2ヶ月振りのブログ更新となります。目の前のこと(第一領域)に追われるだけの日々ではなく、自分なりには、第二領域(急がないけれども本当に大切なこと)のこともこなしてきたと思いながら、とにかくやるべき事が多く、突っ走ってきた数ヶ月でした。
時間を確保するために、いくつか行きたかった出張をキャンセルすることで時間を確保して凌いだことも数回ありました。そういう意味では、やっぱりいくつか間引いていることになりますね。
自分で動こうとすると、結局は破綻するので、周囲(研究であれば、研究室の学生を育てること、周囲の研究者と連携すること)と上手く連携や分散しながら行う必要があり、それをひしひしと実感した数ヶ月でもありました。
そして迎えた、12/26(金)は、研究室の学生と忘年会。しゃぶしゃぶ食べ放題に行きました。久しぶりに肉を腹一杯食べ、彼らとも話しました。こうやって立ち止まる事の方が、大事なんだなぁと、改めて思いました。
さて、1年の反省会をしようかと思いつつ、やめました。というのは、少し前に、出典は忘れましたが、私が情報源の一つとしている理系の大学の先生の発言ですが、研究室の忘年会では「反省は一切しない、ただ1年間の自慢を披露する、周囲の人は批判せず、ひたすらそれを褒める」ということを実践している(または今年実践した)というのを読み、心に残っていたからです。
日々の反省は、普段のゼミでも少し酸っぱく話をしていたところもあり、今回は、試しに実践してみようと思いました。
すると、なかなか、出ない。出ても、つい、反省点も話し始めてしまいます。反省は、ここではルール違反。とにかく、自慢と褒める、の会なのです。
私は、次の自慢をしました。
1)体重を6キロぐらい落とした。
2)いくつかの研究助成金を獲得し、研究を進めた。(正確には、前年末に出した申請書が今年になって採択されたのだが)
3)特許を申請した。
4)家族で、山登りを再開した。
ふぅ。なかなか、無批判に自慢することは難しい、ということを、私も含め各人が認識しました。これは、一種の、罰ゲームでもあり、苦行です。出来なかったことを反省した方が、忘年会っぽくしまりが良い話が出来るので、まだましです。自慢会は、裏を返すと究極の反省会なのだなということに気づきました。
反省というのは、表面的には後から何とでも言えるけれども、自慢というのは蓄積がないと厳しい。つまり、年末に華々しい自慢をするためには、1年間日々反省することに繋がるのではないかと。
ということで、皆さんの団体でも、自慢会、いかがですか。ルールは、一切反省しないこと、褒めること。うーん、難しい。
2014年12月30日火曜日
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