「キリンビール高知支店の奇跡」という本があるが、数ヶ月前の「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」という本を紹介するラジオ番組(のポッドキャスト)で知った。
実際の営業マンのドラマは面白い、と思いながら聞いて、高知の県民性を改めて知った。昔のキリンラガービールを高知県人の声で復活させた(エピソードも含まれている)ドラマである。
私は、ビールについては詳しくなかったので、これまで、好きなのはとりあえず(アサヒの)スーパードライだと思っていた。父が好きだったから、というのがあるだろう。まだ若かりし父が、スーパードライが販売になり、とても美味しいのでビールを切り替えた、という話を聞いたのが、小学生の頃だと思うが(新発売時、私は10歳)、心に刻まれている。
オランダに出張に行った後のしばらくは、Heinekenばかり飲んでいた。
熱い思いに共感すると、すぐに欲しくなる。それを聞いて、急いでキリンラガーを買いに行った。それで、旨い旨い、と思って飲んでみて、しばらくして検索すると、それは、1996年に味を変更した(高知県人が、味が薄い(たっすいビール)と評した)ビールの方だった。高知県人の声で復活させたラガービールは、クラシックラガーと名前を変えているという。
で、改めてスーパーに買いに行ったが、なかなかクラシックラガーは売っていない。香川でも特色のある酒販売店「ヒサモト」で売っていたので、とりあえず6缶入を買った。とにかく、私は物語に弱い。
さて、その本も、実はラジオでさわりを聞いていただけで、実際に本は読んでいなかった。それはまずいだろうと思っていたが、本日たまたま訪れた書店で目についたので購入して、1時間ちょっとで読み終えた。
・真実は現場に有り
・量は質に転化する
・苦しいときの変革は地方から起こる
・NKK(何も考えないで行動する ←これは、本の中に出てきたある社員の行動)
最近感じていたことがオーバーラップして気持ちよく読ませていただいた。
以下の看板は、今月の出張の際、高知空港で撮影したもの。本物を見ることができた。でも、空港内の飲食店では、ラガービールを見つけることができず残念でしたが。
というわけで、現在の所、我が家にあるビールは、キリン クラシックラガー(写真右)である。キリン ラガービール(生)(写真左)ではない。
2017年6月25日日曜日
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