2012年1月31日火曜日

労働安全コンサルタント

以前、労働安全コンサルタントを受けているという話をしたと思うが、事後報告。2回目の今年度は、12月末に晴れて筆記試験合格。土木分野は全国で140人の合格者数。

で、本日夕方、口述試験を受けてきた。労働安全コンサルの中で土木部門ということで、本来は建設現場の経験が重視される。構造物を建設するという実務に対しては、経験ゼロを承知の上、ダメもとで受けていたが、実際に面接に進むと何とも心細い。参考書や体験談を見ると、面接は実務経験を確認するのが目的ということだったので、絶望的となり、忙しいのでやめようかと思っていた。ただ、気持ちの踏ん切りをつけるだけでも、受けることにした。

結果、冒頭で、その違いを指摘されたが、わからない部分はわからないということで、開き直って、面接というか、試験員3名との会話を楽しんだ(と言えばカッコいいが)。通常15分のところ、25分だった。多分、試験員の方も、こいつどうすればいいだろう、と思っていたに違いない。

ただ感じたのは、その場違いの中でも、私に対して強く当たるでもなく、私が何者かを引き出そうとする本質的な質問をされていたことだ。これでは、私もふと勘違いして、質問員から好かれているのではと思ってしまうほどだ。さすがにそれはないが、この質問力は、見習うところが多かった。

他にも色々な面接を受けてきて、落ちているが、すごい人の質問は、すごい。脱帽してしまう。ゼミでの質問、審査会での質問。実は質問する方が、聴衆から見られているのだ、という指摘を良く受けるが、それを実感した25分だった。

謙遜するわけでなく、試験は間違いなく不合格だが、ジャンル違いということを実感しつつも、この2年間良い夢を見させてもらったと思う。筆記試験合格というのは、労働安全衛生活動をやってきた自分へのご褒美として。この資格は、今年で受験を凍結する。今後実務に携わることがあれば、または、研究教育部門が新設された暁には、戻ってくると誓う。

今年の資格関連は、背水の陣で技術士取得に専念する。


ちょうどM1も、就職活動の時期で、一喜一憂しているところと思うが、頑張れ。

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