どうでもいい話題ではありますが、真面目に考えています。
1年前、学会の懇親会の余興でクイズをすることになり、単なる正解・不正解ではない、全員に数値を答えてもらって値が近い人に賞品を渡す、という問題も1問作ることにしました。そういう全員参加の問題を作る、というのも、考えがあってのことですが。クイズコーナーをしても、懇親会中なので、議論に熱中して参加しない人もいるので、全員が参加できるものも、という考えです。
全国からお客さんがやってくるので、それなりのクオリティにしたいし、地元ネタにしたい、でも設問がマニアックすぎても盛り上がりに欠ける、ということで悩みました。
よくこの日記に出てきますが「思考訓練」です。この場合、数値での答え、ネットに回答は無い、地元にちなんでいる、マニアックすぎない、という条件です。でも、これを、論理的に答えられるかというと、難しい。問題は3問あり、うどんという統一テーマにしました。この設問と、他の設問のどっちを先に作ったのか覚えていませんが、少なくとも先にうどんというテーマありきだったように思います。
ひとつヒントになるとしたら、アメリカ横断ウルトラクイズの1問目の〇×問題、でしょうか。「(アメリカの国旗にちなんだマニアックな指標の)AとBについて、Aの方が大きい。〇か×か?」というものだったかと思います。結局のところ、数値がわからないといけないような内容が多かったと思います。
10年以上前になると思いますが、私の大学同期の結婚式二次会のイベントを企画し、冒頭の全員参加のクイズで、数値を答えさせるものとしました。そのときも、考えに考え抜いたのが、新郎の方は山登りが好きで、新婦も山が好きでは無いが連れられていったことがある程度だったようなので、それにちなんで、
「それぞれ日本百名山を制覇した標高を合計すると何メートル?」
答えは忘れてしまいましたが、1000~100万ぐらいまで、分散した答えが返ってきたのを覚えています。主催者としては、しめしめ、と。
フェルミ推定というのかわかりませんが、日本百名山の標高の平均値は有効数字1桁として、2000mとして、新郎の方は高校・大学で30山ぐらいで、新婦はほとんど登っていないので、合計30山。よって、60000m位でしょうか。
正確な答えはネットで調べても載っていないし、かといって、全く想像がつかないのも考える方としては面白くない。新郎の友人は、高校山岳部の仲間が多数来ていて、楽しんで回答してくれていたと思います。そういう、明るくなる問題を目指しました。
で、考えに考え抜いたのが、うどん1玉のうどんの長さの総延長。だれも答えを知りませんし、ざっと調べても、答えは載っていない。
過去に、うどんの引張試験をした、という科学的なデータが掲載された記事があることは知っているのですが、そういう専門誌には表題の答えがあるのかもしれませんが。
以下、私の個人のページの方に掲載したので、リンクだけ張っておきます。
うどんの長さ-科学の缶詰~さぬき科学缶~
2015年9月22日火曜日
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