かなりのショックだったが、今年も技術士を落ちた。昨年同様、専門問題はA判定で、一般問題がBだった。それに続き、いろいろとダメなことも続いた。春に出していた民間の研究助成金の応募も、落選。先月受けた、労働安全コンサルタントも、法令問題で躓いた。
いろいろと続くと、やっぱり、何かが足りないことをが明らかであるのが目の前に突き付けられてきて、ボディーブローのように。本質的な点として、求められている内容に応えられていないのだろう。
助成金に関しては、応募が秋に集中しているので、連日の締切であったが、他人に添削戴いたりで、やっと本質がわかってきたような気がする。数年前は、体裁のコツを体得し、科研も採択されるようになっていたが、今の段階では、体裁だけでなく内容も、脱皮が求められていたであろう。そういう観点から見ると、半年前の自分も、至らないところが良く見えてきた。この秋に応募したのが、半年後どう化けるか・・・。
で、試験勉強の件を考えると、モノの本では、受かることだけを考えよ、というアドバイスが多くある。順序立てて勉強することは、長い目で見てプラスかもしれないが、まずは受かってナンボの世界。よって、受かるためには、手段を選ばないことが必要である。そのことが徹底できていなかった、ことに改めて気づいた。自分の事として認識した。
技術士試験は、もちろん、そういう講座を受けなくても受かる人は受かる試験と思う。でも、きれいごとは言ってられない。出費は多少はあるが、きちんと添削を受ける、そのことによって、自分が天狗になっていた部分も鍛え直されるだろう。きちんと情報収集をすることも、鍛え直されるだろう。そういうプラスのスパイラルも得られると思う。自分が弱い部分の自己流勉強ほど怖いものはない。1年間、改善がなかったことが実証されたのだから。
と、先日過去の資料を見ていたら、4年前の技術士受験は、一般がAで専門がCだった時があった。すっかり忘れていた。その時の答案メモを見ると、社会資本整備の一般問題は、結構アグレッシブに書いていた。今は、参考書などのアドバイスに倣って(1回だけセミナー参加)、保守的になっていた。それもあるのかな。ちょっと希望が見えてきた。
労働安全コンサルタントの話も、今まで気づかなかったあるサイトの模範解答から自己採点すると、ぎりぎり合格に達しているかもという得点になった(今年は難しいという評判から、総合得点のボーダーが下がればの話。昨年足切になった法令問題が、足切りぎりぎりセーフになった。)。これも希望が。こちらの審判は12月下旬。
2011年11月12日土曜日
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