昨年、ビジネス香川に出演させていただいた(記事はこちら)縁から、年1回行われているというビジネス香川歴代出演者を集めた「ビジネス香川交流会(リンク先に記事あり)」に、先日出席させていただきました(もちろん、会費制)。
以下、写真は私が撮影したものではなく、ビジネス香川編集部のオフィシャルツイッターによるものであり、リンクを貼りつけています。写真のみ著作はビジネス香川にあります。
とにかく会は盛大で、出席者は、歴代ビジネス香川に出演した香川県内の会社社長など、有力者ばかりでした。来賓は、香川県知事、高松市長、代理ではなくご本人。主催者側としては、何と、いろいろな意味で有名な朝日新聞の社長がいらっしゃっていました。これには驚きました。
会の模様はこんな感じです。あくまでも、写真はビジネス香川編集部公式ツイッターで既に公開されている写真です。私の撮影ではありません。その証拠に、私も右後ろの方に写っていますから。
せっかくの機会が与えられたので、いろいろな方に話しかけて交流することを目的に歩き回りました。前から気になっていた酒屋さんの社長さんにコンタクト。すると、四国ダム88箇所巡りを主催しているという。ご本人はダムやコンクリートのことは知らないので、任せているということでしたが、技術者ではない方とコンクリートの話ができるとは。他にも、四国酒蔵88箇所巡り、温泉88箇所巡りなど、合計8つも立ち上げられている。全部で10個位立ち上げるのだとか。
毎年開催していて、どんどん参加者が広がるということなので、来年ももしお呼びいただけるのであれば是非参加したいと思う会でした。得るだけでなく、周囲に貢献できる人財として。
終了後、たまたま、東京時代の知人が高松に来ているという報を受け、ご一緒にお酒を飲みました。4月に高知で会を開くということで、それもまた繋がりそう。
年度末に向けて、疲弊しがちな日々ですが、久々にリラックスした時間を過ごしました。
2015年2月10日火曜日
借りる力
研究をしていて、装置の有無は研究の制約にはならない、してはいけない。本当に必要であれば借りれば良い、というのは、前任校の恩師に良く聞かされた。
実際高専に赴任して、特に構造系の装置や、分析系のものがない。前者は仕方が無いが、後者は自分で稼がねばならないのだが。とはいえ、無いものは仕方がない。今年度は、結構額が大きな装置を県内の2機関と連携して使わせていただいている。
言うは易しであるが、行うは難し。相手にその装置があるかどうかの情報も大事だし、そして、見ず知らずでも相手に飛び込んで連携する行動力、であろうか。たまたま縁あって、今回のことに繋がるが、そもそも、そういう考え方を持っているかどうかで、大きく異なるだろう。
そう考えると、良く大学や高専を訪問した際に実験室見学をすることが多いが、もう少しそういう観点で物色する、というしたたかさがあっても良いかなとちょっと思っている。
飲み会を楽しませる方法
飲み会の際に、ノンアルコールの人は、選択肢が少ない。お店であれば、多少揃えているところもあるが、何かの懇親会などで手製の場合は、幹事の力量にかかっている。
香川に来て感じているのは、車での移動が多いので、会議の後の、その場で設定される(会議室を使った)簡単な懇親会位では、車で帰ることを考えてアルコールを飲まない人が非常に多いことである。私も忙しい時は、車で直行するのでそういうこともある。
仕事のための懇親会は話が中心なので飲み物のクオリティは余りどうでも良いが、一般に、懇親会・歓迎会・忘年会など飲み会に関しては、その開催目的の1つはその場にいる人がそれぞれ楽しめること、であろう。ノンアルコールの人は、値段がかさむお酒を飲んでいないから割引しよう、等の対処がある場合が多いが、ネガティブ思考である。裏を返せば、恩恵を受けていないからお金で解決しよう、というものである。(主張なので、敢えて厳しめに書いています)
私が幹事であったら、満足度に対して会費を払ってもらいたいので、ノンアルコールの人にも、それなりに楽しんでもらえるように設定したい。後ろめたく割引をする必要も無い。
普通の店では、ウーロン茶しか置いていないところも多いし、そのウーロン茶も、大して旨くない。だいぶ前であるが、手製の懇親会でビールやチューハイが並ぶ中、ノンアルコール用に(基本は留学生用だったようであるが)コンビニの98円のウーロン茶紙パックが出されたことがあり、私はそれしか飲むものがなく、そのまずさにオエッとなったこともある。留学生で宗教上飲めない、という学生もいるが、せめて、日本の美味しいものを飲んでいただきたい。
ということで、先日、私の母校の大学で研究室合宿があるということで、差し入れを送った。部屋での研究室の飲み会があるので、酒を贈ろうかと思ったが、OBも多数来るということでお酒は十分あるだろうと考えて、敢えてノンアルコールを贈ってみた。私が懇意にしている酒店は、いろんなバリエーションがあり、味見はしていないが見た目は良さそうなものを幾つかピックアップしてみた。
結果、どうだったかわからないが。
ということで、私は変なことをする変人だとは認識しているが、今回の一件は、既存の概念、習慣という手段に捉われずに、飲み会を楽しくする、ということを追求する思考訓練なのである。
2015年2月1日日曜日
自宅でハードディスク3台壊れた
2014年度は、我が家にとってハードディスク受難の年であった。
8月、これはテレビに関係するが、我が家のハードディスクレコーダーのハードディスクが壊れた。製造後5年ぐらいだろうか。これまで撮りためた、主として子どもたちのテレビ番組が全て吹っ飛んだ。子どもにとっては妖怪ウォッチが厳しかったようであるが・・・・。私はNHKスペシャルなども痛いが、見ていなかったものは仕方が無い。ハードディスク家電は信頼性は信用はしていなかったので、料金を払って販売店による保証に入っており、無料で修理できたが、ハードディスク交換のため、データは救出できず。
遡ること4月、自宅のPCの保存用ハードディスクが壊れた。実際は、壊れていたのはもっと前からもしれないけれども、壊れていることに気づいたのがその時。バッファロー社の外付けハードディスク。かれこれ5年ぐらい経過していたと思うので、耐用年数は過ぎていたので、これは私が悪い。
手動でPCとミラーリングしている予定が、最近幾つかのデータがミラーリングできていなかったため、データ救出のために4万円程度出費。子どもの写真はお金には換算できない。この値段で助かったことは、幸運だったというしかない。ハードディスク基板のコンデンサ不良ということで、単純な論理故障(ソフト的な故障)ではなかったとのこと。ディスクに傷が付いて無くて良かった。冷や汗ものだった。
4月のデータディスク消失トラブル後、バックアップは必ず2系統必要だと判断し、データ救出会社からのデータ提出で得られた新品外付けハードディスクの他に、バッファロー社の外付けハードディスクを1台追加購入した。結果、自宅PC1台に対して、バックアップ外付けハードディスク2台体制に移行していた。
そして1月の正月休み中に、過去の写真をフォルダ整理したのだが、PCで作業をしながら、バックアップの外付け用1台(昨年購入したバッファロー社)の中にメインデータを作った。この時点では、完成データはバックアップはとれていない。というのは、もう1台のハードディスク(データ救出会社から入手したもの)の容量が足りず、前のデータを消さずに新規でバックアップできなかったためである。前のデータを消す段階で、ミラーリングに失敗するのが怖かったからである。来週やろうと、通販で大きい方と同じ容量のハードディスクを1台追加購入した。次の週末になって、ミラーリングをしようとしてデータの格納された外付けハードディスク(昨年購入したバッファロー社)の電源を入れた際、データが吹っ飛んだ。内部から音がカラカラガラガラ。明らかに物理的障害。確率の問題とはいえ、あろうことに、作業をした直後に吹っ飛ぶとは。
これについては、フォルダ分け作業だったので、データが無くなったのではなく、作業途中のファイルもPCに残していたので、2時間ほどの追加作業で元に戻ったが、愕然。
急いで作業を完了する必要があったので、もう1台、近くのPC屋さんにハードディスクを買いに行った。今度こそバッファローを止めようと思ったが、なぜかその店は外付けはバッファロー社しか扱っておらず、仕方なくバッファロー社の外付けハードディスクを購入。
今回壊れたハードディスクは、無償修理期間内に故障ということで、新品のものに無償交換とはなったが、それを待っていられなかったので、上記の通り別のディスクを購入済。
ということで、受難の1年だったが、どんな一瞬にも、ミラーリングをしておくべき、ということを身にしみた良い経験になった。結果として、データについては失われていないので、良かったというしかない。
現在、我が家には、ノートPC1台なのに、色々な経緯があって、外付けハードディスク3台、ハードディスク単体1台 の計4台がバックアップ用に存在する。
システマティックに、常に2台のバックアップが動いているように、耐用年数を4年とみて、2年ごとに、機械的に交換していこうと誓った。
さて、その後、ハードディスクの製品毎の故障率が発表された記事を見て、シーゲート社のドライブの故障率がダントツで高いことに驚いた。電源が共有できるという理由もあり、バッファロー社にしていたのだが。内部にどのドライブが使われているかについては、ケース表面にネジが付いていないので、下手に開封してメーカー保証が受けられなくなっても嫌なので、止めている。そもそも故障は、確率の問題なので、故障率が低いモデルを敢えて入手することよりも、日頃使っている際に、常に2台にミラーリングするということを徹底する方が、良いだろう。
同じバッファロー製品でも、内部のドライブに、シーゲート、ウェスタンデジタル、日立、などのどの会社のドライブが使われているかは、製品やロットにより異なる。ネット情報や実物などざっと見たところ、所有4台中、判明した3台が、成績の悪いシーゲートであった。がっかり。
8月、これはテレビに関係するが、我が家のハードディスクレコーダーのハードディスクが壊れた。製造後5年ぐらいだろうか。これまで撮りためた、主として子どもたちのテレビ番組が全て吹っ飛んだ。子どもにとっては妖怪ウォッチが厳しかったようであるが・・・・。私はNHKスペシャルなども痛いが、見ていなかったものは仕方が無い。ハードディスク家電は信頼性は信用はしていなかったので、料金を払って販売店による保証に入っており、無料で修理できたが、ハードディスク交換のため、データは救出できず。
遡ること4月、自宅のPCの保存用ハードディスクが壊れた。実際は、壊れていたのはもっと前からもしれないけれども、壊れていることに気づいたのがその時。バッファロー社の外付けハードディスク。かれこれ5年ぐらい経過していたと思うので、耐用年数は過ぎていたので、これは私が悪い。
手動でPCとミラーリングしている予定が、最近幾つかのデータがミラーリングできていなかったため、データ救出のために4万円程度出費。子どもの写真はお金には換算できない。この値段で助かったことは、幸運だったというしかない。ハードディスク基板のコンデンサ不良ということで、単純な論理故障(ソフト的な故障)ではなかったとのこと。ディスクに傷が付いて無くて良かった。冷や汗ものだった。
4月のデータディスク消失トラブル後、バックアップは必ず2系統必要だと判断し、データ救出会社からのデータ提出で得られた新品外付けハードディスクの他に、バッファロー社の外付けハードディスクを1台追加購入した。結果、自宅PC1台に対して、バックアップ外付けハードディスク2台体制に移行していた。
そして1月の正月休み中に、過去の写真をフォルダ整理したのだが、PCで作業をしながら、バックアップの外付け用1台(昨年購入したバッファロー社)の中にメインデータを作った。この時点では、完成データはバックアップはとれていない。というのは、もう1台のハードディスク(データ救出会社から入手したもの)の容量が足りず、前のデータを消さずに新規でバックアップできなかったためである。前のデータを消す段階で、ミラーリングに失敗するのが怖かったからである。来週やろうと、通販で大きい方と同じ容量のハードディスクを1台追加購入した。次の週末になって、ミラーリングをしようとしてデータの格納された外付けハードディスク(昨年購入したバッファロー社)の電源を入れた際、データが吹っ飛んだ。内部から音がカラカラガラガラ。明らかに物理的障害。確率の問題とはいえ、あろうことに、作業をした直後に吹っ飛ぶとは。
これについては、フォルダ分け作業だったので、データが無くなったのではなく、作業途中のファイルもPCに残していたので、2時間ほどの追加作業で元に戻ったが、愕然。
急いで作業を完了する必要があったので、もう1台、近くのPC屋さんにハードディスクを買いに行った。今度こそバッファローを止めようと思ったが、なぜかその店は外付けはバッファロー社しか扱っておらず、仕方なくバッファロー社の外付けハードディスクを購入。
今回壊れたハードディスクは、無償修理期間内に故障ということで、新品のものに無償交換とはなったが、それを待っていられなかったので、上記の通り別のディスクを購入済。
ということで、受難の1年だったが、どんな一瞬にも、ミラーリングをしておくべき、ということを身にしみた良い経験になった。結果として、データについては失われていないので、良かったというしかない。
現在、我が家には、ノートPC1台なのに、色々な経緯があって、外付けハードディスク3台、ハードディスク単体1台 の計4台がバックアップ用に存在する。
システマティックに、常に2台のバックアップが動いているように、耐用年数を4年とみて、2年ごとに、機械的に交換していこうと誓った。
さて、その後、ハードディスクの製品毎の故障率が発表された記事を見て、シーゲート社のドライブの故障率がダントツで高いことに驚いた。電源が共有できるという理由もあり、バッファロー社にしていたのだが。内部にどのドライブが使われているかについては、ケース表面にネジが付いていないので、下手に開封してメーカー保証が受けられなくなっても嫌なので、止めている。そもそも故障は、確率の問題なので、故障率が低いモデルを敢えて入手することよりも、日頃使っている際に、常に2台にミラーリングするということを徹底する方が、良いだろう。
同じバッファロー製品でも、内部のドライブに、シーゲート、ウェスタンデジタル、日立、などのどの会社のドライブが使われているかは、製品やロットにより異なる。ネット情報や実物などざっと見たところ、所有4台中、判明した3台が、成績の悪いシーゲートであった。がっかり。
2015年1月23日金曜日
活発に
このブログはメッセージを伝えると共に、私を知っている人や研究室の現況を伝える意味もあるので、書くための敷居は下げねばと思っています。
1つ大きな報告としては、先日1/12に、高松市の牟礼港のコンクリート桟橋の調査に行ってきました。
実施に当たり、関係各位のご協力に感謝すると共に、1年かけて研究室学生と共にここまでやってこれたことに感謝しています。
装置の詳細は見せられないのですが、何か頑張っているという写真を紹介します。
で、明日は、調査のための許認可に半年を費やした(実際に動いたのは、短いのですが)、高松港の桟橋の調査です。学生は夜遅くまで準備を頑張ってくれました。不安もありますが、初の船からの測定は楽しみです。
2014年12月30日火曜日
自慢する、褒める
2ヶ月振りのブログ更新となります。目の前のこと(第一領域)に追われるだけの日々ではなく、自分なりには、第二領域(急がないけれども本当に大切なこと)のこともこなしてきたと思いながら、とにかくやるべき事が多く、突っ走ってきた数ヶ月でした。
時間を確保するために、いくつか行きたかった出張をキャンセルすることで時間を確保して凌いだことも数回ありました。そういう意味では、やっぱりいくつか間引いていることになりますね。
自分で動こうとすると、結局は破綻するので、周囲(研究であれば、研究室の学生を育てること、周囲の研究者と連携すること)と上手く連携や分散しながら行う必要があり、それをひしひしと実感した数ヶ月でもありました。
そして迎えた、12/26(金)は、研究室の学生と忘年会。しゃぶしゃぶ食べ放題に行きました。久しぶりに肉を腹一杯食べ、彼らとも話しました。こうやって立ち止まる事の方が、大事なんだなぁと、改めて思いました。
さて、1年の反省会をしようかと思いつつ、やめました。というのは、少し前に、出典は忘れましたが、私が情報源の一つとしている理系の大学の先生の発言ですが、研究室の忘年会では「反省は一切しない、ただ1年間の自慢を披露する、周囲の人は批判せず、ひたすらそれを褒める」ということを実践している(または今年実践した)というのを読み、心に残っていたからです。
日々の反省は、普段のゼミでも少し酸っぱく話をしていたところもあり、今回は、試しに実践してみようと思いました。
すると、なかなか、出ない。出ても、つい、反省点も話し始めてしまいます。反省は、ここではルール違反。とにかく、自慢と褒める、の会なのです。
私は、次の自慢をしました。
1)体重を6キロぐらい落とした。
2)いくつかの研究助成金を獲得し、研究を進めた。(正確には、前年末に出した申請書が今年になって採択されたのだが)
3)特許を申請した。
4)家族で、山登りを再開した。
ふぅ。なかなか、無批判に自慢することは難しい、ということを、私も含め各人が認識しました。これは、一種の、罰ゲームでもあり、苦行です。出来なかったことを反省した方が、忘年会っぽくしまりが良い話が出来るので、まだましです。自慢会は、裏を返すと究極の反省会なのだなということに気づきました。
反省というのは、表面的には後から何とでも言えるけれども、自慢というのは蓄積がないと厳しい。つまり、年末に華々しい自慢をするためには、1年間日々反省することに繋がるのではないかと。
ということで、皆さんの団体でも、自慢会、いかがですか。ルールは、一切反省しないこと、褒めること。うーん、難しい。
時間を確保するために、いくつか行きたかった出張をキャンセルすることで時間を確保して凌いだことも数回ありました。そういう意味では、やっぱりいくつか間引いていることになりますね。
自分で動こうとすると、結局は破綻するので、周囲(研究であれば、研究室の学生を育てること、周囲の研究者と連携すること)と上手く連携や分散しながら行う必要があり、それをひしひしと実感した数ヶ月でもありました。
そして迎えた、12/26(金)は、研究室の学生と忘年会。しゃぶしゃぶ食べ放題に行きました。久しぶりに肉を腹一杯食べ、彼らとも話しました。こうやって立ち止まる事の方が、大事なんだなぁと、改めて思いました。
さて、1年の反省会をしようかと思いつつ、やめました。というのは、少し前に、出典は忘れましたが、私が情報源の一つとしている理系の大学の先生の発言ですが、研究室の忘年会では「反省は一切しない、ただ1年間の自慢を披露する、周囲の人は批判せず、ひたすらそれを褒める」ということを実践している(または今年実践した)というのを読み、心に残っていたからです。
日々の反省は、普段のゼミでも少し酸っぱく話をしていたところもあり、今回は、試しに実践してみようと思いました。
すると、なかなか、出ない。出ても、つい、反省点も話し始めてしまいます。反省は、ここではルール違反。とにかく、自慢と褒める、の会なのです。
私は、次の自慢をしました。
1)体重を6キロぐらい落とした。
2)いくつかの研究助成金を獲得し、研究を進めた。(正確には、前年末に出した申請書が今年になって採択されたのだが)
3)特許を申請した。
4)家族で、山登りを再開した。
ふぅ。なかなか、無批判に自慢することは難しい、ということを、私も含め各人が認識しました。これは、一種の、罰ゲームでもあり、苦行です。出来なかったことを反省した方が、忘年会っぽくしまりが良い話が出来るので、まだましです。自慢会は、裏を返すと究極の反省会なのだなということに気づきました。
反省というのは、表面的には後から何とでも言えるけれども、自慢というのは蓄積がないと厳しい。つまり、年末に華々しい自慢をするためには、1年間日々反省することに繋がるのではないかと。
ということで、皆さんの団体でも、自慢会、いかがですか。ルールは、一切反省しないこと、褒めること。うーん、難しい。
2014年10月14日火曜日
土木工学と電気工学
若干こちらに書きましたが、過去の現場見学、そして現在も続けている現場見学が、特に今の講義作りに役立っています。
高専5年の後期に、何故か「電気工学概論」という授業があります。昨年までは、電気が専門の非常勤講師の先生に実施していただきましたが、今年は後任がいないとのことで、私が引き受けることにしました。
趣味で第2種電気工事士の国家資格を、安全衛生の観点から低圧電気作業主任者の資格を持っていたので、昨年の講義の内容を見て、私が実施しても問題なしと判断しました。とはいえ、せっかく土木の教員が、土木の学生に対して電気工学の授業をするのだから、魅力的なものにしたい、と考えています。もちろん、科目設置時の目的やシラバスを逸脱しない範囲で。
土木で電気というと、わかりやすい対象としては「ダム」がありますが、治水の観点、および、コンクリート構造・施工の観点で語られる事が多いと思います。発電としては、土木の学生は殆ど習うことはないのではないでしょうか。
たまたま私が大学院生の時には、電力中央研究所で横浜国大の非常勤講師を引き受けていただいていた青柳先生から「コンクリート工学特論」で様々なトピックを習ったのですが、内容的にはそれが一番近かったでしょう。殆ど忘れてしまっていますが。青柳先生といえば、原子力発電所のコンクリートの業績も有名です。
さて本題ですが、私が横浜国立大学教員としての在籍時に、多数の見学会に行ったこと・実施したことが、現在の糧になっています。
2008年3月には、教室見学会として、学生の有志が、横浜から自費にもかかわらず愛媛県の見学ツアーに参加しました。そのネタを提供されたのは、青柳先生の後任として、電力中央研究所から非常勤講師としていらっしゃっていたK先生でした。その見学会のメインは、当時建設中だった、愛媛県 波方の石油ガス地下備蓄の建設でした。地下の岩盤を掘り、そこに地下水による「水封」を用いて、天然の貯蔵庫とするものです。地下の岩盤を掘って、石油や石油ガス(LPG)の国家備蓄を行っている場所は、日本では数えるほどしかなく、当時は、波方と倉敷の2カ所しか施工されていませんでした。今後の新規建設は今のところはない、と聞いています。次の年の2009年には、もう一つの倉敷の地下備蓄基地の建設の見学でした。その両方に参加した土木工学系の教員・学生は、非常にレアではないのでしょうか。
この参加経験は、発電・エネルギーという観点で、講義で生かせそうです。調べてみると、JOGMECのオフィシャルページとして、Youtubeにも、波方・倉敷の上記建設のビデオが公開されており、秀逸です。これも活用します。
そういった見学会を企画・実行する横浜国大土木工学教室は凄いと思いますが、その中にいることができたのもラッキーでした。
コンクリート工学系の授業では、他にもっと教えることが多く、通常ダムの話をすることは無いですが、この電気工学概論を通じて、発電という観点から、ダムを教えることができます。それも、本体構造や河川水文学の観点だけでなく、発電所やそれに至る導水路(水圧鉄管)なども、対象になります。
黒部ダムの建設、高熱隧道なども、勉強して、そしてコンクリート研究室の夏合宿で行きましたし、先日のフランスのマルパッセダム崩壊現場の見学の話も、繋がります。田辺朔郎の京都インクライン、トンネルつながりで言えば、丹那トンネルを題材にした「闇を裂く道(吉村昭)」もしかり。発散しがちな内容をどうやってまとめていくかは最後の詰めで大事ですが、私の中では、これまでの見学会の集大成としての位置づけのように感じます。
そう見ると、特に発電の部分は素人だということに気づかされて、まだまだ勉強です。
上記の見学会の全てを一緒に経験した元上司の横浜国大の細田先生は、土木史の授業を受け持ち、文系の学生も含めた約200人の学生を相手に講義をしていますが、私もその気概でやっています。
原子力発電所などのセンシティブな所も、避けて通れませんが、これも横浜国大元教授のT先生から紹介を受けた、松永安左衛門の「爽やかなる熱情」でも語られている東京電力の誕生と大きく関係しています。そういう歴史経緯からも含めて、地震・津波の話もできるでしょう。そう考えると、私が欠席した浜岡原発の防潮堤の見学なども、行きたかったと今になって思います。
火力発電所は、まだまだ語るところまでは達していませんが、コンクリート系では、フライアッシュなどを切り口に、広げていきたいと思います。
土木工学は総合工学だというのはまさにそうで、今回は電気という観点から、土木工学や世の中を切り取って、技術者として何を知り、どう考えるべきなのかを提示していきたいと思っています。
高専5年の後期に、何故か「電気工学概論」という授業があります。昨年までは、電気が専門の非常勤講師の先生に実施していただきましたが、今年は後任がいないとのことで、私が引き受けることにしました。
趣味で第2種電気工事士の国家資格を、安全衛生の観点から低圧電気作業主任者の資格を持っていたので、昨年の講義の内容を見て、私が実施しても問題なしと判断しました。とはいえ、せっかく土木の教員が、土木の学生に対して電気工学の授業をするのだから、魅力的なものにしたい、と考えています。もちろん、科目設置時の目的やシラバスを逸脱しない範囲で。
土木で電気というと、わかりやすい対象としては「ダム」がありますが、治水の観点、および、コンクリート構造・施工の観点で語られる事が多いと思います。発電としては、土木の学生は殆ど習うことはないのではないでしょうか。
たまたま私が大学院生の時には、電力中央研究所で横浜国大の非常勤講師を引き受けていただいていた青柳先生から「コンクリート工学特論」で様々なトピックを習ったのですが、内容的にはそれが一番近かったでしょう。殆ど忘れてしまっていますが。青柳先生といえば、原子力発電所のコンクリートの業績も有名です。
さて本題ですが、私が横浜国立大学教員としての在籍時に、多数の見学会に行ったこと・実施したことが、現在の糧になっています。
2008年3月には、教室見学会として、学生の有志が、横浜から自費にもかかわらず愛媛県の見学ツアーに参加しました。そのネタを提供されたのは、青柳先生の後任として、電力中央研究所から非常勤講師としていらっしゃっていたK先生でした。その見学会のメインは、当時建設中だった、愛媛県 波方の石油ガス地下備蓄の建設でした。地下の岩盤を掘り、そこに地下水による「水封」を用いて、天然の貯蔵庫とするものです。地下の岩盤を掘って、石油や石油ガス(LPG)の国家備蓄を行っている場所は、日本では数えるほどしかなく、当時は、波方と倉敷の2カ所しか施工されていませんでした。今後の新規建設は今のところはない、と聞いています。次の年の2009年には、もう一つの倉敷の地下備蓄基地の建設の見学でした。その両方に参加した土木工学系の教員・学生は、非常にレアではないのでしょうか。
水封トンネルの原理(JOGMECホームページより)
この参加経験は、発電・エネルギーという観点で、講義で生かせそうです。調べてみると、JOGMECのオフィシャルページとして、Youtubeにも、波方・倉敷の上記建設のビデオが公開されており、秀逸です。これも活用します。
倉敷国家石油ガス備蓄基地 建設の記録「地下岩盤に築く」
そういった見学会を企画・実行する横浜国大土木工学教室は凄いと思いますが、その中にいることができたのもラッキーでした。
コンクリート工学系の授業では、他にもっと教えることが多く、通常ダムの話をすることは無いですが、この電気工学概論を通じて、発電という観点から、ダムを教えることができます。それも、本体構造や河川水文学の観点だけでなく、発電所やそれに至る導水路(水圧鉄管)なども、対象になります。
黒部ダムの建設、高熱隧道なども、勉強して、そしてコンクリート研究室の夏合宿で行きましたし、先日のフランスのマルパッセダム崩壊現場の見学の話も、繋がります。田辺朔郎の京都インクライン、トンネルつながりで言えば、丹那トンネルを題材にした「闇を裂く道(吉村昭)」もしかり。発散しがちな内容をどうやってまとめていくかは最後の詰めで大事ですが、私の中では、これまでの見学会の集大成としての位置づけのように感じます。
そう見ると、特に発電の部分は素人だということに気づかされて、まだまだ勉強です。
上記の見学会の全てを一緒に経験した元上司の横浜国大の細田先生は、土木史の授業を受け持ち、文系の学生も含めた約200人の学生を相手に講義をしていますが、私もその気概でやっています。
原子力発電所などのセンシティブな所も、避けて通れませんが、これも横浜国大元教授のT先生から紹介を受けた、松永安左衛門の「爽やかなる熱情」でも語られている東京電力の誕生と大きく関係しています。そういう歴史経緯からも含めて、地震・津波の話もできるでしょう。そう考えると、私が欠席した浜岡原発の防潮堤の見学なども、行きたかったと今になって思います。
火力発電所は、まだまだ語るところまでは達していませんが、コンクリート系では、フライアッシュなどを切り口に、広げていきたいと思います。
土木工学は総合工学だというのはまさにそうで、今回は電気という観点から、土木工学や世の中を切り取って、技術者として何を知り、どう考えるべきなのかを提示していきたいと思っています。
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