2011年10月20日木曜日

八ツ場ダムが熱い

日本コンクリート工学会関東支部の若手会の代表を務めている。震災の3日後に計画していて流れたため、1年越しの計画となるが、明日から八ツ場ダムの見学に行く。

1年前は、今更何で八ツ場なの、という感じであったものの、馬淵大臣(当時)などいろいろあって、さらに、最近になって俄かに話題になっている。

コンクリートの学会だけれども、構造物を見に行くのではない。歴史的背景、公共事業の執行、地元の対応、などソフト的なことを学びに行く。この若手会は、土木、建築の分野の若手の委員がいるが、皆それぞれの専門分野に入り過ぎていて、多少なりとも公共事業に携わる身として、見識を広めることが主たる目的である。

3月の計画では日帰りだったが、その後予算も獲得(前代表のおかげ)し、1泊にすることで、さらに時間を増やし、事業者側だけでなく地元の方についてもアポイントをとって、お話を聞くことになっている。

事前に各種の本や委員で分担した下調べについては、コンクリート研夏合宿と同じように徹底している。私が自身のノルマにした本はまだ丸々1冊読めていないが、これは、論文の概略をつかむように1時間と追い込んで明日早朝の出発までには何とか目を通したい。


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うちの研究室学生へ。やつばだむ、って何ですか、という人がいたら、社会のこと知らな過ぎ。猛省を。

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