2013年8月22日木曜日

エア謹慎

8月は元気がなかったように思います。いろいろ波はあるようです。

でも、人と出会ったり、旧友と改めて話をしたりすると、元気になります。先日も高松の高校時代の先輩に飲みに誘われて、沢山、話をしてきました。彼は、高松で実家の会社を経営しており、私とは立場は違いますが、会社の経営、従業員のマネジメント、そして自己マネジメントなど、結局は普遍的で、通じるものがありました。この手の話は、もちろん横浜でもたくさんしてきましたが、大きく違っていたのは、高松という地方とどうやって付き合っていくか、でした。高松に限定されることではありませんが、地方都市となると、必ずしも、合理的な考えだけでは進まない何か、があって、それにどう対処するか、も真剣に考えなければなりません。この辺は継続審議として。



さて、タイトルは謹慎とありますが、別に悪いことをしたわけではありません。元気がないというのも、この点は関係ありません。

前の話になりましたが、8/5~7に、北海道に出張に行ってきました。高専のイベント、アジア学生高専体験プログラム、が今年は苫小牧高専で開催されており、来年が香川高専で主催することが決まっており、そのための視察の一行としてです。

現地の先生によると苫小牧でもここ数日は例年にない暑さということで、期待したほど涼しくはなかったですが、高松と比べると明らかに涼しく、快適に過ごせました。

夜暑くても絶対に窓を開けて寝るな、と強くおっしゃっていました。やっぱり朝方は冷えます。何名か、体調を崩された参加者もいたようです。

このプログラムは高専を知ってもらう、できれば留学してもらう、という地道な活動です。アジア圏から10校の高校や大学から、数名ずつ来てもらって、1週間弱、学生寮に泊まりながら、いろいろ高専やら日本やらを体験してもらう内容です。私は、今香川高専で、寮務主事補という役割を担当しているので、寮関連について視察したのです。

せっかくの機会なので、1泊は、寮に泊まらせていただくことにしました。私が寮務担当ということで、先方の宿直室を用意いただけるということでしたが、結果として、宿直室の隣にある、「謹慎室」という名前がついた部屋に泊まることになりました。

香川高専にはこのような部屋はないのですが。詳細はともかく、中から鍵がかからず、焦りました。寝るだけだし、安全は確保されているので、別に隠すものは何もないので、何てことはないですが、貴重な体験をしました。まな板の鯉、をちょっと思い浮かべました。



さて、本日(8/22)も、わが職場香川高専の宿直にあたっています。17時宿直スタートです。これを書きながらも宿直中です。寮の正式な開寮は9月からなのですが、夏休み期間中は部活やら学内イベントのために、希望者だけ1週間前の今日から特別開寮ということで、入ることができます。ただし、食堂の営業は開寮まで待たなければならないので、食事は自分で持ち込む必要がありますが。

教員専用の風呂トイレ、テレビ、そしてネット回線もあるので快適ではありますが、通常の時期は、寮務主事補をしているので色々ミーティングなどがあり、一人になれる時間はあまりありません。

今日は通常の1割程度しか学生はいないので、とても静かです。気分は積極的な「謹慎」です。英語論文の査読依頼など後回しにしていた業務を限定して持ってきているので、それに専念するためです。

定時の見回りや点呼をきちんとこなし、たまっていた業務を処理したいと思います。

2013年8月21日水曜日

オープンキャンパス

8/10(土)に香川高専高松キャンパスのオープンキャンパスを実施した。各教員が実験などを含んだ模擬授業を行う形式である。他のコンクリート系の先生と一緒に、昨年までと同じ内容で臨ませていただいた。私が説明の主担当で行った。70分の講義が4回あり、結構ヘビーである。

さらに、別途、自由見学ツアーの方々(主として保護者)が来て、1回5~10分ほど概要説明をするのを6回、という合計10回話す必要がある。


数分で硬化するジェットセメントを使って、コンクリートの文鎮をつくる、というものである。素晴らしいことに、過去に、シリコンを使って、本物の野菜をかたどった型枠が多数準備されており、それに流し込むだけで、立派な野菜型文鎮ができるものである。

今年は赴任初年度で勝手がわからなかったのだが、来年はもっと経験を積んでオリジナリティを発揮したいと思いながら臨んでいた。

数年前、私が所属していたJCI(日本コンクリート工学会)関東支部でも、小学生コンクリートという、コンクリートを粘土細工のようにして工作をする出前授業を小学校で行ったことがあり、その経験も役に立ちそうだ。


 ピーマン(左)とミカン(右)の色付け


昨年通り型枠に詰めるだけでは来年につながらないと思い、決められたメニューを消化しつつも、今回サポートで参加してくれた、学生で手が空いている者に、用意された型枠でない別のコンクリートも作らせてみた。できたのが、iPhone。だから何だと言われそうなので、もう少しひねりが必要である。



もう一つ、前日に思い立ったのが、ジェットセメントの発熱を利用して、温泉卵ができるのではないか、ということ。前夜にスーパーで卵を買い、 当日の講義に組み込んでみた。午前中には仕込みだけで間に合わなかったが、昼休みに試しに成功し、午後の2回は即興で実施してみた。

型枠にコンクリートを二層に詰めるときに、途中にラップにくるんだ卵を入れる。周囲を断熱材で覆っておくと、コンクリートは60度ぐらいには発熱するので、練り混ぜから60分で、テストピースを圧縮試験機で破壊し、卵を取り出す。

すると、ちょうどよい塩梅で温泉卵ができた。 円柱の割裂で中身を取り出すしぐさが、あたかも卵を割る仕草と似ているのが、見ていて微笑ましい。




ということで、色々とバリエーションはできそうな気がする。

実は裏で苦労はしていて、冷蔵庫でキンキンに冷えた卵では熱が足りないかもしれないと思い、直前まで40度で温めていた。もちろん、この段階では全く固まっていない生卵なので、うそではなく演出の1つである。

お約束として、卵は全て番組スタッフが美味しくいただきました、と記載しておく。

無駄に遊んでいるわけではなく、こういう科学実験的なことを通じて、きちんと教育できれば、そちらの方が価値があると信じている。

2013年7月29日月曜日

異業種交流会

商工会議所というと、まったく無縁の世界だと思っていた。

学内の、産学連携を担当されている方から、そういった異業種交流会があると紹介を受け、参加してみた。


参加費1000円の缶ビール+おつまみの会であったが、ざっと100名の方々が参加していた。高松は、官公庁の四国の中心であること、大手企業の支店もあること、で、有名な会社の方も多い。

全く初めてであったので、名簿を頼りに、土木、建築系のゼネコンの方を見つけて話をしてみた。予想通り、技術者ではなく、支店長や営業部長クラスの人ばかりであったが、コンクリートの維持管理や、品質向上では共通の話題であり、たくさんお話しさせていただいた。

途中からは、まったくランダムに話しかけるようにしてみたが、まったく話が繋がらないことはなく、香川という地において共通の話題はいくらでもあることを再認識した。

無線、防犯カメラの業務をなさっている方に巡り合った際は、声を掛ける人を間違えたかと思ったが、ヨット部の無線機の話をしたら、結構盛り上がり、後日連絡をいただくことになった。


全国展開の大手企業の方は、話しかけた方の半分は、春に赴任したばかりで、今回初めて参加されたという。すぐに営業につながるとは思っていないが、とにかく顔を売ることが大事だとおっしゃっていた。私もそうである。

異分野の方とも交流をして、もっと揉まれる経験を積まねば。

2013年7月28日日曜日

香川県庁

昼間はヨット部顧問であったが、夜に、香川高専(および前身の高松工業高専)の卒業生で、香川県庁に就職されている方のOB会に参加させていただいた。年2回開催されているということで、その会合と懇親会である。

本庁だけでなく、香川県の各土木事務所や他事務所から、総勢60名以上参加されていたのは圧倒である。香川県には、当時は香川大学工学部(1997年新設)はなく、高専は香川県内で、唯一の工学系の高等教育機関として地元で働く技術者を輩出してきた。

ということで、人数が多くて全員とはお話しできなかったが、名刺は10枚以上交換させていただき、色々と県内の情報を仕入れることができた。

今回は、教員は私を含め2名であったが、参加してよかったと思う。

豊島の廃棄物に関係されている部署の方や、県内でのダム建設等、現場見学についても、今後の展開を期待したい。

椛川ダムという、新設のダムがこれから始まるようで、今取り付け道路の工事中であるという。ぜひ、段階を追って完成まで見学していきたいと思っている。


私が大学生1年生の時、広島県の温井ダムの本体コンクリート打設20%の頃に夏休みにレポート作成のために訪れ(当時、実家が転勤のために広島に在住)、その後も、広報誌を毎月定期的に送ってもらい、横浜に居ても状況を把握することができた。ダムを専門とはしていなかったが、自分の土木技術者としての成長と、ダムの工事進行を、重ね合わせていたように思う。大学卒業とほぼ同時にダムが完成した。

息の長いダムを見守ることは、何か縁があると思っている。担当者が変わろうとも。見学だけでなく、技術的に関われることがあれば、もっと良いだろう。私次第だろうか。少なくともダムについて、考えるきっかけになりそうだ。

2013年7月27日土曜日

2013年7月27日ヨット部

本日のヨット部


 天気予報では晴れだが、雲が厚い。こんな時は、レーダー雨雲画像で調べるのが良い。後に晴れてきた。

1週間前は、レーダーと言っても「はあ?」 っという反応であったが、スマホ学生を中心に、レーダーのアプリや天気予報を見るようになってきたのは、目に見える成果だ。キーワードは、「XバンドMPレーダー」である。


 今日は、これまでの指導の結果を踏まえて、1年生が立ててみる。多少ぎこちないが、成長しているようである。でも、この2人以外の他の1年生は・・・・?



 塩飴と、携帯防水ケースとしてのジップロック(もどき)、とトランシーバー。

掛け声だけに終わらないように、具体的に、定量的(チェックできる数値を示して)に指導することが大事。

形だけにならないように、本当の意味で浸透するまでは、繰り返し言うことと、チェックをすることが必要。



 




本日はここまで。

2013年7月26日金曜日

2013年7月26日のヨット部

本日は、天候もよく練習日和。

最近ヨット部で力を入れているのは、実践。



部室の電灯が暗かったので、交換。点灯管も変えたので、直ちにつくようになったし、明るくなった。


他校の船が流されるトラブルや、本校の先週のロープ巻きつき、そして全国的に問題になっている熱中症など、色々と解決すべき課題がある。それをどうやって改善が実践できるか、本気で取り組んでいる。


熱中症に関しては、スポーツドリンクを500ml常備するように指導。スポーツドリンクでない場合には、水やお茶に加えて、塩飴を。言うだけでなく、実際にチェックを開始。塩飴は、慣れるまでは、自分が顧問の時には差し入れることにした。

今日は救助艇マゼランが出せないので、規定により、湾内のみの練習。

すると、水の件が徹底できないと思ったら、1年生からの提案で、水筒や塩飴を箱に入れて、水際に置いておく、という。どんなことでも、自主的に提案してくれるとは、なんと嬉しいことよ。






 

 とある部品が破損。引張部にクラックが入っている。使っていなかった別の部品と交換。ただし、その部品も、曲がってはいなかったが、クラックは入っていた。機械科の学生も多いので、そういう観点でも見る学生が増えることを今後期待したい。

 しばらくは、私が言い続けることが大事か。





 前回割れた部品、ワイヤースリーブは注文した部品が寸法が異なっていたので、とりあえず他校に借りて修理。

 こうやって、圧着ペンチで圧着。

実はここに来るのも大変で、ペンチで切っていたらワイヤーがバラバラになって困る、ということで、ワイヤーカッターを借りてきて解決。こういったことを、今後きちんと実践して情報共有することが大事。

こうやって写真にとって残すことも大事なので、実践。

私は個人的に、ロープワークは、クライミングをやっていた時に覚えたのがことごとく忘れているので、ヨットの本を見て再挑戦しようと思っている最中。とりあえず、もやいむすびは完成。
 


湾内練習なので、上級生がこうやってメガホンで指導。水に浸かっているのは、声を届かせるため?暑いため?

 

2013年7月24日水曜日

考える

先日のヨット部の活動を見ていて。

消耗部品が壊れる、ロープが届かない、等の本当に些細なトラブルがあったが、学生は「気力」で乗り切ろうとしている。


どう考えても、気力では乗り切れない。

問うと、「わかりません」、「知りません」の答えが。

「わからない」、「知らないは」、別にどうでもいい。経験の問題だから。でも、なぜそのような不具合が起きるのか、を「考える」ように、その日は口を酸っぱく言って指導した。

部品が割れた(割れたことすら気づいていない学生もいる)のであれば、元の形がわからなかったら、他のヨットの別の同じ場所の部品を見れば、元の形はわかるはず。それから、何が壊れたか、導き出しなさい。

ワイヤーロープが届かないのは、ポールが長くなったのか、ワイヤーロープが短くなったか、それとも別のトラブルがあるのか。前二者はあまり考えられないので、ロープがからんでいるか、キンク(ねじれている)しているか、だろう。数メートル上にあって今見えないのなら、部室に双眼鏡があるのだから使えばよい。「見えないことと」、「ない」ことは違う。


ここにいる全員が工学系のエンジニアの卵なのだから、なぜその不具合が起きるのか自分で考えること。知らないのは当たり前で、知らないのなら、考えればよい。考えてもわからなければ、まず観察する。


全般に言えるのだが、授業の科目が違えば、別の事、と思っている学生が多い。すなわち応用が弱い学生が多い。今回の場合、自分が工学という分野で実験なり授業なりで学んだ考えが、ヨット部という場におけるトラブルという実生活での出来事に結びついていないのではないだろうか。


1、2年生は、まだ結びついていないかもしれない。考え方の転換、そのためには訓練が大事なので、とにかく、繰り返し言うつもりだ。

ブログの移動(に近いもの)

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