今日の一日を振り返ってみる。
8:30~ 直後の打ち合わせ資料の最終確認(昨晩自宅で3時間、今朝30分の検討を経て)
9:00~ 学内打ち合わせ1件。
9:30~ 大学の公用車を借りて、学生3人と港湾空港技術研究所へ。途中、20分ほど空きができたので、ペリー上陸の地を見学。
11:00~ 技術者と打ち合わせ。20分程度で終わり、帰りに所内の海水循環装置を見学。
11:45~ 帰路。久里浜の海鮮を食べたいところだったが、直後に研究室ゼミがあるので、マクドナルドのテイクアウトで運転しながら車中昼食。
12:40 帰着。
13:00~16:00 研究室ゼミ。4年生の発表で、年内最後のゼミでもあったので、心なしか教員全員の口調は厳しいものの、個人を責めているのではなく、これからどれだけ伸びるかを考えてのこと。
部屋に戻ると、学生の立ち話の打ち合わせが3件ほど。
17:00~18:00 表層品質研究関連のグループミーティング。
18:00~18:20 メールの確認など。学生との作業を19時から行うこととして夕食を食べようとしたら、たまたま実験室に寄ると、学生からたくさんの質問があり、終わると結局18:45。コンビニに駆け込んでおにぎりをほおばり19時。
19:00~20:20 共同研究センターをレンタルした実験室(別棟)で電気配線作業。先日の変圧器の結線について、専門性が要求されるので有資格者である私が行う。もちろん安全上の配慮で、学生が端子に触れないような簡単な処置を行っている。その過程で、部屋の分電盤に配線されていたテーブルタップの配線がおかしいことがわかる。グラウンド(E)にニュートラル(N)が結線されており、知らずに動かしたら、他の機器にも電圧がかかり大変なことになるところだった。この実験室は今年度借りはじめて、実験の実績は浅かったのが幸いした。今気づいたのは幸いだった。
20:40~21:30 供試体の固定に関するアドバイスが求められたので打ち合わせ。
21:30~22:40 近いうちにコンクリート打設をする予定の学生と、型枠製作に関する詳細打ち合わせ。その後、研究内容についても話が広がり、その中で、ひとつの実験手法が思い浮かぶ。
22:40~ やっと自分の時間ができたので、明日の研究会や、別の仕事について検討を開始する。
慌しい一日だったが、対応する学生も、この時期になって火がついてきたのか、私にアドバイスを求めてくる学生は真剣そのものであり、充実していたと思う。
もうひとつ。11月後半からの忙しさの連続で、溜まっていた(人を動かして進めなければならない)とあるプロジェクトが動けていなかったのを、今朝一番のミーティングで目処がついたので、本当に久しぶりに心が晴れ晴れとしていた。この3週間は、そのプロジェクトのことが頭にありつつも、別の仕事に追われて無視し続けていて、心のわだかまりで一杯だったのだ。そのつっかえが取れたことは大きい。早めに芽を摘むべきだったので、その点では反省。
ここ数日、学生の実験系の面倒を見ていると、プロジェクトの最適化問題がうまくいっていない例を目にした。本質的なボトルネックが見えていないと、結局は忙しいだけで遠回りしていることになる。何が本当のボトルネックなのか、見つけなければならない。最適化問題のビジネス書、エイリアフゴールドラット博士のザ・ゴールのシリーズが詳しい。
明日は午前中は関東から集まる助教勉強会、午後は横国研究会、そのまま懇親会へ突入しt、翌朝は早くから西千葉の現場調査。まだまだ追われる日は続く。
2010年12月20日月曜日
2010年12月17日金曜日
人間味のあるやりとり
実験で変圧器が必要となり、通常の業者注文では1週間はかかるので、立替購入を検討した。ホームセンターには無いとの回答だったので、東急ハンズ横浜店に電話してみると、昔は置いていたが今は取り寄せなので在庫はないという。急ぎで欲しかったのでと断って電話を切ろうとしたら、「お急ぎのようですが、もしかして横浜にお住まいではありませんか」と切り出してきた。「実は石川町(横浜市内)にミニ秋葉原電気街のような電気パーツショップがあり、確か取り扱っていたと思う」と紹介していただいた。結局はその店は利用しないことになったが、そもそも、そのような電話のやり取りをする店員さんに脱帽してしまった。なんと人間味、やさしさに溢れた方なのだろう。直接は店の利益にならないけれども、お客さんのニーズにこたえようとする姿勢はすばらしい。ハンズは、細かい専門のこともわかる技術者をお客様係として雇用していると聞いたことがあるが、多分、その店員(声から、ご年配の男性)も、昔は電気の技術者でそういうパーツ情報に詳しいのではないか、と想像してしまう。
私は、実験を進める上で全国のマニアックな店に電話することは多い。そこでは、一般客だけれども、名乗るようにしている(ただしハンズのような大店舗では、通常は名乗らない)。それは無意識のうちに、上記のような人間味のある対応を期待しているところもある。過去に、やっぱりどうしても急ぎで電話した際に、こちらの事情を説明したら、何とか間に合わせますといって、その日のうちに送ってもらったことも多々ある。
ネット注文の場合、ネットに出ている納期の記述だけ見て、OK、NGを判断する人は多いだろうが、急いでいるときは電話に限る。そんなの当たり前だろう、と思う人もいるだろうが、最近、特に学生はそうでない事が多いようだ。
研究室の事務連絡は、殆どメールにしている。そうでないと破綻してしまう。ただし何でもメールがよいと思っているわけではない。口頭で注文の依頼をもらっても、「忘れそうだからメールも後で送っておいて」とお願いをすることがある。しかし、それは口頭で連絡するな、ということではない。最近、今朝風邪を引いたからとメールで欠席の連絡を受けることが多いが、欠席連絡くらいまずは電話で話すことが必要だ、と思っている。混同してはならない。
私は、実験を進める上で全国のマニアックな店に電話することは多い。そこでは、一般客だけれども、名乗るようにしている(ただしハンズのような大店舗では、通常は名乗らない)。それは無意識のうちに、上記のような人間味のある対応を期待しているところもある。過去に、やっぱりどうしても急ぎで電話した際に、こちらの事情を説明したら、何とか間に合わせますといって、その日のうちに送ってもらったことも多々ある。
ネット注文の場合、ネットに出ている納期の記述だけ見て、OK、NGを判断する人は多いだろうが、急いでいるときは電話に限る。そんなの当たり前だろう、と思う人もいるだろうが、最近、特に学生はそうでない事が多いようだ。
研究室の事務連絡は、殆どメールにしている。そうでないと破綻してしまう。ただし何でもメールがよいと思っているわけではない。口頭で注文の依頼をもらっても、「忘れそうだからメールも後で送っておいて」とお願いをすることがある。しかし、それは口頭で連絡するな、ということではない。最近、今朝風邪を引いたからとメールで欠席の連絡を受けることが多いが、欠席連絡くらいまずは電話で話すことが必要だ、と思っている。混同してはならない。
2010年12月6日月曜日
走れ
土曜日は、母校、香川県立高松高校 山岳部の関東支部の忘年会に参加した。関東支部としては、例年10名程度で定例の会を開催していてそれはそれで楽しいのであるが、固定メンバーになってしまっていることが心残りだった。年齢を重ねてきた今、この会を異業種交流として私にとってかけがえの無い会に位置づけている。固定メンバーの最年少が31歳(私は下から2番目)という、異常な事態になっていることで若手が育たないことも喫緊の課題だった。よって、その組織の中で私が主体性を持って、良い方向に改善したかった。
4月に一度挫折してしまったのだが、秋に一念発起してOB会会員のうち関東に在住する人80名に往復はがきを送ってOB会開催の旨を周知したところ、私の呼びかけの文章に心を動かされた(言いすぎ!)方からも返事を頂いた。都合のつかなかった人もいて、結果として、今回初めて参加した方2名を迎えて、計13名の会となった。
新メンバーには、土木の方(日本中で有名な現場の所長)、医学-政治の世界で文字通り世界を飛び回っている方もいて、これまでに加え、より一層、議論の幅が広がったと感じている。
同じ部活の先輩後輩と言うことで、その方のお一人から、私の研究者としての姿勢、取り組みに対して、厳しくも真っ当なご意見を頂き、浮かれた、井の中の蛙の自分を改めて別の角度から認識した。正直に嬉しい。こういう話が1回の会で醸成されることも、年代は違っても同じ釜の飯を食べた仲間というのが大きい。
全ては往復はがきを送ることを実践したことから始まった。主体的な行動のみによって、道は開ける。
そして、工学者、技術者としてきちんと頑張ること、それに尽きる。もっとがむしゃらに。この日記についても、中途半端に情報発信しているようではいけない。だらだらと文句をたれることが目的でないし、本心でないので、その目的に沿ったことを書くべきである。
4月に一度挫折してしまったのだが、秋に一念発起してOB会会員のうち関東に在住する人80名に往復はがきを送ってOB会開催の旨を周知したところ、私の呼びかけの文章に心を動かされた(言いすぎ!)方からも返事を頂いた。都合のつかなかった人もいて、結果として、今回初めて参加した方2名を迎えて、計13名の会となった。
新メンバーには、土木の方(日本中で有名な現場の所長)、医学-政治の世界で文字通り世界を飛び回っている方もいて、これまでに加え、より一層、議論の幅が広がったと感じている。
同じ部活の先輩後輩と言うことで、その方のお一人から、私の研究者としての姿勢、取り組みに対して、厳しくも真っ当なご意見を頂き、浮かれた、井の中の蛙の自分を改めて別の角度から認識した。正直に嬉しい。こういう話が1回の会で醸成されることも、年代は違っても同じ釜の飯を食べた仲間というのが大きい。
全ては往復はがきを送ることを実践したことから始まった。主体的な行動のみによって、道は開ける。
そして、工学者、技術者としてきちんと頑張ること、それに尽きる。もっとがむしゃらに。この日記についても、中途半端に情報発信しているようではいけない。だらだらと文句をたれることが目的でないし、本心でないので、その目的に沿ったことを書くべきである。
2010年12月1日水曜日
峠は越えたか
またもやバタバタの数週間が過ぎました。心休まる時間が無く、目の前の処理以外は結構放っていました。色々返事が遅くなっている件については申し訳ありません。
昨日、2日間の現場調査を終え、色々追われている事に限っての山は過ぎたように思います。これから午前中に現場の片づけをしたら、色々と溜まった処理ができそうに思います。
本を読むことと日記を更新することが削られていたので、これはすぐに改善します。
その中でも、主催している助教の勉強会は一応先週の土曜日に開催がこぎつけられて、これは私にとってはタイムリーな発表を聞いて議論ができたことは、忙しい中に開催と参加した意義がありました。関係者、特に土曜日に子供の面倒ができなかったことに対して家族に感謝。
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