2020年5月21日木曜日

リアルタイム字幕について

メモ

1.送信者側が字幕を付ける方法

★落合陽一の動画メッセージで、全国で有名になったもの
https://note.com/ochyai/n/nafbdcc8d5cb7
こちらは配信側で、画面上にクロマキーとして字幕を入れているものと思われる。

★それを受けてYoshiki NAGATANI氏が発表したもの
https://twitter.com/nagataniyoshiki/status/1262381660877791233
送信側だけなのか、受信側でもできるのか、よくわからない。

★Ippei Suzuki氏の説明
https://twitter.com/1heisuzuki/status/1263118851744489472

Chromeを使ったspeech-to-text-webcam-overlay
https://1heisuzuki.github.io/speech-to-text-webcam-overlay/

★Akihisa Shitara氏の研究室(筑波大学落合研究室)での活用例「リモートミーティングでの音声認識の活用事例」
https://github.com/DigitalNatureGroup/Remote_Voice_Recognition

★OBS-Virtual Cam
これは、バーチャルカメラであり、画面の一部をあたかもWebカメラとして送信できるもの。これを土台にして別途作った字幕と、Webカメラを合成しているようだ。このソフトを何人かの人が使っている。
https://obsproject.com/forum/resources/obs-virtualcam.539/

★Hiroaki Chijiiwa氏の動画
Ippei Suzuki氏のSpeech to Text-webcam-overlayの画面をOBS-Virtial Camでキャプチャして、送信している。

★諏訪真一氏「Mac × iPhone で zoom にリアルタイム字幕」
https://note.com/suwash/n/n3e4be86c1ec5

★Noyuki Mori氏「OBSでリアルタイム字幕・翻訳を出す」
https://note.com/mori_n/n/n0e8dcb9f9a44

★UDトーク:ZOOMの字幕(クローズドキャプション)に送信する方法
https://teachme.jp/27228/manuals/8656888

★音声文字入力 を表示しながら自撮り録画する方法(OBS/Googlechrome/Googleドキュメント 使用)
https://www.youtube.com/watch?v=XlxIHcpKxFw

★聴覚障害を持つ学生の支援方法とその応用(芝浦工大除村先生)
https://drive.google.com/file/d/1UxrUYhURGxRqSELRTrJRYCM-Tu-KzQx2

2.受信者側が字幕を付ける方法
★ジェットダイスケ/JETDAISUKE UDトークhttps://www.youtube.com/watch?v=91Hk7Hg5leA

遅延がだいぶ多い。
1の機能を使いつつ、送信者側でなく、受信側で設定する方法を探してみたい。

2020年5月17日日曜日

この商品がもし税込100円だったら

世界がもし100人の村だったら」は名作だ。私たちに色々な示唆を与えてくれる。

新型コロナウイルスへの対応で巣ごもりに伴う消費が冷え切る現在、地元の企業・街の商店を応援、という雰囲気の中、大手チェーンでの購入というのは一体どの程度地元へのプラスになるのかというのは私たちは情報を持っていない。

同じ本を買うならAmazonよりも地元の本屋で注文、というのもわかるが、なかなか踏み切れない。で、次のような指標を何か計算して、開示してもらえないだろうか。

ある企業の総売上のうち、地元に落ちる金額の割合。

話は簡単ではなくて、生産者、卸業、従業員給料、等々、影響が大きい(経済用語でこういうの何というのだっけ)。100円の購入も、多層にわたるので、全部を考えると100円でなく、それが200円、300円になるが別にそれで良い。その金額の内、地元の県に落ちるお金が幾らかを、パーセンテージで表したもの。

「この商品がもし税込100円だったら」

この商品をこの流通で買ったときに全体の波及効果が230円であり、
そのうち
 5円は国の税金になり
 7円は香川県の税金になり
 40円は東京都にある本社の利益になり
 30円は香川県内の農家の利益になり
 20円は香川県内の問屋の利益になり
 17円は香川県内の工場の利益になり
 45円は香川県内の従業員の利益になり
 76円は香川県外の利益になります。

というような数字を知りたい。

大手チェーン店というのも、雇用や一部の商品納入には貢献しているので、ダメなんてことはない。でも、地元をもっと応援することへの情報が欲しいのだ。

外部不経済について

外部不経済という考えがある。

正確な定義ではないが、ある行為を行う際に、その閉じた中で100%循環できるか、外部に依存したものかということである。橋梁構造物における自邸式、他邸式、というのとアナロジー(類似性)がある。

お祭りの屋台を考えると、購入した焼き鳥の串、りんご飴の割り箸、すべてゴミになる。お祭りの場合、見た目というのもあるがとにかくゴミは無視できないため、お祭りの主催者側が費用を払って回収を行う。では、コンビニの弁当や、オフィス街で売っている弁当というのは、いったい誰が処理をするのか。購入した消費者にその責任があるとはいえ、捨てることを前提に利益計算などが考えられていると思う。特にオフィス街の弁当は、購入して1時間後にはゴミになる。

コンビニのごみ箱は、そのコンビニで購入した食品の容器を捨てることもあるが、それは、イートインで消費したものと、車で来て駐車場内で食事をして、終わったらもう1回入店してゴミだけ捨てるというケースに限られるだろう。なおその時は、堂々と捨ててよいはずなのに、家庭ごみを持ち込んでいると「思われるのではないか」と、肩身が狭い。

では、その場で消費しない弁当や飲料は、どこで捨てればよいのか。そう考えると、そういうのを捨てるために、インフラとしてコンビニのごみ箱が存在しているという風に考えることもできる。あるコンビニで買ったもの(弁当や飲料)のゴミを他のコンビニで捨ててもよい、という世界。ただし、特定のコンビニだけ、ごみ処理費用を過度に負担するのは持続性はないので、全体のインフラとして考えているのであれば廃棄料金負担をシェアするシステムがあってもよいのではないかと思う。

シェアサイクルのうち圧倒的に便利なのは、各地に貸出・返却ポートがあってどこを使ってもよいものである。たまに一部のところに自転車が滞留するので、それを分散させる仕組みが必要であり、そういう管理費も、費用の中に含まれている。

高速道路のごみ箱は、休暇シーズンになると、外からの家庭ゴミ持ち込みは禁止という張り紙(さらには監視員も)ばかりでうんざりだが、これから長期旅行で高速道路に乗る際には、自宅の生ごみは処理しておかなければ大変困るので、それを道中どこかで捨てなければならない。コンビニには捨てにくくなっているご時世なので、高速道路だったら、と考えられなくはない。高速道路の付加サービスとしてもよいのではないかと思う。そう考えると、「バカンス移動者のための自宅ゴミ有料受付」というのがあれば、利用する側も胸を張って多少高くてもお金を払うのに、と思う。(払わない人もいるから不公平だと思って払わない人もいるのは理解できるが、「胸を張って捨てられるサービス自体に対価を払いたい」と思う層もいるので、そういう人が払わない人の分のコストも含めて払うと思う。それが付加価値である。)

海外を旅行すると街角に公共のごみステーションが多数あったりして驚くが、日本ではどんどん街角のごみ箱が撤去されている中、日本ではコンビニがそのインフラを担っている気もする。コンビニの発展が日本の特徴なのは明らかであるが(最近では災害時のトイレ提供を期待されている)、好立地のコンビニほどその費用負担に苦しんでいると聞くので、そのように特定の民間にコストを押し付ける現状でよいのだろうか。ゴミ捨てとなった時に自己責任、自己負担という風に捉えがちであるが、街角に公衆トイレが必要というのと同様、ごみを捨てる権利もあると思う。

そういった自己責任という名の不作為は、災害時避難所の雑魚寝や使いにくさというのとオーバーラップして見える。

コンビニのごみ処理費用に戻るが、たとえば、複数の鉄道会社が相互に乗り継ぎができるのは、料金を適切に清算されるシステムがあるためである。切符を買った駅の会社のみに利益が入るのであったらそもそも成り立たない。銀行ATMについても、相互利用では利用のたびに銀行同士で利用料を支払っていると聞く。

対象物を変える。

例えば、洗剤を考えてみる。話を簡単にするために、洗濯洗剤やシャンプーに限定しよう。洗剤メーカーというのは、ものを洗う製品を売るというサービスに対して、終わった洗剤を廃棄する料金を100%下水道に依存している。それが良い悪いということでなく、そういう特定のルートに依存しているシステムというのは面白い。

海外の一部の地域であるようなのだが、生ごみをキッチンの流しにそのまま流せる。配管の内部でミキサーのカッターのようなものが固形物を粉砕して細かくし、下水に流す製品がある。日本でも一時期販売されたが、下水の詰まりというか、そういうところで問題になって消えたと思う。本来ゴミは固形ゴミとして処理するシステムがある中、水に流すというのは単に細かくしているだけで物理的は消えないので、末端で集まった時にその処理費用が100%発生するのはやはり外部不経済になっていてフェアではないだろう。

数パーセントの人が使っている限りは問題ないという考えもあるが、持続可能な世の中を考えると、仮に普及率100%になってもおかしくないようなシステムにしておくのがよいと思う。

よって、ゼロサムゲームで儲けようというのと同じで、原理的に持続可能性はない。冒頭の例で思い出したが、お祭りといえば、金魚やミドリガメも、その後の処理という意味で外部不経済である。

関連したゴミ箱の話題で、次のことも思い出した。ある施設(店舗)の入り口に、灰皿がある。でも、店先で吸うなと。その理由は、外で歩き煙草で吸ってきたのを消して、施設に入ってもらうための灰皿であると。


特に結論はないのだが、普段から考えていることを文章として整理しておきたくて、ここに吐き出しておく。

2020年5月3日日曜日

Webカメラの代替ツールの検討

テレビ会議のためのWebカメラが不足している話が駆け巡っているが、それについて書きたい。

研究室では数千円のWebカメラを7年前に購入していたので問題ないが、自宅でもできる体制をと思うと1台欲しいが今は品薄で手に入りにくいので仕方がない。

私は自宅の仕事にPanasonicのLet’s note CF-MX5を使っているが、画面が小さいため、外付けモニタに出力してノートPCの画面は消している。PCの設置位置もアームで浮かせたモニタの下に置いているため、カメラ部分が隠れてしまっている。下記の写真の通り。



ちなみに、最近のノートPCの内蔵カメラは結構綺麗で、と思っていたら、この機種はfull HD出力のスペックではあるが残念ながらもやがかかったようにピントも甘く、感度も低かった。余り使えないなぁと。

それともうひとつ死活問題なのは、我々は教員として遠隔授業をする必要があり、そのためのコンテンツを作るために、手軽に向きが変えられるカメラが欲しいのである。現時点の遠隔授業形態では、黒板の前に立ってそれを録画するいうことは私はしないが(している先生もいる)、実験の様子や手作りした力学模型を表示することを想定している。


他のツールで代替できないかなと思っていたら、案の上、その道に詳しい人たちが集うPC Watchで紹介されていた。

まず1つめ。スマホをWebカメラとして使う方法である。
Webカメラが品切れでもOK? スマホをWebカメラとして使える「iVCam」を試してみた」詳細はリンク先のとおりであるが、そもそもiPhoneをはじめスマホのカメラは性能が良いので、これは使える。試用してみたところ、手元に古いiPhone6が2台余っているので、wifiでなくUSBケーブルで接続したところ、画質は全く問題ない。スマホに依存するがズームなどもできる。音声も使える(初期値は音声はoffのため設定でonにする必要あり)。




試用時にはiVcamのロゴが入ってしまうし、何か操作の度に広告が全画面表示されて(PC側のWebカメラには広告は入らない)煩雑なので、これを使うようになれば、1220円のアプリ購入は買いだと思っている。

他にも調べると、iVcam以外にも同じ趣旨のアプリは存在するようなのだが、決め手がよくわからない。今のところ、これにしようかなと思っているところである。

【後日談→実際iVcamのアプリを購入した。現役のiPhone、古いiPhone2台の計3台を同じAppleIDで運用しているので、一気に3台に増えた。問題ない。一瞬前面カメラが使えないと思ったら、解像度が後面カメラの解像度に設定されていると前面カメラは選べないようだった。自分の画像も確認できるので私は前面カメラが良い。フラッシュの常時点灯もできるので、色々とカスタマイズできる。さらにテレビ会議によっては、カメラの左右の入れ換え設定が(テレビ会議システム上から呼び出して)できないものがあるようで、このiVcamは、スマホ上やPC上のアプリから変えておけばそれがすぐに反映されるので良かった。買って良かったと思っている。】

ただ、もっと大事なのは、スマホを固定する装置を購入することである。なかなか安価で良いものはないが、私のお勧めは、100均で売っているスマホ三脚の上部の固定部分だけを使うのである。これの根元は、普通のカメラ三脚用のネジ孔になっているので、それを既存の丈夫な三脚に固定するのである。上記の写真は、昔に購入した、ペットボトルの蓋の上からはめこむ三脚ネジ。これと100均の上の部分に組み合わせている。


そこに来て、本命の情報を得て興奮している。
同じくPC Watchの「キヤノン機をWebカメラ化する「EOS Webcam Utility Beta」導入レポート
愛機Canon EOS Kiss X9がそのまま使える。すごいものを開発してくれました。嬉しすぎて、観音さまと拝みたい【←わからない人はスルーして下さい。キヤノンの語源が観音様からきているの言いたかった】

先ほど試用してみた。素晴らしい。テレビ会議上で写される映像は普段見るデジカメの写真と変わらないくらい細かい。三脚に固定すれば、色々な使い方ができる。



うちの学校は、Microsoft Teamsを使ってテレビ会議をしているので、そちらの画面で紹介する。

次が、レンズを望遠側にして、テレビ会議上に表示された画像。ただ、これはカメラから出てきた画像を表示させているだけで自分側の画面、実際にネットの向こうで見られる画像が精細かどうかまでは検証ができていない。威力はわかって戴けると思う。効果がわかるように、望遠200mmのとき。右手で「土木偉人かるた」を持ち、左手でPrintScreenを押して得た画像。



次に、一眼レフカメラとPC内蔵カメラの比較をしてみたい。Teamsの1人テレビ会議をして、画面を録画したものからとってきたものである。Teamsの録画は、自動的にデータ容量を落としているのでノイズが目立つが、それはカメラの性能とは関係ない。


↑ Canon EOS Kiss X9を接続した例

カメラのイメージをつかんでもらうため、ズームレンズの100mmぐらい(35mm換算で150mm程度)に設定して1.5mぐらい離れて撮影している。望遠寄りなので、背景が適度にボケている。

カメラがリアルタイムでオートフォーカス(ピント調整)をしてくれており、イメージとしてはビデオカメラが接続されていると思った方が良い。

毛穴まで見える解像度、と思う。実際、「土木偉人かるた」の「古市公威」のひげまで表現できている。

ただ、カメラの電池を食いそうである。電源接続のツールは持っていない(バッテリー1台を外付け充電器で充電)のため、実際に長時間使うときには追加購入が必要で考える必要が出てくる。バッテリーを1個追加で廻していくのが現実か。

次に、画質の比較として上記レッツノートCF-MX5である。元々、なぜか内蔵カメラがもやがかかったようなので、ノートPCカメラの代表格ではないのはわかるが、これしかないので比較する。ちなみに、同じぐらいの大きさにするには、カメラとの距離20cmであった。

焦点が合うので、後ろの壁まで見えると思う。背景をぼかす一眼レフと大違いだ。

↑ Panasonic CF-MX5の内蔵カメラの例

毛穴まで見えないし、先ほどはよく見えていたひげが見えない(笑)。

【実際に使ってみた。バッテリーがフルに充電できていない状態で4時間のzoom飲み会に突入した。1時間充電して1時間の駆動がやっとだった。バッテリーは、購入後2年経過したもの。会議で使う場合には確実な電源の確保か、バッテリー切れになったときの代替カメラを用意しておくと良い。私の場合、上述のスマホ+iVcamはスタンバイしていたので切り替えることができた。】


もうひとつ、ツールがあった。

以前から、書画カメラを研究費で購入し自分専用に使っていた。模型を使った授業や外部の講演で手元資料を写したいニーズは多数あるからだ。超小型で(土木偉人かるたの箱が大きいのでは決してない)、HDMI出力とアナログ出力があることを重視して買ったのである。ずっと頭にはなかったのだが、USBで接続してWebカメラとして扱えたのである【それを思い出させてくれた神戸高専の福井先生に感謝】。

エルモ社のモバイル書画カメラ MO-1
今は廃盤になって後継のMO-2であるが、エルモ社(リンク)では色々な種類を出している。安くないが、長く使えるツールなので、特に教育機関におられる方は是非個人所有されるのをお勧めする。


↑ エルモ MO-1(写真の収まりのために、アームを曲げている)

小型なのでこのままでは高さの制約がある気もするが、何か椅子のようなものの上に置けば高所から机の上の手元を写すなどができると思う。


他に、デジカメ、デジタルビデオカメラもそれぞれUSB端子があったので、時間があれば試して続報を追記したいと思う。

【→研究室で所有していた、SONYのハンディカムHDR-PH630Vは残念ながらUSB接続をしてもWebカメラとしては対応していなかった。】

ということで、ツールの紹介ばかりになってしまったが、大事なのはコンテンツ、どういう授業をするかである。これは試行錯誤しながらベストを尽くしたい。

実際にできた、という報告なので、オリジナルの記事を上回る情報は含まれていないが、全国で試行錯誤していると思われる大学・高専の先生方の何かの参考になれば。


宣伝で申し訳ないが、トランプの遊び方を開発したので、Stay at Home 用にこちらも参考に見ていただければ幸いです →トランプの遊び方を発明(リンク)

2020年4月22日水曜日

波及効果とシステム設計

【2020/5/10追記:期間の再延長がなされたので再度当該ページを見ると、「流れ」が提示されているのを確認し、シールが送付されるとのことがわかった。下記の執筆時点で掲載があったのを私が読みそびれて誤認して指摘していると思われるが、その部分を訂正しつつ、記載は残しておく】

運転免許の更新の3ヶ月延長と免許センターが更新休止になったことで、思うところがあるので、長文であるが、書く。

ホームページに情報の発出日が書かれていないので、話の前後関係が見えないのだが、改めてざっと全国の情報を調べると、次のようなことだと思っている。

1)新型コロナウイルス関連の社会的混乱 and/or 拡大防止のために、免許更新の有効期限を延長する措置がとられた。

その場合、あくまでも免許ユーザー側の都合の面が多く(人混みに行きたくない、忙しくなっていけないへの配慮等)、あくまでもユーザー本人が免許センターへ延長の申請をする必要がある。

ユーザーのメリットしては、一度余計に免許センターへ行くが、室内での講習(三密?)を受けるのを延期させることが挙げられる。事態が落ち着いてから改めて更新の講習を受けられると。

2)その後、緊急事態宣言が当初出された7都府県では、更新延長の手続きを行くのも減らした方が良いとの判断で、郵送申請の受付が始まった。その後郵送申請は順次全国に拡大しつつあるようだ。都道府県の判断で実施の有無のため、統一はされていない。

以上については、何となく、わかる。人混みに行きたくないというユーザーの心情に寄り添ったものと言える。新型コロナウイルス自体が個人で望んだものではないという指摘は理解できるが、完璧は存在しないので、形態としてはあくまでもユーザー側の希望で延長したいニーズの範疇であると考えるのは、納得はできる。

ただし、最近になって、別の事情も絡み、不都合があると私は考えた。少なくとも香川県の例では、発表されたのかがいつなのかがわからないが、本日4/22(水)の段階において、4/24(金)から免許更新の受付をストップする。よって、リスクを冒しても免許更新をしたいという人もとにかく物理的に一切免許更新ができなくなった。

なお、最終日の4/23(木)に、明らかに今までよりも集中するのは明らかだが、なぜその猶予日を設けたのかというのもわからない。もっと前からアナウンスがあったのであれば、それほど目くじらを立てなくても良いのかもしれないが、この件はわからないし、本論から外れるので置いておく。

時勢でしょうがないのはあるが、物理的に更新が絶たれたのである。しかし、なぜかこれまで通り、免許ユーザーが別途延長申請をしなければならないというところに私は疑問を感じている。


  • 免許センターに行く場合、まずは延長申請を窓口でして、何かしらの印(しるし)をもらうのだと思われる。そして、3ヶ月の延長申請内で、改めて免許センターに来て普通の免許更新をするということになる。収束しなければ期間が延長される可能性はあるが。
  • 免許センターに行かないで郵送で手続きをすることもできる。HPのお知らせは不案内で、私は当初はそれに気づかなかった。その不満はここで置いておいて、とにかく返信用切手も同封して申し込む。

基本的に免許を更新しない人はいないわけで(更新しない人も一定数いるのはわかるが、基本は延長するというシステムだという意味)、強制的に更新する手段が絶たれた以上、なぜ延長申請というこちらからの申請という行動が必要なのか、窓口に行かなければならないのか(→不要である。自動延長すべきである)というのが私の意見であり、今回の決定はシステム設計がおかしいと思う。

私は、ブログにおいて、個人に対しての非難や、想定し得ないこと(しかたないこと)に対する批判のみ、は避けているつもりだ。しかし、ある方法を検討する際に、①スタンス・考え方がおかしい、②副作用などが十分に検討されていない(MECEに考えられていない)、という観点は常に指摘したいと思っている。

ただ、いつも、私が検討不足の点、気づかなかった点があれば、反論は受けたいと思う。その場合には、追記してこのブログも更新するつもりである。

以下、関係するHPリンクである。魚拓(HPのデータ保存という意味)はとっていないので、その後変更されるかもしれないが。
https://www.pref.kagawa.lg.jp/police/menkyo/enchosochi0.html
https://www.pref.kagawa.lg.jp/police/menkyo/enchosochi.html
https://www.pref.kagawa.lg.jp/police/menkyo/enchosochi2.html



なお、付随した細かい話であるが、以下、関連して気づいた私なりの改善点提案である。


  1. HPにおいて、今回の新型コロナに関する変更等の通知は、情報の発出日を記載すべきである。
  2. 私は4/22の時点で知ったのであるが、4/24から更新手続きを停止するのであれば、最終日となる4/23は、その自体に気づいた人で駆け込み更新が予想される。感染リスクを減らすという趣旨を考えれば、移行期間なしにストップすべきでなかったか。(いつ発出されたかがわからないが、仮に1週間とか余裕をもって集中しないようにしているとしても、そうすると4/24から休止する意図も不明である)
  3. 香川県の5箇所で更新業務を休止する、という通知しかないが、それだと、もしかして、その5箇所以外での更新があるのかな、と思って探すが、更新できる場所が掲載されていないので、全箇所なのかなとも思えるし、そもそも未だに解らない。読み手が欲しい情報と、発信している情報の出し方が食い違っている。
  4. 更新期間の延長の書類が、「更新手続開始申請書」という名称になっており、それが今回の更新延長で必要な書類である、というのが名称からはわからない。記載例を見て、それがわかった。そもそも意味がユーザーにとって不明瞭な書類の名称は改称すべきであり、まだ「様式1」とでもしてもらった方がマシである。とはいえ、今回の新型コロナ騒動は想定されていないと思うので、仮に名称が旧態のままとしても、解釈などHPでの説明を工夫にすべきである。その割には、送付先住所が、「香川県運転免許センター 運転免許係 郵送延長手続担当者」となっており、やっぱり「延長手続」なのである。せっかくなら、初志貫徹で「郵送更新手続開始担当者」として欲しかった(イヤミです)。
  5. 郵送の場合、返信用切手を同封とあるので、何かが送られてくるのは予想できる。それが何なのかを示して欲しい。どんな状態になったら3ヶ月延長になっているのかのゴールを示して欲しい。当初、申請をしたら、県警の方でデータが書き換わるだけかと思っていた(返信切手を読み飛ばしていたので)。免許証の原本は送らないので、シールが送られてきてそれを免許証に貼るのか(他人が貼っても有効になっては困るので、そのシールには申請者の固有番号が入っていないと論理的におかしい)、または延長証明書などの書類があるのか、その情報が必要と思われる。それが全くなく、単に受け付けました、という書類だったら本当に笑える。
    【2020/5/10訂正:以下のページ(pdf内)に更新手続きの流れが示されていて、更新シール(氏名と免許証番号も記載)を貼ることが示されていた。更新したい人には最低限の情報提供されていることを評価できる。ただ、行政HPにある通り、pdfの掲載のみなのでそこに何が書いてあるかの一覧性がないのは不親切ではある。
  6. 5.と関係するが、運転免許証は本人確認書類である。民間(例えばビデオレンタル)でも身分証明書として通用する。一般国民が、今回の3ヶ月の有効期限延長された免許証がどのような表示があるのか、というものが開示されている必要があるだろう。その様なケースは少ないのは解るが、それが筋というものである。変な話だが、私は、警察手帳の原本を見たことがないし頭に入っていないので、刑事ドラマのように警察手帳をチラ見せされても、その人が警察官であるという自信が持てない。それと同じである。
    【2020/5/10コメント追記:前項5の訂正に記したとおりであるが、情報は掲載されていた。ただし、あくまでも手続者のみの情報提供なので、本人確認等する人は知らないしわからない。まあ、そういう人が地元県警のホームページを見るかとなると疑問はあるが、検索したら出てくるようになっている必要がある。日本国として。


疲れてきたので、これで終わる。

色々書いたが、私のブログの購読者も少ないし、管轄する関係者や、そういうネタを探している政治家に伝わるという奇跡もないだろう。ただ、自分だったどうするか、という思考訓練として、良いトピックだったと思っておこう。勉強になりました。

【4/23朝追記:4/23の朝刊全国紙のローカル面において、4/22に休止決定であること、その期間が4/24~5/7であること、が報道されていた。期間の終わりが決まっていたのが正しければ、HPにその掲載がないのはなおさら不誠実と思う。当該新聞以外に裏はとっていないので仮の指摘としておく。】



重複するが、Facebookに先に記載したものを以下そのまま転載する。

++++++++
免許更新について、3ヶ月の延長処置があったが、香川県では免許センターの「更新業務」が休止するために更新に行きたくても行けない。私の自己都合による延長ではない。しかし、規定通り3ヶ月延長をするには、免許センターに行って延長手続きをしなければならない。センターでは「延長受付業務」はしていると読み取れる。

私の自己都合ではない、センター休止に伴う更新不可のため、手続きをせずに自動で読み替えをしてもらえないのだろうか。

3ヶ月以内に免許センターへ2回行くことになる。

とここまで書いていて、当該ページを何回かクリックして郵送というリンクを発見した。郵送で延長申請がもできるので、三密を避けるにはそれが妥当なラインだろうか。

郵送先は「郵送延長手続担当者 宛」であるが、記入して同封する書類は「更新手続開始申請書」である。一瞬だまされたかと思うネーミングがまた、素晴らしい。

同封すべき244円の返信用切手を購入する際の三密と、免許センターで更新延長手続きをする際の三密、を天秤に掛けなければならない。

免許証の原本を送ってスタンプを押してもらうものではないが、「何かいいもの」が返送されてくるようである。それが何かを明かしてほしいものの現時点ではわからない。勝手に推察するが多分「延長しましたシール」なのだろう。または、右の者に延長許可を与えている、という書類かも。その場合、その紙を同時に携帯していないと法律違反になる(妄想)。

いろんな意味で、楽しみである。

2020年4月18日土曜日

トランプの遊び方「順番神経衰弱」の紹介

2012年に娘と二人でトランプの遊び方を発案した。名前は「順番神経衰弱」という。その時のルール説明と発案過程はこちらこちらのブログに記した。

初めて発表した2012年の段階では、Facebookでも全くと言っていいほど反応はなかった。確か1名だけ「今度やってみます」とのコメントをもらったが、その後報告は受けていない(笑)。

当時はトランプなんて自宅にないという家庭も多かっただろうし、一番の原因は上記の私のブログでのルール説明は文章のみで、かつ正確を期そうとしたばかりに取扱説明書のように難解でわかりにくかったためだと思う。

今は時節柄、自宅で過ごす方も非常に多く、家族で遊ぶ目的でボードゲームが売れていると聞いている中で、改めてこの遊び方をPRしたい。シンプルであるが、ハラハラドキドキする手ごろなトランプゲームだと自負する。

そこで、ちょっと頑張って、PRのための資料を作ってみた。普段は避けている「いらすとや」を最大限生かしてみた。文章やフォントも「いらすとや」をイメージして作ってみた。

スマートフォンで紹介されたときに、縦置きの画像が一番見やすいだろうと思ってそのようにもしてみた。



印刷できるように、pdfファイルもアップしておく。

playingcards.pdf

実際にプレイしていただき、面白いと思ったらぜひ拡散をお願いします。

2020年4月1日水曜日

香川高専 社会基盤メンテナンス教育センター 発足

本日4/1付で、香川高等専門学校 社会基盤メンテナンス教育センター(iMec香川)が発足しました。

2019年度半ばから5年の文科省の助成金が採択され、先行する舞鶴高専、他に同期生として福島高専、長岡高専、福井高専が連携し、放送大学・長岡技科大とも協力しながら、各地で橋梁点検技術者などの育成をする拠点を構築するものです。香川高専としては、そのプロジェクトを推進する主体として、本センターが立ち上がりました。私は初代センター長を拝命しました。

個人的には、次に名刺を刷り直すのは、技術士の2つめ(総合技術監理部門or建設の2科目目)を取得したときだ、と思っていたのですが、それが叶っておりません。日々反省と努力。

ホームページ、Facebook(センターとしては今後、個人としては続けます)で発信していきますので、よろしくお願いします。

様々な方のご協力を得て、校内に実習フィールドが整備できました。そちらの写真も掲載されている、香川高等専門学校社会基盤メンテナンス教育センター ホームページはこちら。

ブログの移動(に近いもの)

表現活動の主体をnoteに移行しました。時間をかけた論考などはnoteに集約するようにします。こちらのブログはアーカイブとして残しますが、過去に力を入れた執筆したものは、再編集してnoteに投稿することもあります。 https://note.com/hayakazuh このブログ...