この土日は横浜でAPEC開催ということで、みなとみらい地区は厳戒態勢(立ち入れる所にいる限りではそこまでは感じないけれども)になっておる中、たまたま2回も地区に足を踏み入れた。
私を除く家族3人が、友人との旅行で熱海に一泊することになり、多分、子供が生まれて以来はじめてである私が留守番するケースとなった。昼前に駅に車で見送りに行ってから(改札を見送ったのが12:15)、翌日昼(12:10に電車到着)ということで、残された時間は24時間。まさにドラマ「24」の世界だった。
何をしたか。まずは、ここ数年来行きたかった、横浜開港資料館へ。行ったことあるつもりだったが勘違いで、今回が初めてだった。歴史の流れと、横浜の地理を改めて確認した。殆どのことは、本を読んで知っていたことであるが、有名なペリー来航の絵に書かれている右側の建物に生えている楠が、その開港資料館の中庭に生えているそれそのものだとは、驚く。横浜市内でよく見聞きする地名も、江戸、幕末とずっと続いてきたことを認識すると、感無量だった。大学生のときに行っても、何かわからなかったろう。
とはいえ、規模の小ささにある意味驚き、先日の生麦事件参考館館長の浅海氏の2時間の講演会の濃さと比較してしまった。開港資料館が決して薄いとは思わないが、そのあたりの内容も加えて欲しいと思う。開港・横浜に焦点を当てている資料館なのだろうが、幕末の話は薩長や江戸に奪われてしまうのか殆ど記載が無く、展示内容が、ペリー来航からいきなり大政奉還となったのには驚いた。
1時間程度で展示を見て、ぶらりと散歩。歴史の重みを感じながら日本大通を練り歩く。時間が無かったので、数年前に訪れた都市発展記念館はパスした。シルクセンター博物館、新聞博物館も行こうかと入り口までは入ったのだが、なぜか展示内容の説明が一切無く、入場料500円位としか書かれていないのは、時間が無い身としてはがっかりしたくないと考え、やめた。時間があれば、地元民としてそれは行きたいのだが。その辺、果たしてちゃんと営業努力をしているのだろうか。観光向けのガイドブックには記載はあるのだろうけれども。
続く。
2010年11月15日月曜日
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