さて、昨年の冬に、娘(当時小4)が個室を持ったが、窓の真下にベッドが位置するのでカーテンをしてもカーテンの下は隙間が開いており、冷気は四六時中降りてくるので死活問題だった。仮にガラスを高価なスペーシアにしてもアルミサッシ自体の断熱がないので、冷気は課題になりそうで、どうしても二重窓にしたかった。窓の寸法に合わせて、部品を作ってもらう、プラスチックフレームの二重窓(例えば、YKK apのプラマード)が候補であったが、窓枠の空きが手前に5cm程度必要であり、我が家は2cm程度しかクリアランスがなく無理であった。
ネットで調べていると、簡単な方式があることを知り、これは絶対に効果がありそうと信じて、作ることにした。作り方は、ウェブページのとおりとした。今回は創造性は発揮していない。
All About DIYで二重窓!節電になる内窓の作り方(リンク)
以下、写真で紹介する。
茶色の部分。このように、手前のスペース2cm程度に、プラスチックの引き戸の枠を入れ、ダンボールのような構造の、透明のポリカーボネート版を窓代わりとするものである。冷気がぴたっと止まり、まさに夢のよう。引き戸なので、窓の開閉は問題ない。クレセント鍵の開閉も問題ない。現行の窓と同じ寸法で作れば、鍵とはぶつからない。
夜はこんな感じ。
日中はこんな感じ。 明るさは問題なく、かつ、目隠しにもなる。夏場は不要でレールから外せる、と思っていたが、そもそも軽いし、結局外さずに1年中つけている。
ポリカーボネート板。カッターで切れる。1畳分で、確か2~3000円程度だったような。
レールや、板の端部のプラスチック治具。
実は、この2連のレール部品(漢字の山の字の形、写真は裏面)が、県内大手のDIYショップの西村ジョイになかった。全くニーズがないようである。建築系の専門店、建デポProにもなかった。
そこで、困ったときの、「ビックライフかがわ」。ザ・昭和、の雑貨店である。たまに、20~30年前の部品じゃないか、というような部品もあって、重宝している。(生の)カセットテープなんかも売っている。やっぱりあった。
レール類は両面テープで止めるので、賃貸物件でも対応できる。
カッターで切る。
こうやって、両面テープで貼り付ける。上のレールが深く、下のレールが浅い。窓をはめこむためである。
下のレール。浅い。
ひと冬使ってみて、本当に快適。これが3000円程度でできるのは驚き。
ベランダに面する大きい窓は、普通のガラスに、カーテンである。カーテンはぴったりなので、そこからの対流による冷気は来ない。将来、この大きな窓を二重窓にしたくなったら、これではなく、前掲のプラマード等にするだろう。
追記:
ポリカーボネート板が余っていて、ふと、玄関前の北側の小窓が結露が凄いことを思い出し、ぴったりに切ってアルミサッシに貼ってみた。既存の窓とは5mm位の空気の層ができるし、アルミサッシの上に貼るのでアルミサッシ自体の断熱にもある。効果てきめんで、結露がゼロになった。
この窓。冬は結露がひどかった。
窓に直接ではなく、黒いサッシ枠の部分に両面テープを貼り、貼った。
結露が全くなくなった。周囲のサッシは露出したまま残っているが、そうでない部分の影響が大きかったようである。
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