2014年4月19日土曜日

骨骨と

先日の始業式の学生主事(高専内で、学生指導のトップ)の挨拶は、コツコツというのがキーワードであった。曰く、骨骨と書くそうだが、先ほどネットで調べても出てこなかったので、検証中。

4年生の担任になったので、現在一人15分の面談を開始している。学生数34名のうち、3分の2が終わったところだ。そこでの話題は、主として勉強の仕方のこと。結果、おしなべて、学習の時間が少ないことと、自宅学習が身についていない。もともとレポートや課題が多いので、それをこなすことで精一杯というか満足している。レポートや課題も勉強の一部ではあるが、それでは、授業の復習は満たされないし、レポートが出ない回は復習しないことになる。

高専の教育は、くさび型といって、下級生は一般科目が多く、専門科目が徐々に多くなってくることをくさびの形状に例え、そう言い表す。4年生から、極端に専門科目が増える。よって、これまで付け焼刃で何とかしのいできたのが、4年生から太刀打ちできなくなることも多いようだ。

よって、コツコツ勉強をする習慣をつけること、を今回の面談では特に重視して指導している。

とはいえ、精神論の極み、「頑張ります」、「気を付けます」、は全く意味がない。よって、単に家で勉強しろという指導は全く意味がない。冬になって、「風邪をひかないように」と指導しているのと一緒で意味がない。

意味のない指導はしない、という当たり前の方針(当たり前のことは方針とは言わないか・・・) なので、何とか具体的な指導を考えている。


勉強のモチベーションとして、1年後の就職活動の話はするものの、現在まだその準備ができていない人が多いので、それを強いモチベーションとするには時間がかかる。

そのようなモチベーションが低い段階では、一般論として習慣がつくまでは、何か強制的な、外的な刺激がないと、難しいであろう。

部活をやっている学生が多かったが、4年生になると半ば引退して、練習回数が減る学生が多数であった。そのような学生には、部活を終える時刻を毎日の帰宅時刻として、部活がない日は学校に残って勉強をする時間にしたらどうか、と。そのような大事な日には、普段のレポートではなく、それ以外の本質的な勉強をするようにしたい。毎日帰る時刻が同じというリズムもできる。

他の案として、私が手取り足取りはできないので、例えば、夏休みのラジオ体操の出席カードのようなもので毎日の勉強時間を報告してもらうのも、有り得る。ただし、ゼロの日も、ゼロと報告して、毎日顔を合わせる。その代わり私は口出ししないで、単にハンコを押すだけ。その位の着かず離れずのことをやると、さすがにゼロが続くと良心の呵責を感じれば、しめたもの。

以上に述べた案は単なる手段である。何を採用するかは別として、とにかく、精神論ではない具体的なアクションを提示したり、考えさせることが大事、と思っている。あえて気を引く、学生が考えるための、つかみである。

また、何かを提案すると、すぐに欠点を示して不満を言う人もいるが、ここで大事なのは、上記の案は仮説として、まずは検証することで、短時間に検証ができれば、良ければつづければよいし、悪ければ仮説は棄却されたとして別のことをやればよい。学生は、概して、存在するかどうかわからないベストを求めてしまい、結局何も動かないことが多い。


STAP細胞のおかげで、仮説という概念が一般認知されたのは良かった。それも使って気を引きながら。



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