前回のブログで、授業に追われて慌てふためいた様子を、自分で一輪車操業と言っていたが、とりあえず、前期を終えて、8月下旬に成績も確定して、何とか一段落している。以前は1分単位のスケジュールで動いていたのが、今は10分単位のスケジュールで動いている感覚である。
もちろん、前期に先延ばしになっていた業務を(学生の)夏休み期間に行うことで、しわ寄せというかその余波はあるものの、学会等に出られるようになってきたのもあり、色々と立ち止まって考える余裕が出てきた。
8月末に、山口県の講習会の参加および、土木学会229委員会に参加した。全国各地の品質確保の取り組みをこれでもか、と見ていると、この1年間の私の地元での動きはどうだったのかと反省するばかりである。若干タネもまいているという思いもあるが、もっとできることはあるはず。その思いを新たにした(それだけではイカンのだが、それは後項目で書こう)。
先週、土木学会全国大会in仙台において3日間の全行程に参加した。1日目と3日目は学生の発表があったため、私を含め3名が前日入りで参加した。
悪い予想は当たるもので、K大学で実施させていただいていた繰返し載荷実験が途中で止まるなどしたため、そのリカバリーのために、仙台へ出発する当日も作業をする必要が出たため、出発時刻を繰下げ実験作業をすることとなったが、元々飛行機はやめて新幹線にしていたお陰で、柔軟に対応することができた。実験も何とかスタートでき、変更した新幹線にもぎりぎり乗ることができた。巨大な台風も迫っていたことで、結果オーライ。
仙台までは全てJRで移動したので、高松からは、6時間強かかったが、溜まっていた仕事を片付けたり、殆どできていなかった読書に費やすことができた。
土木学会では、毎年恒例の、初日の夜にあるコンクリート研究者の集い(40歳以上)に参加する資格を得た。洗礼というか、新規参加者は全員の前でスピーチをする、ということであったが、何とかクリア。そのような懇親会や、高専のOBの方とお会いしたり、仙台で働いている大学土木の同期と飲んだり、久しぶりにリフレッシュして、振り返ることができたように思う。
その初対面のOBの方から、今回お会いするずっと前に、たまたま私のブログを紹介されたとのことで、読んでいただいたということをお聞きした。この半年、全く更新していなかったのは、上記の精神的な余裕がないこと、であったが、やっぱりアウトプットしないと自分もフラストレーションが溜まるし、地方にいて実践しようとしていることに共感を持って戴く方はゼロではないのでその方々に対しても、そして自分に対しても、書くことは大切だと本当に身にしみた。
もう後期のスタートも迫っては来ているが、まずはレスポンスを早くすることを目標にカイゼンを意識している。
とりとめも無くなったのでここで終わる。
2016年9月14日水曜日
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