細かい出張は多々ありますが、今度4泊の出張があります。
中間試験期間中は、特別時間割なので、これまでも出張がしやすかったのですが、たまたま、フランスから一時帰国する細田先生のスケジュールと、高専の中間試験期間とが重なり、東北調査に合流できるようになりました。
(試験中に先に積極的に出張を入れると、学内業務が滞るので、今回も、最低限の予定だけ入れ、試験日程が確定後に業務に支障が出ないように出張を入れました。)
たまたま土木学会の委員会の日程も、テスト期間と重なっており、今回は、東京-盛岡-仙台とはしごします。
調査の主体となる細田先生率いる横浜国大チームとは、半分ぐらいオーバーラップするスケジュールです。当初はどちらかというと情報収集という体だけの参加のつもりでしたが、場合によっては自分でも調査もするかもしれず、日ごろの準備が大切だと感じました。
東京では、飛行機が早めについて会議まで2時間ほど時間ができるのですが、JCIのマスコンクリート指針の改訂の報告会が東大で行われているのを直前に認識しましたが、ちょっと時間が短かすぎるのであとで報告書を買うだけにし、これまたたまたま発見した、宮沢賢治展を見に、上野の国立科学博物館に行くことにしました。
http://www.kahaku.go.jp/event/2014/04kenji/
文学の宮沢賢治ではなく、地質学者としての宮沢賢治のようです。岩手といえば、釜石製鉄所の鉄鉱石や石灰石であり、土木屋さんの視点からとても楽しみです。それを見てから土木学会委員会で、その夜には、その岩手に移動というなんとタイムリーな。
こうやって日々何気ないことでも情報取集することと、決めたらスケジューリングすることは、大切。
6/6(金)に出発して、東京で会議後、盛岡2泊、仙台2泊で、6/10(火)に戻ってきます。
情報収集といえば、1年ぶりに、 四国産業技術センターの情報交換会「5:30の会」に参加してきました。高専からは、校長とあと学科の先生との計4名。全体でも100名ぐらいの方が参加しており、多数話をしてきました。異業種交流会ですから、分野が一致しない人が多数ですが、こちらは土木、コンクリートということもあり専門分野が全く違う人も共通の話題は何かと出てきます。「家を建てるので基礎はどうすればよいのか」という質問を、なんと、別々に2人からされました。
ゼネコンの方もいらっしゃり、会話の中で共通の知人がいたりして、楽しい時間を過ごしました。1回参加して直接ビジネスにつながることは無く、それよりも、積極的にこの限られた時間を楽しむことが、有形無形のプラスになっているのだと思います。誰かわかりませんが、とても偉い人に、「見られている」かもしれず(テレビドラマの世界か!)、参加することに意義があるのです。
2014年5月28日水曜日
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