2011年11月29日火曜日

良いものは良い 高尾山の事例

良いものは良い、名物は美味い(名物に美味いものは無しの逆)は、その通りと思う。先日、横浜国大コンクリート研のトレッキング同好会(正式名称は、検討中だが、細田先生によると「HCLT会」(Hayashi or Hosoda Concrete Lab Trekking)の第1回トレッキングを開催し、高尾山に登ってきた。

人が多いのは紅葉シーズンだから仕方がないが、いくつもの登山道または石畳(コンクリート)の参道のルートが整備され、ケーブルカーとリフトが運転され、いろいろな人に楽しめる、レジャースポットであった。緑に囲まれ、山頂からは、東京、横浜、相模湾などの展望も楽しめ、非日常を味わえる。

昔から、人ごみが苦手で(これは今では変わらない)、さらに、皆が良いというものを斜に構えるところがあったので、それは最近は大体は克服していると思うが、実は高尾山も大したことないだろうと思っていた。予想を裏切ってくれた。登山対象としては標高が低すぎるというのはあるが、これほど、立地条件や内容がバラエティーに富んでいるとは、魅力的だ。

トレッキング同好会に関しては、今回は、私の娘も含むおチビちゃんも参加したため、ハイキングであったが、このような家族連れイベントと、もっと汗をかける大人だけのイベントを織り交ぜながら、末永く続けていきたい。

次回は、地元神奈川ということで、丹沢が最有力。

日帰りでも、鍋割山、塔の岳など初級者でも楽しめる山はある。丹沢は大学時代は良く登った。子供が生まれてしばらくご無沙汰していたので、これをきっかけに始めたい。丹沢は、山の上だけでなく、周囲を山に囲まれて(一般車が入れない)車道を歩くマニアックなルートもあり、それはそれで面白い。

さて、登山か山岳かトレッキングか、という話題で、高校時代を思い出した。私の出身である「高松高等学校 山岳部」は伝統ある部であるが、学生時分、正式名称の変更は無理としても、新歓のチラシでは、何を前面に押しだそうということになり、ある年には、「トレッキング」とカッコいい?のにしたら、ドヤドヤと人が集まり、半年後にはドヤドヤと去って行ったのを思い出した。

土木分野でも、名前変更の話はもう古くて新しい話になっている。

さて、高松高校に関して言えば、私が在籍した当時は1学年の定員500名くらいであったのが、現在はほぼ半分にまで減っているという。それで、部活の頭数はそのままなので、部員の獲得競争になっているという。何かの産業に似ていて、興味深い。

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