以下、忘れないうちに記録しておく。
交通事故は2度目(前回は7年前で加害者←正確には、交差点内右折時の双方過失で私の方が過失割合が多く確か「交差点安全進行義務違反」減点2点)なので、警察へ通報するなど経験者としてその辺の落ち着きはあった。
明らかに私の過失はないし前後のことも明瞭に覚えていると自分自身で認識した。その辺の自信があったので、冷静に物事を見ることができた(と思い込んだ)と思う。
私自身が驚いたこと
・駆けつけた警官から「直前の青信号は、交差点の手前の信号機、奥の信号機のどちらで確認しましたか」と聞かれて、わからなかったこと。青で進入したことは覚えているが、どちらの信号を見たかと言われてもわからない。いわゆる無意識というか、記憶として蓄積していなかった。
・もっと驚いたのが、走っていて青信号のまま交差点に進入したのか、赤で停止していて青に変わってから交差点に入ったのかがどうしても思い出せないこと。これは大事だけれども、思い出せなかった。
・相手の車両が、事故後、道を空けるために(or驚いて)5m程バックしたことを忘れていたこと。バック後の写真撮影をしていたので、それを警察官に伝えたので、少し混乱させてしまった(相手の証言からわかったし、ドライブレコーダー確認後に報告したので、最終的には問題なし)。
・ぶつかる寸前、私は相手を認識して速度を緩めてほぼ止まっていたのだが、相手が突っ込んできた状況である。その際、結構長い時間に思えたのだが、実際には思ったよりも短かったこと。
上記は、私のドライブレコーダーに記録されていて、後ほど正確な値がわかったのだが、「自分の記憶のいくつかは当てにならない」というところに驚いた。最後の時間感覚の違いについては、死ぬ間際(ぶつかる間際)に走馬灯のように駆け巡る、というのは何となくわかる気がした。
なお、ドライブレコーダーを見てわかったが、この信号はそれほど大きくないので、遠くから走ってくると、交差点の手前と後ろの信号機はほぼ同時に見えるので、どっちかを先に見たという感覚はない。警察官は一般論として尋ねたのか、赤青の証言の真偽確認も含めてこちらの出方をうかがっていたのか?
役に立ったこと
・メモ帳とペンは、常時車に積んでいたので、連絡先交換の時に効果を発揮した。
・当たり前であるが、自分の任意保険の連絡電話番号はすぐに出たこと。
・車のディーラーの番号もすぐに出たこと。(部品の脱落はないので自走できたが、見積や精密チェックのためにディーラーに持っていった。よく考えたら、ダメージを受けているかもしれず、勝手に家に帰るのはリスクがある(程度の問題)。念のために電話して良かった。)
できなかったこと
・後続車も来ていたので場所をあけなければならなかったが、車を動かす前に位置関係の写真を撮らなかったこと。相手の車の写真は撮ったが、バック後だったことを失念していた。これは、逃げられないようにナンバーを撮る意図があったので。交通担当の警官には現場検証を丁寧にやっていただき、その際にきちんと答えられなかったこと。
・ドライブレコーダーを搭載していることを、警官と話をしているときになって初めて思いだしたこと。1時間は記録できるので、勝手に消える心配はないし、そもそもエンジンを切っていたら録画されないタイプなので時間が経過しても大丈夫であるが。
・今回、お互いあまり速度は出ておらず、それぞれが右のバンパー、ライトとその周辺の凹み程度の接触だったので、衝撃としては小さかった。自分も大丈夫だし、相手もすぐに車から出てきたので、どう考えても怪我をしているとは思えなかった。ただし、相手に対して大丈夫ですか、という問いかけができなかった。相手が必ずしもシートベルトはしていないかもしれないので。(相手が出てこなかったり、ぐったりしていたら、声かけしたり、バイタル確認はすると思うが)
追伸
110番したところ高松北警察署のパトカーが駆けつけてくれた。周辺を巡回中だったのだと思う。とりあえず調書などの作成を開始してくれたが詳細は高松南警察署から別の交通事故担当者が来るということだった。交通事故専門の人に引き継いでくれるのかと思っていたら実際にそうだったのだが、引き継がれた方が最後に一言、交代した理由は事故現場が道路を挟んで高松南署の管轄だったから、と。境目だったらしい。踊る大捜査線を思い出した。
0 件のコメント:
コメントを投稿