2015年4月5日日曜日

やっぱり教育

高専に着任して、2年が過ぎ、3年目です。

2年目の昨年度は4年の担任もしました。初めての担任業務で戸惑いながら過ごした1年間だったと思います。反省点も多々あるとともに、終わって初めて、充実感もありました。授業では2年目に初めて担当する科目や主担当になる科目もあり、それを回すので精一杯だったと思います。

2年間で校務の一通りを経験したことで、高専教員として一回り大きくなったというかやっとスタート位置に立ったような新鮮な気分で新年度を迎えています。

今年は、校務としては、学生主事補(生徒指導系)と専攻科委員を担当します。ヨット部の主顧問も2年目です。これらも、相当にヘビーだとは思いますが、振り回されないように、できれば自分でコントロールするべく頑張りたいと思っています。

授業に関しては、その多くはこれまで前任の先生の授業をそのままor参考にしながら行っていて、回すことで精一杯でしたが、今年から大きく改善を進めていきます。

その中で大きいのは、学生実験(構造実験)です。これまでのオーソドックスな、実験実施、レポート作成、提出、添削、というものを超えたものを作ります。私を筆頭に、2年目の助教の先生と、さらに今年赴任した先生も加えて、議論をしています。

その授業を通して学生が成長できたか、という観点、の実質化を図ります。

3月になってから具体的に熱い議論を交わしていますが、結局は、全ての授業に関係する普遍的なことを議論しているように思います。まずは構造実験を通して、改善を行ったことは、必ず他の科目であったり、高専内の他の先生にも波及する物と信じていますし、そうするべく作り上げていきます。

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