなると大変。



ヨットの準備に関しては、1年生もだいぶ板についてきました。



2年生が、1年生にレクチャーします。


頼もしく見える2年生。

あれ、ワイヤーの長さが届かない、というハプニング。
この先端で絡まっているのでしょうか?結果として、引っ張って解消のよう。

その後、ワイヤーのスリーブ部が外れるトラブル発生。FJは修理待ちとなりました。

今度は、420の組み立て。
こちらも2年生が1年生にレクチャー。

いざ出航。
こうやって隊列を組んで出航するのは、なんだかかっこよく、頼もしく見えます。


救助艇マゼランも出航。
私は防波堤に立って、練習を見るだけ。ほとんどの時間は本を読んでいますが、双眼鏡で見たり、最近導入を始めたトランシーバーで連絡を取ります。



私はこちらの工事が始まったのも気になります。浮桟橋は、鉄の塊ですが、海水の漏水の工事をするようです。まさに、鋼の箱桁橋と同じです。

午後、トラブル発生。スクリューに、練習で使う我々のブイのロープが絡まりました。これは、重大なヒヤリハット(結果として致命事故になっていないが、それにつながる可能性のあるもの)です。この件は、直ちに検証し、対処法など改めて実行しました。記録に残すのが大事で、写真もこのままいきます。


自走できたので、不具合に気づいて戻ってきました。



クレーンで上げると、絡まっています。












絡まったロープを除去し、シャフトやスクリューに不具合の無いことをチェック。実際に再度船を動かしてチェックしました。
同時に、電蝕リング(この金属が錆びることによって、シャフトが錆びるのを防ぐ)が、減ったり、物理的に脱落したりしていたのを気づいた。防蝕というのは、学問としては知っていても、このように船の部品で見たのは初めてである。何事も勉強。

しかし、普段船の上げ下ろしをしている学生が、このような状況に気づかないのはまた問題ではあると思うので、これもフィードバックしたい。






軸のブレを、簡易チェック。問題なさそう。

本日は、これでおしまい。


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