NEXCO西日本が開催するその記念祝賀会に、お祝いメッセージを寄せて欲しいという依頼があった。それが、50文字でお願いします、とのこと。ツイッターでも140文字なのに、厳しい、と思いながら、是非と引き受けた。依頼文を見ると、おめでとうございます、などの言葉は省略をしてください、とのこと。
工事期間中これまでお世話になった6年間に対して心を込めてメッセージを作りたい。他の方にも多数依頼をしているとのことであるが、高専という立場は私だけであろうから、オンリーワンのことを伝えたい。この会がどういう場なのかわからないが、道路にだけでなく、「携わられた土木技術者」に向けた感謝のメッセージも送りたい。適切なキーワードも入れたい。さらには、一般にはそういう見方はしない、という意外性も入れたい。まあ、目立ちたいわけだ(笑)。
そういう思いを込めて考えた。
考え抜いた結果、以下の文章にした。
道のストック効果だけでなく未来を担う学生・子供達に建設技術・技術者の姿を焼き付けたフロー効果にも深謝
香川高等専門学校 建設環境工学科 准教授
林 和彦
ぴったり50文字。49文字ではダメですか→自分自身が許しません。
この文章を読んだ方々がどう感じたのかはわからない。最近はフロー効果(工事で地元が潤う)だけでなく、ストック効果(道路の整備後の利便性向上)が大事だと言われて久しいが、それが行き過ぎて、フロー効果も大事とは余り言いにくい気もしている。ただ、土木工学を目指して勉強する学生は、身近に工事がないと、自分自身のキャリア形成、ロールモデルを実感しづらいのではと高専に赴任して強く感じた。そういう人財を育てるというフロー効果もあることを発信したい。
さらに、この50文字を教材に、1コマの授業はできるだろう。
さらに、この50文字を教材に、1コマの授業はできるだろう。
さて、その後高松自動車道工事事務所の広報から、「ぶらり東讃道」という広報の最終回Vo.26において、上記のお祝いメッセージを掲載して良いかと連絡があり、それも快諾。サンプルを見せていただくと、他の方のメッセージは軟らかい文章だったので、編集の過程で、「いたします。」を後ろに追記した。こちらは、厳密な50文字の制限はない。その号は既に発刊され原紙は戴いているが、pdfの公開はまだ完了していないとのことで、完了次第、このブログにリンクを貼りたい。
追記:
当該pdfへのリンク
四車線化完成を扱ったページ
追記:
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四車線化完成を扱ったページ
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