フェイスブックからの転載です(あとで、きちんとまとめたい)
9月8日~15日に、フランスに出張しますが、その中で、ついでにフレシネーのコンクリート橋、エッフェルの鋼橋を集中的に見ようと思っています。
私が調べた範囲では、フレシネーの橋類が、網羅的に地図上にプロットされたものはありませんでしたので、自分の勉強のために、グーグルマップに赤色でプ
ロットして作りました。同じ地図にエッフェル(青色)と、そしてそれ以外の設計者(黄色)で、フランス内の有名な橋梁もプロットしてみました。
編集権限は私のみですが、閲覧は自由に可能と思います。何かの参考にどうぞ。そして、これぞという、足りない橋があれば教えて下さい。リンク先などは、今後アップデートします。現在、橋梁名の標記が英語とフランス語が混じっているので、対処を考えます。
https://mapsengine.google.com/map/edit?authuser=0&hl=ja&mid=zP1RZcyW8QnM.kxyl2eK8h3II
2014年8月31日日曜日
2014年8月24日日曜日
真夜中の図書館
夜中の2時まで、高松市立図書館の本が受け取れるサービスを発見した。多分、市民も知っている人はまだ少ないのではないか。見えるところに書いていないのだから。
高松市立中央図書館は、頻繁とまでは行かないが、よく利用する。書き込んだり(大抵書き込む)、永久保存したい本は買うが、一度手に取ってから内容を見定めたいが本屋には置いていないマイナーで古い本や、資料収集として該当箇所だけ読みたい時には、図書館は欠かせない。先日も、一度借りたエッフェルの本が良かったので、早速購入の注文をした。
図書館でぶらぶら本を探すことは殆ど無く、予め欲しい本をネットで取り置き予約をするのだが、開館時間になかなか取りに行けない、という不便さがあった。平日19時、土日17時閉館、朝は9時30分開館。お役所シゴト、には変わりないけれど、何とかならないかなぁと思っているところであった。
取り置き予約は、中央図書館だけでなく、近くの図書館に転送してもらえるので便利であるが、私は中央図書館が最寄りなので関係ないなと思っていた。しかし、ふと、受け取り場所に見知らぬ施設が増えていることに気づいた。
引用する。(赤字部分はそのままコピーペースト)
【図書館外施設の取扱時間】
○白洋舎郷東町本店:午前8時から午後9時(日曜・祝日は午前10時から午後8時)
○高松シティホテル:午前7時から翌日午前2時
○ブリーザーズスクエア:午前11時から午後7時(水曜日は休み)
○マチインフォ:午前11時から午後7時(月曜日は休み)
高松シティホテルは中心部にあるホテルだ。家からも職場からも、中央図書館より近い位置にある。しかも、朝7時~夜中の午前2時まで、と。かゆいところに手が届く時間帯を含み、18時間も開いている。
これを知った衝撃は、今年の私の10大ニュースに入れてもいいぐらいだ。
さらに、驚いたのは、その情報が、ホームページでログインしないと、出てこないということ。
試しに、高松市立図書館のホームページにアクセスして、探して欲しい。そもそも図書館外の施設で受け取れる、なんて情報は一切ない。(移動図書館は、別物)
さらに、ログインしても、取り置き予約をするときの画面では、中央図書館の他、○○図書館、と並んで、白洋舍・・・、と名前が列挙されているだけで、それがどこにあって、さらに、営業時間が何時までということが書かれていない。今年になって途中から増えたはずであるが、私は気づかなかった。
予約が終わり、確認画面で初めて、欄外に赤字で上記のように情報が出てくる。
これは、意図的に隠しているのではないか、としか思えないような情報提供のやり方である。実際、ホテルに人が殺到して負荷がかかったら閉鎖されては困るということで、私も他人には教えたくないぐらいだ(嘘)。
20年ぐらい前か、以前、何かのコラムで、公共図書館や公共スポーツセンターこそ、夜間開館すべきという意見を読んだことが有り、24時間までは行かなくても、遅くまでやって欲しいと思っていた。運営コストは増えるが、コストありきではなくて、どういうサービスを提供すべきかの議論が先で、それに対してどうやって財源を確保するのかは後で良いだろう。ビジョンが大事。
少なくとも私が夜間に利用したいニーズの大部分は、閲覧ではなく「受け取り」だけだったので、高松の地でこれが満たされることになって満足であり、これこそ20年来願っていたことが、目の前に実現したというので、10大ニュースと言ったのは言いすぎではない。
予約している本がホテルで受け取れるのは、通常よりも1日プラスする必要があり、昨日予約した本を受け取れるのは明日の17時以降なので、明日が楽しみだ。
もう一つ、文句を。以下、青地で示したところは、ホームページからのコピーである。開館時間のこの書き方は解せない。図書館を使い始めて慣れない頃、開いていると思って土曜日18時に行ったら閉まっていた。土日を例外として欄外に書いて欲しくない!!さらに視聴覚ホールは例外の例外があってわかりにくい。閏年かと突っ込みたい(わかる人だけわかる「閏年の定義」)。
土・日・祝日は午後5時まで。ただし、視聴覚ホールについては日曜日、祝日は午後5時まで。
12月28日は午前9時30分~午後5時、1月4日は正午~午後5時まで開館します。
視聴覚ホールは、12月28日は午前9時~午後5時、1月4日は午後1時~午後5時まで使用できます。
++++++++
2014/8/24 15:50追記
書き終わってしばらくして、「利用案内」のページに、上記の「高松シティホテル 夜中2時まで」という情報が一部掲載されていましたが、それは、返却の話だけでした。「借り方」として、ホテルに取り寄せができるとは明示的にはなされていませんので、実質ないものと同じでしょう。
高松市立中央図書館は、頻繁とまでは行かないが、よく利用する。書き込んだり(大抵書き込む)、永久保存したい本は買うが、一度手に取ってから内容を見定めたいが本屋には置いていないマイナーで古い本や、資料収集として該当箇所だけ読みたい時には、図書館は欠かせない。先日も、一度借りたエッフェルの本が良かったので、早速購入の注文をした。
図書館でぶらぶら本を探すことは殆ど無く、予め欲しい本をネットで取り置き予約をするのだが、開館時間になかなか取りに行けない、という不便さがあった。平日19時、土日17時閉館、朝は9時30分開館。お役所シゴト、には変わりないけれど、何とかならないかなぁと思っているところであった。
取り置き予約は、中央図書館だけでなく、近くの図書館に転送してもらえるので便利であるが、私は中央図書館が最寄りなので関係ないなと思っていた。しかし、ふと、受け取り場所に見知らぬ施設が増えていることに気づいた。
引用する。(赤字部分はそのままコピーペースト)
【図書館外施設の取扱時間】
○白洋舎郷東町本店:午前8時から午後9時(日曜・祝日は午前10時から午後8時)
○高松シティホテル:午前7時から翌日午前2時
○ブリーザーズスクエア:午前11時から午後7時(水曜日は休み)
○マチインフォ:午前11時から午後7時(月曜日は休み)
高松シティホテルは中心部にあるホテルだ。家からも職場からも、中央図書館より近い位置にある。しかも、朝7時~夜中の午前2時まで、と。かゆいところに手が届く時間帯を含み、18時間も開いている。
これを知った衝撃は、今年の私の10大ニュースに入れてもいいぐらいだ。
さらに、驚いたのは、その情報が、ホームページでログインしないと、出てこないということ。
試しに、高松市立図書館のホームページにアクセスして、探して欲しい。そもそも図書館外の施設で受け取れる、なんて情報は一切ない。(移動図書館は、別物)
さらに、ログインしても、取り置き予約をするときの画面では、中央図書館の他、○○図書館、と並んで、白洋舍・・・、と名前が列挙されているだけで、それがどこにあって、さらに、営業時間が何時までということが書かれていない。今年になって途中から増えたはずであるが、私は気づかなかった。
予約が終わり、確認画面で初めて、欄外に赤字で上記のように情報が出てくる。
これは、意図的に隠しているのではないか、としか思えないような情報提供のやり方である。実際、ホテルに人が殺到して負荷がかかったら閉鎖されては困るということで、私も他人には教えたくないぐらいだ(嘘)。
20年ぐらい前か、以前、何かのコラムで、公共図書館や公共スポーツセンターこそ、夜間開館すべきという意見を読んだことが有り、24時間までは行かなくても、遅くまでやって欲しいと思っていた。運営コストは増えるが、コストありきではなくて、どういうサービスを提供すべきかの議論が先で、それに対してどうやって財源を確保するのかは後で良いだろう。ビジョンが大事。
少なくとも私が夜間に利用したいニーズの大部分は、閲覧ではなく「受け取り」だけだったので、高松の地でこれが満たされることになって満足であり、これこそ20年来願っていたことが、目の前に実現したというので、10大ニュースと言ったのは言いすぎではない。
予約している本がホテルで受け取れるのは、通常よりも1日プラスする必要があり、昨日予約した本を受け取れるのは明日の17時以降なので、明日が楽しみだ。
もう一つ、文句を。以下、青地で示したところは、ホームページからのコピーである。開館時間のこの書き方は解せない。図書館を使い始めて慣れない頃、開いていると思って土曜日18時に行ったら閉まっていた。土日を例外として欄外に書いて欲しくない!!さらに視聴覚ホールは例外の例外があってわかりにくい。閏年かと突っ込みたい(わかる人だけわかる「閏年の定義」)。
高松市中央図書館 | 午前9時30分~午後7時 |
高松市牟礼図書館 | 午前9時30分~午後7時 |
高松市香川図書館 | 午前9時30分~午後7時 |
高松市国分寺図書館 | 午前9時30分~午後7時 |
高松市中央図書館視聴覚ホール | 午前9時~午後9時 |
12月28日は午前9時30分~午後5時、1月4日は正午~午後5時まで開館します。
視聴覚ホールは、12月28日は午前9時~午後5時、1月4日は午後1時~午後5時まで使用できます。
++++++++
2014/8/24 15:50追記
書き終わってしばらくして、「利用案内」のページに、上記の「高松シティホテル 夜中2時まで」という情報が一部掲載されていましたが、それは、返却の話だけでした。「借り方」として、ホテルに取り寄せができるとは明示的にはなされていませんので、実質ないものと同じでしょう。
高解像度降水ナウキャスト
気象庁が提供している雨雲レーダーによる「ナウキャスト」が今年高解像度化したというのは知っていて、よくヨット部の練習でも参照しています。
本日、学校で仕事をしていたら、急に雨雲が広がって雨が降ってきました。ちょうど同じ時間に、高松の海では、ヨットレースが開催中で、うちの部も出場&先生方が運営委委員として参加していたので、嫌な予感がしました。
現地に電話してみても、多分運営船に乗っていて気づかないのか繋がらなかったので、ナウキャストを見てみました。
通常のナウキャストと、高解像度のナウキャストの2つが存在するので、注意が必要です。
気象庁 高解像度降水ナウキャスト へのリンク
以下、その時の画像に、 位置関係を示してみました。
高専の近くは、ぎりぎり豪雨地帯に入っていますが、今後、北東方向に雨雲が進み、ヨットの海域はぎりぎりかすらない程度であることがわかりました。後で電話がつながり、現地もほぼそのような状況だったようです。
こちらの雨も、すぐに止みました。
画面は小さいですが、スマホ(iPhone)からも、スムーズにズームなど扱えたので、是非登録しておくことを進めします。
私は国交省のXバンドMPレーダーなどもよく使っていましたが、これが一番良さそうですね。ということで、色々調べるものが多すぎて、先ほどリンクを整理しました。こちらもどうぞ。
林研究室リンク集 へのリンク
本日、学校で仕事をしていたら、急に雨雲が広がって雨が降ってきました。ちょうど同じ時間に、高松の海では、ヨットレースが開催中で、うちの部も出場&先生方が運営委委員として参加していたので、嫌な予感がしました。
現地に電話してみても、多分運営船に乗っていて気づかないのか繋がらなかったので、ナウキャストを見てみました。
通常のナウキャストと、高解像度のナウキャストの2つが存在するので、注意が必要です。
気象庁 高解像度降水ナウキャスト へのリンク
以下、その時の画像に、 位置関係を示してみました。
高専の近くは、ぎりぎり豪雨地帯に入っていますが、今後、北東方向に雨雲が進み、ヨットの海域はぎりぎりかすらない程度であることがわかりました。後で電話がつながり、現地もほぼそのような状況だったようです。
こちらの雨も、すぐに止みました。
画面は小さいですが、スマホ(iPhone)からも、スムーズにズームなど扱えたので、是非登録しておくことを進めします。
私は国交省のXバンドMPレーダーなどもよく使っていましたが、これが一番良さそうですね。ということで、色々調べるものが多すぎて、先ほどリンクを整理しました。こちらもどうぞ。
林研究室リンク集 へのリンク
2014年8月3日日曜日
土木工学初学者へ
もっと整理して書きたいけれども、火曜日の昼には期末試験が終わってしまうので、先に書くことが大事として、荒削りだけれども書く。対象の4年生には、ホームルームや授業中、面談時に繰返し言っていることだが。
高専4年の担任をしているが、先月、保護者三者面談を終えた。インターンシップは始まったが、就職活動がまだ先という、切迫感がまだない時期ということもあるが、就職に関する情報提供をどうしようか、確固たるものは持っていない。この辺は、学科内、学外の仲間、等とも連携したい。
学生の興味、ステージに合せて、いろいろな情報提供があってしかりであるが、学生に能動的になってもらわないと指導するにしても厳しいところが多い。
先日5年生に対して現場見学会を行ったのは、非常に良かったと思っている。多少、先生に出す感想文ということで話半分程度に考えてはいるが、感想文を見た限り結構大きな動機付けになったのではないかと思う。見学をしたNEXCOの方には、敢えて、専門知識よりも、他の業種や地元の方々とどう付き合っていきながら仕事をしているのかを話していただきたいとお願いしていたのだが、そのコンセプトが合致したような気がする。
道路だけでなく、ゼネコン、コンサル、公務員、等いろいろな所に就職するが、それぞれの立場で考えることはあったようである。
ということで、同じ見学会を4年生に実施したいと思って計画しているところである。大学に比べて、そういう機会が少ないのは確かなので、増やしたい。
しかし、学生側ももっと頑張って意識を変えて欲しいところが多々ある。就職についての情報収集というのは、その辺にごろごろ転がっていることに気づくべきである。土木系の雑誌や本を読むことはもちろんだが、それ以外の本を読むことも、結局自分自身のことを考えるきっかけとなり、プラスになる。日々のニュースもしかり。今回の台風の被害や前回の豪雨で橋が流されたことなども、間接的に、強く関係している。どこまで、自分のこととして考えられているだろうか。JRが止まっていることなど知らない学生が多数だろう。
まあ、そういうことに気づかせることが、4年以降の見学会であろうから、ドミノの1枚目を倒させるのは私たちだろう。
さて、ホームページでの情報収集も大事だが、以下のサイト「若手土木技術者のページ」もお勧めである。具体的にどのリンクなの、という野暮なことは聞かないこと。これだけ情報があるのだから、自分で荒海を航海すべき。いろんなリンクに行って、何度も戻ってくればよい。教科書的に整理された情報なんてどこにもないし、あってもそういう情報は、殆ど足しにはならない。
http://civileng.ec-net.jp/top-index.html
ということで、4年生には、何度も与えている「日経コンストラクション」や「土木学会誌」は、いろいろな情報が入っていて、よい。選り好みせずに、ひたすら吸収すると、見えてくるものがある。
私は、就職活動については、嫌いな会社については、「その会社の嫌いなところを原稿用紙3枚分ぐらいつらつらと書けるようにまで徹底的に研究したら、嫌いになって良い」と指導している。
好き嫌いを判断することは学生の自由。ただし、その会社や業種を知らないのは、絶対に許さない、ということ。残念ながら、相手のことを知らないで、嫌いと判断するほど、人間的に成熟できていない。そんな人間はどこにもいないだろう。
高専4年の担任をしているが、先月、保護者三者面談を終えた。インターンシップは始まったが、就職活動がまだ先という、切迫感がまだない時期ということもあるが、就職に関する情報提供をどうしようか、確固たるものは持っていない。この辺は、学科内、学外の仲間、等とも連携したい。
学生の興味、ステージに合せて、いろいろな情報提供があってしかりであるが、学生に能動的になってもらわないと指導するにしても厳しいところが多い。
先日5年生に対して現場見学会を行ったのは、非常に良かったと思っている。多少、先生に出す感想文ということで話半分程度に考えてはいるが、感想文を見た限り結構大きな動機付けになったのではないかと思う。見学をしたNEXCOの方には、敢えて、専門知識よりも、他の業種や地元の方々とどう付き合っていきながら仕事をしているのかを話していただきたいとお願いしていたのだが、そのコンセプトが合致したような気がする。
道路だけでなく、ゼネコン、コンサル、公務員、等いろいろな所に就職するが、それぞれの立場で考えることはあったようである。
ということで、同じ見学会を4年生に実施したいと思って計画しているところである。大学に比べて、そういう機会が少ないのは確かなので、増やしたい。
しかし、学生側ももっと頑張って意識を変えて欲しいところが多々ある。就職についての情報収集というのは、その辺にごろごろ転がっていることに気づくべきである。土木系の雑誌や本を読むことはもちろんだが、それ以外の本を読むことも、結局自分自身のことを考えるきっかけとなり、プラスになる。日々のニュースもしかり。今回の台風の被害や前回の豪雨で橋が流されたことなども、間接的に、強く関係している。どこまで、自分のこととして考えられているだろうか。JRが止まっていることなど知らない学生が多数だろう。
まあ、そういうことに気づかせることが、4年以降の見学会であろうから、ドミノの1枚目を倒させるのは私たちだろう。
さて、ホームページでの情報収集も大事だが、以下のサイト「若手土木技術者のページ」もお勧めである。具体的にどのリンクなの、という野暮なことは聞かないこと。これだけ情報があるのだから、自分で荒海を航海すべき。いろんなリンクに行って、何度も戻ってくればよい。教科書的に整理された情報なんてどこにもないし、あってもそういう情報は、殆ど足しにはならない。
http://civileng.ec-net.jp/top-index.html
ということで、4年生には、何度も与えている「日経コンストラクション」や「土木学会誌」は、いろいろな情報が入っていて、よい。選り好みせずに、ひたすら吸収すると、見えてくるものがある。
私は、就職活動については、嫌いな会社については、「その会社の嫌いなところを原稿用紙3枚分ぐらいつらつらと書けるようにまで徹底的に研究したら、嫌いになって良い」と指導している。
好き嫌いを判断することは学生の自由。ただし、その会社や業種を知らないのは、絶対に許さない、ということ。残念ながら、相手のことを知らないで、嫌いと判断するほど、人間的に成熟できていない。そんな人間はどこにもいないだろう。
再び「夏子の酒」に戻る
また酒の話になってしまいます。
昨日は、数時間を要しましたが、何とか2日かけて建設構造設計学の定期試験の採点を終えました。今日は別の演習の採点です。ちょっと気分転換に。
日本酒 凱陣の話に戻ります。「亀の尾」という酒米を使った酒は美味しいというか、独特の風味があるという記述を目にしますが、まだ飲んだことがありません。凱陣では、この夏から秋にかけて、「亀の尾」の酒が出るそうです。
日本酒といえば、山田錦があまりにも有名で、どれも似たような味になる(平均値が高いので、へたに作っても合格に達する)ということで、日本酒通の中では味が容易に想像できる山田錦よりも、「亀の尾」のような尖った個性のある米の方が人気があるというようなこともどこかで読みました。現代でいう、「マイナーだけれども、育てるアイドル」という感じでしょうか。
先日酒店で、たまたま店に飾ってあった「亀の尾」の稲穂から米を1粒もらいました。そこのじいちゃんが、妙に薦めるので気にはなっていました。
日本酒について素人なので、まずは信頼できる本を1冊買ってみようと思っていて、amazonで「純米酒を極める (知恵の森文庫) 上原浩」を選んでカートには入れていましたが、まだ買っていませんでした。
たまたまウィキペディアのリンクをたどっていくと、ドラマ「夏子の酒」で有名になった幻の米「龍錦」 が、「亀の尾」の復活物語のことだったことに気づきました。何かをモデルにした、ということは知っていますが、それが私の中でタイムリーな「亀の尾」だったとは。
「夏子の酒」は、和久井映見の主演ドラマで有名になりましたが、その後、大学時代に、「モーニング」「ビッグコミック」などのマイナーな漫画雑誌にはまっていた時に、講談社漫画文庫としてミニ版として出たので、その原作の「夏子の酒」を一式揃えて読んだことを何となく覚えています。大まかなストーリーしか覚えていませんが。
ちなみに、モーニング、ビッグコミックなどは、ちょっと大人向け(成人向け、エロ、という意味ではなく、大衆受けはしない玄人向けとい意味)の漫画雑誌で、大学時代の友人は誰も定期的に買って読んでいなかったと思います。黒鉄ヒロシの風刺の効いたブラックジョークが好きでした。その中で、若干庶民?寄りの「ビッグコミックスピリッツ」は買っていた人は多くいましたが、逆に、メジャーな本は読みたくない、という理由でスピリッツには手を出していなかったという、私は変わった(今でも)人間でした。
で、さらにウィキペディアを読み進めると、「亀の尾」について、その本質を見いだして(?)うんちくを語っているのが、冒頭に登場した「上原浩」のようです。
ということで、上記の本と、夏子の酒の再読をしたいと思います。夏子の酒は、とっくの昔に手放してしまいました。その時は、単にストーリーの上っ面だけを追って、再読すらしなかったと思います。今は、その行間や、歴史や、諸問題などを感じると思います。昔に読んだ名作を再度読む、という行為は、どんな分野でも大切ですね。人間は、その時に読み取れるレベルに応じた内容を読み取ることしかできない(積極的に捉えるとしたら、それに応じて読み取ることができる)、と良く思います。
昨日は、数時間を要しましたが、何とか2日かけて建設構造設計学の定期試験の採点を終えました。今日は別の演習の採点です。ちょっと気分転換に。
日本酒 凱陣の話に戻ります。「亀の尾」という酒米を使った酒は美味しいというか、独特の風味があるという記述を目にしますが、まだ飲んだことがありません。凱陣では、この夏から秋にかけて、「亀の尾」の酒が出るそうです。
日本酒といえば、山田錦があまりにも有名で、どれも似たような味になる(平均値が高いので、へたに作っても合格に達する)ということで、日本酒通の中では味が容易に想像できる山田錦よりも、「亀の尾」のような尖った個性のある米の方が人気があるというようなこともどこかで読みました。現代でいう、「マイナーだけれども、育てるアイドル」という感じでしょうか。
先日酒店で、たまたま店に飾ってあった「亀の尾」の稲穂から米を1粒もらいました。そこのじいちゃんが、妙に薦めるので気にはなっていました。
日本酒について素人なので、まずは信頼できる本を1冊買ってみようと思っていて、amazonで「純米酒を極める (知恵の森文庫) 上原浩」を選んでカートには入れていましたが、まだ買っていませんでした。
たまたまウィキペディアのリンクをたどっていくと、ドラマ「夏子の酒」で有名になった幻の米「龍錦」 が、「亀の尾」の復活物語のことだったことに気づきました。何かをモデルにした、ということは知っていますが、それが私の中でタイムリーな「亀の尾」だったとは。
「夏子の酒」は、和久井映見の主演ドラマで有名になりましたが、その後、大学時代に、「モーニング」「ビッグコミック」などのマイナーな漫画雑誌にはまっていた時に、講談社漫画文庫としてミニ版として出たので、その原作の「夏子の酒」を一式揃えて読んだことを何となく覚えています。大まかなストーリーしか覚えていませんが。
ちなみに、モーニング、ビッグコミックなどは、ちょっと大人向け(成人向け、エロ、という意味ではなく、大衆受けはしない玄人向けとい意味)の漫画雑誌で、大学時代の友人は誰も定期的に買って読んでいなかったと思います。黒鉄ヒロシの風刺の効いたブラックジョークが好きでした。その中で、若干庶民?寄りの「ビッグコミックスピリッツ」は買っていた人は多くいましたが、逆に、メジャーな本は読みたくない、という理由でスピリッツには手を出していなかったという、私は変わった(今でも)人間でした。
で、さらにウィキペディアを読み進めると、「亀の尾」について、その本質を見いだして(?)うんちくを語っているのが、冒頭に登場した「上原浩」のようです。
ということで、上記の本と、夏子の酒の再読をしたいと思います。夏子の酒は、とっくの昔に手放してしまいました。その時は、単にストーリーの上っ面だけを追って、再読すらしなかったと思います。今は、その行間や、歴史や、諸問題などを感じると思います。昔に読んだ名作を再度読む、という行為は、どんな分野でも大切ですね。人間は、その時に読み取れるレベルに応じた内容を読み取ることしかできない(積極的に捉えるとしたら、それに応じて読み取ることができる)、と良く思います。
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