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5歳半の娘(4月より、幼稚園年長)は、3ヶ月くらい前からトランプに凝っていて、当初はばば抜き、神経衰弱、であったが、じじ抜き、ドーナツ、スピード、などと進化している。「スピード」は、私が知らなかった簡単ルール(ローカルルール?)なのだが、彼女の動きは素早く、30歳の年の差があっても勝率は5割くらいで拮抗している(厳密に分析すれば、人間の処理速度がある程度以上になると、あとは持ちカードの出方に依存するので、それの確率が五分五分ということに思う)。
で、その彼女が、神経衰弱のルールを覚えたばかりの時分に、非常に興味深い新しい遊びを考案した。それをきちんと体系化したのは私であるが、ネットで調べた限り、同じような遊びは検索できなかったので、オリジナルのように思っている。もしも、既出や類似のものがあれば、是非お知らせ願いたい。オリジナリティは尊重したいので。
昨日は、ひたすらそればっかり娘と遊んでいた。
以下、紹介する。大人でもはまり、奥が深い。
追記:その後、ルール説明のページを更新したので、こちら方が見やすくなった。
https://kazuh-hayashi.blogspot.com/2020/04/blog-post_18.html
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(2012年8月11日、わかりにくい表現を一部修正。ルールに変更はない。)
名称:
改称:順番神経衰弱 (子供にもわかり易い名前に変更)
概要:
神経衰弱のように対戦相手交互にカードを引いていくが、ペアを当てるのではなく、1番から13までの順番に引いていき、早く13に達したら勝ち。
(似たようなもので、ビリヤードのナインボール、というゲームもある。1番から番号順に、球を落としていく遊び)
人数:
2~4名が可能であるが、人数が増えると極端に時間がかかるので、まずは、2名で対戦してその面白さを味わってから、徐々に人数を増やすのが良い。まずは2名を強くお勧めする。
使用するカード:
人数分の記号のカードのみを使用する(仮に、ここでは2人とし、各々ハートとスペードとする)。
13枚×2記号=合計26枚を良く混ぜて、神経衰弱と同じように、裏返しにする。
子供向けに易しくするしたら、1~10の10枚のみを使うなど、1人当たりの枚数を減らせばよい。
遊び方の概要:
プレイヤーは、あらかじめ決めた記号(例えば、プレイヤー1はハート、プレイヤー2はスペードなど、指定する)に限定して、その記号について1、2、3という順番に集めていき、最後(13、キング)まで揃ったら終了で、早く揃った方の勝ち。
具体的な動き方:
1) 自分の番が来たら、カードを1枚だけめくる。
2) めくったカードにより、次の、2-Aまたは2-Bの対応を行う。
2-A) めくったカードが、自分が欲しいカード(以下、待ちカード、と呼ぶ)であれば、それを回収する。1)に戻って、さらにもう1回めくることができる。
2-B) めくったカードが、自分の待ちカードでない場合には、同じ位置に戻し、自分の番が終わり、次の人に交代する。なお、他者の待ちカードを引いてしまった場合にも、そのカードは元の位置に戻し、自分の番は終わる。(なお、2人プレイの場合には、次回相手が、それを取るところから始まるはず。)
面白さ、奥深さ:
・開始して、しばらくは、なかなか待ちカードが揃わないが、徐々に加速したように、
揃うようになる。
・自分が適当に引いたら、相手のカード(サッカーで言う、オウンゴールのようなもの)になる可能性があり、全くでたらめに引いていては、勝てない。
その他:
・現在、2人でしかプレイしていないので、3人以上で行うと不具合が出るかもしれないので、追ってフォロー(修正orコメント)したい。例えば、他人の待ちカードを引いてしまった場合、その場に戻すか、その人に差し上げるかは、2人プレイでは同じなのだが、3人以上プレイの場合には意味合いが多少異なってくるので。
・間違ったカードを戻す際、自分の目印になるように角度を変えたりできるが、バレたら信用を失う。
・最後の数枚になったら、一度カードをぐちゃぐちゃにする、という派生ルールもあり得るが、そのままにしたほうが、最後に急展開して面白いように感じる。
・まずは、1~10まで、と減らしても楽しめる。特に、3人以上で行う場合には、13枚でやるのは、大変である。
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