2020年3月22日日曜日

交通事故

本日、交通事故にあった。当事者である。

現状では、先方が一方通行違反の逆走であったこと等から、10:0で私に非はないと思うが、その判定内容については、まだ確定していないので明言は避ける。(→修理や支払いは完了していないものの、保険会社同士の調整が終わり、過失割合10:0で私は0(過失なし)と決まった。一時期このエントリを非公開にしていたが、3/26再公開)

以下、忘れないうちに記録しておく。

交通事故は2度目(前回は7年前で加害者←正確には、交差点内右折時の双方過失で私の方が過失割合が多く確か「交差点安全進行義務違反」減点2点)なので、警察へ通報するなど経験者としてその辺の落ち着きはあった。

明らかに私の過失はないし前後のことも明瞭に覚えていると自分自身で認識した。その辺の自信があったので、冷静に物事を見ることができた(と思い込んだ)と思う。

私自身が驚いたこと
・駆けつけた警官から「直前の青信号は、交差点の手前の信号機、奥の信号機のどちらで確認しましたか」と聞かれて、わからなかったこと。青で進入したことは覚えているが、どちらの信号を見たかと言われてもわからない。いわゆる無意識というか、記憶として蓄積していなかった。
・もっと驚いたのが、走っていて青信号のまま交差点に進入したのか、赤で停止していて青に変わってから交差点に入ったのかがどうしても思い出せないこと。これは大事だけれども、思い出せなかった。
・相手の車両が、事故後、道を空けるために(or驚いて)5m程バックしたことを忘れていたこと。バック後の写真撮影をしていたので、それを警察官に伝えたので、少し混乱させてしまった(相手の証言からわかったし、ドライブレコーダー確認後に報告したので、最終的には問題なし)。
・ぶつかる寸前、私は相手を認識して速度を緩めてほぼ止まっていたのだが、相手が突っ込んできた状況である。その際、結構長い時間に思えたのだが、実際には思ったよりも短かったこと。

上記は、私のドライブレコーダーに記録されていて、後ほど正確な値がわかったのだが、「自分の記憶のいくつかは当てにならない」というところに驚いた。最後の時間感覚の違いについては、死ぬ間際(ぶつかる間際)に走馬灯のように駆け巡る、というのは何となくわかる気がした。

なお、ドライブレコーダーを見てわかったが、この信号はそれほど大きくないので、遠くから走ってくると、交差点の手前と後ろの信号機はほぼ同時に見えるので、どっちかを先に見たという感覚はない。警察官は一般論として尋ねたのか、赤青の証言の真偽確認も含めてこちらの出方をうかがっていたのか?


役に立ったこと
・メモ帳とペンは、常時車に積んでいたので、連絡先交換の時に効果を発揮した。
・当たり前であるが、自分の任意保険の連絡電話番号はすぐに出たこと。
・車のディーラーの番号もすぐに出たこと。(部品の脱落はないので自走できたが、見積や精密チェックのためにディーラーに持っていった。よく考えたら、ダメージを受けているかもしれず、勝手に家に帰るのはリスクがある(程度の問題)。念のために電話して良かった。)

できなかったこと
・後続車も来ていたので場所をあけなければならなかったが、車を動かす前に位置関係の写真を撮らなかったこと。相手の車の写真は撮ったが、バック後だったことを失念していた。これは、逃げられないようにナンバーを撮る意図があったので。交通担当の警官には現場検証を丁寧にやっていただき、その際にきちんと答えられなかったこと。
・ドライブレコーダーを搭載していることを、警官と話をしているときになって初めて思いだしたこと。1時間は記録できるので、勝手に消える心配はないし、そもそもエンジンを切っていたら録画されないタイプなので時間が経過しても大丈夫であるが。
・今回、お互いあまり速度は出ておらず、それぞれが右のバンパー、ライトとその周辺の凹み程度の接触だったので、衝撃としては小さかった。自分も大丈夫だし、相手もすぐに車から出てきたので、どう考えても怪我をしているとは思えなかった。ただし、相手に対して大丈夫ですか、という問いかけができなかった。相手が必ずしもシートベルトはしていないかもしれないので。(相手が出てこなかったり、ぐったりしていたら、声かけしたり、バイタル確認はすると思うが)

追伸
110番したところ高松北警察署のパトカーが駆けつけてくれた。周辺を巡回中だったのだと思う。とりあえず調書などの作成を開始してくれたが詳細は高松南警察署から別の交通事故担当者が来るということだった。交通事故専門の人に引き継いでくれるのかと思っていたら実際にそうだったのだが、引き継がれた方が最後に一言、交代した理由は事故現場が道路を挟んで高松南署の管轄だったから、と。境目だったらしい。踊る大捜査線を思い出した。

2020年2月15日土曜日

カメラ熱再び

一眼レフカメラの愛機は、これまでキヤノンのEOS Kiss X9であったが、この正月に叔父からEOS 5D初代(EOS 5D Classic)とレンズを譲り受けた。EOS 5D初代といえば、2005年11月発売開始という古参のカメラであるが、センサが35mmフルサイズということで、カメラがわかる人にとっては別格のカメラである。

学生時代、土木構造物写真などを撮ることが好きであったが、最近はスマホや防水の現場用コンパクトデジカメなどで代用して雑に撮っていた。EOS 5Dとともに改めて写真道に精進したいと思う。35mmフルサイズの何が良いかというと、昔のフィルム一眼レフと同じレンズ群が使用できることだ。ただし、20歳の時に購入したフィルム一眼レフカメラは、5年ほど前に本体とともに愛用の広角レンズも手放してしまっていた。

土木構造物を撮ろうとすると、まずは広角レンズを手に入れなければと、早速中古で入手した。等倍(1:1)撮影(近接撮影)ができる本当のマクロレンズも欲しかったので、これも中古で程度の良いものが安価に手に入り、一応それらしいラインナップになった。

同じレンズ画角でも、F値が小さいものになると価格は数倍違うので、アマチュアということでこれで打ち止めとする。レンズ沼にははまらないようにしたい。

ただし、82mmのCPLフィルタと、強固な三脚は購入しないと・・・・。

【これまでの愛機】
本体 Canon EOS Kiss X9(APS-Cサイズセンサ)
常用レンズ Sigma 18-200mm 1:3.5-6.3 DC Macro (APS-C専用レンズ)
 フィルタ径:62mm
 CPLフィルタ


【新しい仲間】
本体 Canon EOS 5D 初代(Classic)(35mmフルサイズセンサ)(譲り受け)
 →リコール部分のミラー修理を依頼しメンテナンス完了。
 →フォーカシングスクリーンを方眼マットへ変更。

常用レンズ Canon EF 28-135mm 1:3.5-5.6 IS(譲り受け)
 フィルタ径:72mm
 CPLフィルタ


↑CPLフィルタ有の作例。反射光が低減されて赤色がくっきりと。

広角レンズ Sigma 17-35mm 1:2.8-4 HSM(中古購入)
 フィルタ径:82mm
 CPLフィルタ


↑広角レンズ(17mm)の作例。球は球のままだが柱の傾きに注目。

マクロレンズ Canon EF 100mm 1:2.8 USM(中古購入)
 フィルタ径:58mm


↑マクロレンズの作例。梅の花。前後のボケ感。

望遠レンズ Tamron 28-300mm 1:3.5-6.3(譲り受け)
 フィルタ径:72mm

2019年12月29日日曜日

瀬戸大橋の車窓からの見学

瀬戸大橋を見学するには、公共交通機関では不便で、車があった方がよい。レンタカーなどで見学するのがオーソドックスであるが、短時間に簡単に見学するのは難しい。

道路鉄道併用橋ということで、瀬戸大橋線を通るマリンライーナーや各種特急にのって車窓から眺めることもできるが、吊り橋や斜張橋は高速道路からよく見えるが、JRからは見えるのはトラス程度であって、簡単に全体像を把握することができない。

ということで、香川に戻ってきてから7年、ずっと気になっていた。

いつか作ろうと思っていたところで、遠方より同志がマリンライナーに乗るということで、一気に作ってみた。

こだわり等の詳細は、後日ここに加筆するが、先に公開することとする。

スマホから簡単に見えるように画像と、印刷を意識してのpdfの両方を。

近日中に、岡山側からの電車の時間のバージョン、高知愛媛側からの宇多津駅発の時間のバージョンも追記したい。




与島PAからもビューポイントがあるが、第2駐車場の情報は余りないので、地図と共に公開したい。このように、国土地理院の地図が高解像で入手できることに感謝したい。(クレジットを入れていれば利用できます)




pdfは以下からダウンロードできる。

瀬戸大橋のJRからの見学のpdfファイルをこちらからダウンロード

与島の地図のpdfファイルをこちらからダウンロード

将来は、誰かと手を組んで、スマホアプリを作り、今現在の場所と、ビューポイントなどの表示がリアルタイムで出るようにしたい。そういう連携の連絡もどうぞ。

面白い、と思ったら是非シェアをお願いします。

2019年10月27日日曜日

コンクリート試験器具の汚れ落とし【ノウハウ】

鉄(鋳物)でできたコンクリート試験器具は、使っているうちにコンクリートが付着した汚れが落としきれずにどんどん汚れが溜まっていく。学校であれば、研究室だけでなく学生実験でも使うので、どうしても汚れが蓄積していく。コンクリートの試験で使うガラス器具のビーカーも然り、すぐに曇ってしまうし、中になぜかセメントが溜まっていることもある。

  • 研究室での実験:メンバーが限定されている、洗浄スキルの教育を受けている、実験精度維持・怠けたら次回困るという洗浄へのモチベーションがある
  • 学生実験:はじめて触るので洗浄の仕方がわからない、多人数でうやむやになる


100回綺麗にしていても、1回誰かが掃除を忘れてしまうと、あちゃーというようなことになる。割れ窓理論ということで、使う前の試験器具が汚ければ、それを洗うモチベーションも薄れるのは実際にあるだろう。


写真:汚れたスランプコーンの例。なお、うちの高専には実習で複数班が同時にコンクリートを練ることができるよう8個のスランプコーンがある。綺麗に管理したスランプコーンもあり、実際にはそちらをメインで使っていることを断っておく。この写真は棚の奥の方から出してきたもの。


私は監査や研究などで生コンクリート工場へ行く機会は少なくないのだが、やはり、スランプコーンなどの用具が綺麗かどうかは職業柄見てしまう。プロの仕事なので、さすがに精度に影響がありそうな内面が汚れていることはないが、外側は手入れを行っている会社とそうでない会社では、だいぶ異なるように思う。

私が前職の横浜国大助手の時に、横浜の東伸コンクリート(東伸コーポレーション)の試験室で、ある技術者の方が、ビーカーのセメントの汚れを取るのに、塩酸を使って洗浄していたのが印象に残っていた。器具をピカピカ綺麗にしており、目から鱗だった。そこでは塩酸は、セメント廃液へのアルカリ中和で使う目的で所有されていたと思う。その方法が使えるかというと、学校ということもあって、洗浄目的で塩酸を使うのは厳しいなと思って、そのまま何もしていなかった。

その後高専へ異動して7年越しとなる最近、メスシリンダーなどがどうしてもセメント成分で曇るのが気になって、ふと、ポット洗浄用のクエン酸を使ってガラス器具を漬けてみたところ、効果てきめん。ガラス・プラスチック製のメスシリンダーを綺麗にすることができた。ガラス器具の場合、見栄え以上に、目盛りを読むために透き通っていないといけない、という目的が強いと思う。

以上は、ガラスやプラスチックの器具の話であった。コンクリートといっても、うっすらした曇り程度の話である。


さて、以下はもっと分厚いコンクリートの堆積の話である。コンクリートの試験をする非常に重要な器具のスランプコーンは、鋳物製で重いし取っ手などが入り組んでいるので、コンクリートで汚れてもブラシ洗浄が十分でなく汚れが残る。外側は汚れが沢山蓄積しているし、本当は綺麗であるべき内面も薄汚れているものもある。

研究で使うものは別途綺麗な器具をキープして使っているが、私自身の個人意見だが、学生実験で使う分は少し精度が落ちても良い、というような考えは多少あった。

コンクリートは一度固まってしまうと強度が出るのでブラシでこすってもとれないし、水でふやかして柔らかくなることもない。その場合、金属スクレーパーでこすり落とす、グラインダーで削る、などするが、スランプコーンはとくに曲面なのでとても難しい。中途半端にこすっても傷つくので良くない。綺麗に削り取る労力を考えると新しいのを買った方が安いともいえる。

そこで、ふと上記のクエン酸が思い立って、試しに5リットルぐらいでクエン酸を溶いてハンドスコップを入れたところ、泡が出始め、1時間ほど漬けてみて、その後水で洗ったところすこぶる良かった。ただし、スコップ内面の角部分に1センチ単位で溜まったコンクリートはとれなかった。


写真:使用前下、使用後上。この写真は、後での検証のときのもので、1時間ではななく1晩漬けた後だと思う。


こんな感じでスタート。全部漬けていないのは、検証のため。


写真:右が使用前、左が使用後。ただし、1つのスランプコーンをやるために、2回に分けるのは億劫。

当初、40リットルのプラスチックの舟で行っていたが、水深が浅かったので最終的には、スランプコーンが横に寝て浸かる、高さの高い容器があったので、それで行った。


写真:スランプコーンがぴったり入る深めの容器。上のスランプコーンは、コンクリートが残ったところを重点的に時間延長している様子。写真右のスランプコーンは、多分モルタル用か何かの小型版なのでサイズ感を見誤るのでご注意を。


写真:クエン酸は、ポット洗浄や掃除用の普通のもの。粉末。


今回行ったのは次のような条件である。

  • 水20リットルに対して、クエン酸約1000g。4日間同じ液を使い続けているが、出し入れ時にロスした分、水を追加して少しずつ薄くなっていくものの、効果は持続しているようだ。
  • できるだけ間口が狭くて深い容器の方が、使うクエン酸が少なくて済む。
  • スランプコーン1つを、日中8時間または夜間16時間つける、1日に2このペースで洗浄。
  • 液から出したら、たわしでこすりながら水洗い。たわしでとれないのは、ワイヤブラシやスクレーパーでこするのだが、コンクリートが少しは柔らかくなっているようでクエン酸をしないときよりもとれる。ひどい汚れは、もう1回追加で漬ける。
  • 表面のコーティングがとれるので、そのままではすぐに赤さびが出るので、雑巾で拭いて乾燥させてから、スプレーオイル(556など)でコーティング。



こびりついたコンクリートは残る場合があったが、まず、広くセメントがうっすら付いているのは明らかにとれて金属の地肌が出る。仮にいくつか追加の削り取りが必要であっても、残ったコンクリートに対して集中的に対応ができるのでそれだけでも効果がある。


注意点としては、酸とアルカリのガスが出るので、絶対に屋外でかつ風通しの良いところで行うこと。細かい泡がじわじわと出てくる。
動画:泡が出ている様子(いわゆる温泉での卵の腐った臭い)



写真:1日2交代で、少しずつ作業が進んできた様子。一番右は、研究用で元から綺麗だったが。


なお、漬ける時間であるが、1時間つけても効果はあり、一晩でももっと効果がある。クエン酸は食用でもあるのでそれほどpHは高くないと思われ、スランプコーンが溶けてなくなる心配はなかった。

デメリットというか課題もまとめておく

  • 表面が白く汚れる(ムラになる)。水で洗ってもとれないので、何か反応していると思われる。それ自体も完全に除去できれば良いのだが。
  • 同様に液体が飛び散った周囲も白く汚れる。水で流せば問題ないはずだが、色は少し残る。まずは影響ない場所で試してもらいたい。
  • 金属面に赤さびがでる。これは、既にできている酸化膜を剥がしてしまい金属の素地がでるためと思われるので、薄くオイルを塗布するなどして対応。見栄えは問わないので、乾いた布で拭くことでも良いはず。フレッシュコンクリートの試験に影響を及ぼさない処理を。



以上のように、コンクリート研究室でのノウハウというのは、多数あるが、器具の洗浄など生活に根ざしたことほどあまり開示されることはないと思われる。ただ、私自身色々なコミニュケーションで参考にさせて戴いたこともあるので、pay it forward として、逆に周囲へ発信する責務もあると思い、お世話になった方への感謝も込めてこのように公開したい。

コンクリートガラの処分方法、コンクリート切断方法等も、各機関様々と思われる。ネタは多数あるので、乞うご期待。

2019年10月23日水曜日

コミュニケーション能力 色々

就職活動、いや生きる上でコミュニケーション能力が必要、という話はずっとされており、そのこと自体は月並みなのであるが、その認識においてズレがある。

よどみなく、笑顔で、話ができることは、社会において余り問題でない。それよりももっと大事な事が多数あるので、優先順位は1番ではない。


内田樹氏は、土木技術者に向けた文章【リンク】の中で、「コミュニケーション能力とは、コミュニケーションを円滑に進める力ではなく、コミュニケーションが不調に陥ったときにそこから抜け出す力だということ」、としている。

なお、この内田樹の文章は、授業やホームルーム等でよく使わせてもらっている。

安達裕也氏はブログ【リンク】において、ウィリアム・フォン・ヒッペル氏の引用になるが、「他者の考えていることを類推する能力」と紹介している。いま原点に当たれないので孫引きで申し訳ない。


色々な定義はあるが、ある概念や行動であることは間違いない。それを、色々な人の切り口で表現したに過ぎない。

いま高専でも盛んに採り入れようとしている、分野横断能力のコンピテンシー評価に近いものがあり、その評価方法は複数の評価軸を採り入れたルーブリックを採用している。


よって、コミュニケーション能力を体現するルーブリックを作れば、チェックリストとしてみることで、求められている能力が類推できるのではないか。

ということで、その作成を開始してみたい。

このブログは、今後修正を加えていくので、期待して欲しい。

2019年10月21日月曜日

ハザードマップを調べてみた

我が家の備忘録として記載しておく。

今回の台風19号の東日本を中心とした大規模災害では、離れた香川県からリアルタイムでニュースを見ていた。ニュースでしきりに「ハザードマップを確認して下さい」というのが流れていたと思うが、改めて、その時に自分の地域のマップを確認していなかったことに、1週間以上経ってから気づいた。傍観者だった。何を考えていたのだろうかと恥ずかしくなった。


改めて、特に何も考えずにネットでハザードマップを調べたが、自治体が出している紙ベースのpdf資料に行き当たった。そういうものだろうと思って調べていたので、それに行き着いたのかもしれない。

サイトで改めて、自宅と職場のハザードマップを見る。

まず、愕然としたのは、ハザードマップという名前が付いたマップ以外にその趣旨のマップが多数存在したことである。

自治体のポータルサイトのようなものがあるが、その後も検索を続けると、別の部署が作っているマップに出会う、ということを繰り返して、結果として、次のようなマップ群を得た。

 高松市防災マップ(指定された河川毎)
 高松市土砂災害ハザードマップ
 洪水浸水想定区域図
 たかまつ防災マップ
 土砂災害警戒区域指定区域図等

発刊している部署が違えば、発行年次も違う。

あるマップはHPに訂正情報がコメントとして欄外にあるが、pdf自体は更新されているわけではない。変更点は、主として避難場所のネーミングライツに関するものだったので、支障は無かったが。県民ホール→○○ホール等。

地域毎に一覧になっているが、必ずしも自分の町名と対応しているわけではない。●●地区とか。これは、自分の地域は見ることができても、他の地域を探そうとすると、何地区に含まれるのかを文字情報として知っておかないと調べられないことは、億劫であった。

これらの閲覧に関しては、PCであっても、複数の10MB級のpdfファイルのダウンロードと閲覧は、PCに慣れている身としても、少し厳しいものがある。

我が家の近くには、小規模のA川が流れているのだが、マップには、市内でも比較的大きいB川に対する氾濫マップが載っているだけで、B川の氾濫はA川で止まった地図になっており、我が家は安心である。ただし、それに伴って最寄りのA川が氾濫した場合、その地図は存在していないとも読めるので、余り参考にならないかもしれない。もしかしたら、含まれるのかもしれないが、そもそもその様なマニアックなQ&Aがあるわけでもなく、わからない。

と、PCを普段使いこなしていると自負している自分でさえ、億劫に感じたので、スマホのみでは、これらの平行した情報を網羅できるとは思えない。

そこに来て、そもそもそういうアプリがありそうだと、改めて気づき調べてみると、スマホアプリの前に、網羅されたホームページを見つけた。

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【NHKによる、動画でのハザードマップの調べ方】

さらに、こちらも詳しく書かれています(2019/10/22本ブログ記載後に追記)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191021/k10012142841000.html?fbclid=IwAR11PslnZRj4GOE_tc2Mfl9wfe3Y2rnw3PoBlVeHG4WMQPyBf1HWFzB93oQ

そこでも紹介されているが、
【重ねるハザードマップ】
【わがまちハザードマップ】

ただし、既存のデータを集約しただけなので、基本は変わらない。
それに、あるマップのデータは、何のリスクを対象としたものなのか、をきちんと確認すべきである。

前述の通り、B川のリスクが表示されているわけであり、A川は含まれていない、という可能性もあるのである。

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香川県といえば「ため池」。ため池のリスクについて、県内では関心が高い。
「重ねるハザードマップ」には色々なリスクが掲載されているが、仮に香川県の地図を開いて、「ため池」のマップレイヤーを重ねてみて欲しい。・・・・・何も起きません。

解説を読みましょう。

現在収録されているため池のハザードマップは、群馬県、栃木県、千葉県、兵庫県のみである。仮にその4県のため池が決壊しても香川県は安全ですから!(波田陽区風の口調で)
+++++++++

ということで、マップの特性を理解しないと、間違った使い方になる。


スマホアプリは、まだよくわかっていないので、とりあえずここで終わる。

2019年10月19日土曜日

讃岐出身の建築家 佐立七次郎

佐立 七次郎(さたつ しちじろう)、昨年まで名前を知らなかった。東京駅を設計した辰野金吾と東京大学建築学科第1期生の同級生と説明を受ければ、建築家なのね、と推察はできる。

昨年、高校生の時からずっと訪れたかった「日本水準原点」を見学する機会を得た。日本の測量の高さに関する原点である。現地において、日本水準原点を格納した石造りの建築物(標庫という)が、讃岐出身の佐立七次郎が設計したものだと知った。

その時の日本水準原点訪問のブログはこちら

Wikipediaで佐立七次郎の説明はこちら

1856(安政3)年生まれの讃岐高松ということで、当時は高松高校(の前身の高松中学)はなかったが、多分先輩に当たる人だろうと勝手に慕い、彼のことを知りたくなった。建築家 佐立七次郎が設計した中で現存する建築物は2つしかないということで、その1つが、北海道小樽市にある旧日本郵船小樽支店(重要文化財)であり、観光として入館できることを知った。

ちょうど、8月に土木学会全国大会が札幌であるため、広井勇の小樽築港以外にもその建築も見に行きたいと計画をした。

素晴らしかった。ブログにまとめようと思いつつ、忙殺されてそのままになっていたが、今回、日本水準原点が重要文化財に登録されることを受け、作業に取りかかることとする。

++++++
現地で案内で聞いたこともほとんど忘れかけているのが残念だが、仕方がない。

なお、2018年6月に東京で存在を知り、たまたま土木学会が札幌だったので2018年8月に見学できたのだが、2ヶ月少し後の2018年11月~2022年3月が、大規模修繕のために閉館。これは運が良かった。何かの縁を感じる。



現在海岸から100m以上離れているのだが、堀を作って近くまで船が入れて物資のやりとりができたのだという。その名残が建物手前の池のようなものだったと思う。


なお、この公園らしきものの入り口に、廣井勇の胸像があった。これも感激。


観光地で自分を入れて写真を撮ることは少ないが、佐立七次郎(の建物)と一緒に撮りたくて、同行した田村先生にお願いして撮影。




棟札という。銘板みたいなものか。





工学士佐立七次郎


1階は日本郵船のオフィスなので、立派な金庫もある。


1階の全景(手前が事務所で、奥が入り口とカウンター)


階段。漆喰の天井。


貴賓室。
寄木の床。
黒いカーテンのようなものは、よく見ると雨漏りして壁紙が剥がれているところ。こういうのも含めて今改修工事をしている。


立派な会議室。ここで、日露戦争後のポーツマス条約(1905(明治38年))で決まった樺太割譲について、翌年の樺太国境画定会議がここで開かれた。




劣化は激しいようで、どこかの研究機関(失念)が補修方法を検討したり、上記のようにモニタリングを行っている。


外壁の痛みも。

予定では2022年3月までの長期休館であるが、歴史遺産として、リニューアルするのを楽しみにし、再訪したい。

ポーツマス条約、ということで、小村寿太郎の交渉の物語「ポーツマスの旗(吉村昭著)」も再読したい。

これも貴重な資料。
樺太(サハリン)の日露国境画定

ブログの移動(に近いもの)

表現活動の主体をnoteに移行しました。時間をかけた論考などはnoteに集約するようにします。こちらのブログはアーカイブとして残しますが、過去に力を入れた執筆したものは、再編集してnoteに投稿することもあります。 https://note.com/hayakazuh このブログ...