2012年6月28日木曜日

幸せの青い鳥

コンクリートの耐久性を測定する装置、表面吸水試験の改良を重ね続けてきましたが、ほぼ最終版となろう、小型化バージョンが、形になってきています。このデビューを、来月のベトナムでの測定で行う予定です。

基幹になるある部品を探していたのですが、なかなか、ありません。事前リサーチの結果ありそうだったので、絶対見つかる、という信念の下、フライングで小型化の開発を開始して、最後のネックになっていました。私の思うスペックは、世界中にも無いのではないか、と思うほど。 唯一探せた日本の2社の2機種は、まだまだ性能が足りませんでした。

諦めかけたところでしたが、最終的に見つけたのは、我が家にあった、息子が使うある医療機器に組み込まれていた部品でした。気になってその機器を分解して、部品のメーカーが判明し、問い合わせて特別譲ってもらいました。その部品自体は、製品として一般販売していないので、これまで気づかなかったのです。

今日、届いた部品の性能をチェックしたところ、期待通りの性能が出ました。数年かけて開発してきた機械の主要部品が、数年前から我が家にあったなんて、これは、偶然なのか必然なのか。

この表面吸水試験を、日本だけでなく世界中に普及すべく、開発を行っています。売れることが目的ではなく、これを使って、世の中のコンクリートが良くなるように。子孫に良質なコンクリート構造物を残すように。

この部品の組み込みがうまくいけば、研究パートナーだけでなく、私の家族も間接的に関わることになり、それはとても名誉なことと思っています。



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