2011年12月5日月曜日

従量制

従量制料金は使っただけ払えばよいので、一般には有効であるが、結構落とし穴もある。今周辺でも導入している某無線データ通信サービスであったり、皆が当たり前に使っている携帯のパケット定額等が、まさにだまそうとしているとしか思えない。

今時、ひと月に10MBまでは従量制で、それ以後は最大料金というのは、ユーザー側には現実的にありえないと思うだろう。しかし、カタログやCMでは、それがまかり通っている。実際には、●パケット、という風にオブラートに包まれているが、それが、PCであれば1、2回のメールの送受信分に相当し、携帯メールであれば写真のやり取りを数回繰り返せば、それに近い容量にはなろう。

パケットについて、もちろん、それが対象になるような使い方をする人もいるかもしれないが、エンジニア的に考えると、それで恩恵を受ける人が一体何パーセントいるのかというところだろう。

嘘ではないし、恩恵を受ける人がいるのはわかる。でも、恩恵を受ける対象者が少ないのに、これだけ大々的にPRして、バランスが悪いのが、私の印象を悪くする。



似たようなことは日々の生活にもあって、例えば研究であれば、きわどい質問への回答として、●●もやっています、という答弁をすることもある。その際、嘘ではないが、ちょっとでも効果があることを、その影響範囲等を特に『示さない』で回答することで、あたかも有効のように感じさせることもあろう。

本質を見極められる力が問われている。特に数値データは、見破る力がないと、振り回されるので怖い。

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いきなり何でこんなことを書いたのかというと、先ほどクリーニング屋に取りに行って、その近所にあるソフトバンクショップに行き、スマートフォン機種変更の説明を聞いたから。 私の携帯の故障に続き、妻の携帯も調子が悪くなり、今夫婦間でスマフォの話題が盛り上がっているので。

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