2016年2月14日日曜日

現場で

事件は会議室ではなく現場で、というのは使い古されたフレーズであるが、日々実感している。

コンクリートの品質確保というキーワードで活動をしているものの、実際の香川県においてどうやって地に足をつけて活動するかをずっと模索していた。

生コン関係では、生コン品質監査会議に関わらせていただいたのがきっかけで、色々な会社の方と意見交換をすることができている。しかし2年を終えようとしてもなお、しっくりこなかったのは、やはり私自身が製造の現場のことを理解できていないためである。監査の現場に立ち会ったり、工場に見学に行く、というだけではまだまだ。それで、最近ではあるテーマの下、コンクリートの完成後の品質を語るために、生コン製造工場にヒアリングを開始している。

まだ十分な数はこなしていないが、対話を通して、これまで気づかなかったこと、彼らの考え方を若干ではあるが知ることができたのと同時に、まだまだ知らないことが多いことがわかった。これに気づけたことを良しとして、しばらく続けたい。

同様に、建設会社、発注者にもコンタクトをとり、話をさせて戴いている。受け身だけでなく、こちらの持つ些細な技術情報も適切に投げかけることで、彼らのプラスの気づきにもなっているようで、嬉しい瞬間でもある。お互いに、WIN-WINの関係になりたい。

単に知識を増やすだけで自己満足してはいけないのだが、きちんと知識を体系化しつつ、確実にフィードバックしたい。

月並みな指摘ではあるが、それぞれの業種の方々が必ずしも異分野との、同業者との連携・情報共有できていないところが見られるので、その改善でだいぶ良い方向に行くのではないかと思っている。

東北地整でも運用されている、「目視評価法」と、山口県生まれの「施工状況把握チェックシート」は、上記の様々な業種の方々との対話にも活かされている。バックグラウンドは違えど、共通言語というか、共通認識ができるところが非常に面白い。


以下の読み物は、シリーズで続いているが、まだ読まれていない方のために、リンクを。

0 件のコメント:

コメントを投稿

排水の陣

1年半前、うちの高専のコンクリート系の教員の最年長になり、材料実験室の管理は私が中心となった。 管理方針としては、3つある。 1) 片付けをする ←整理以前にモノを捨てる必要があった。倉庫番(ファミコンのパズルゲーム→今は死語)すら成り立たず、まず捨てないと動かす場所が...